幼保無償化について思うこと

私は今、卒論にむけて子育て支援関連のことについて学んでいる。地域における子育て支援拠点も対象の一つである。主に施設を利用するのは0~3歳未満児の子を持つ家庭。ただ今年の10月から幼保無償化が開始され、3歳児未満も一部該当するという上っ面の情報だけ持っていた私は、拠点の利用者数が減るのではないかと思って、施設の方に質問した。「幼保無償化で、利用者数が減る可能性がありますが、どうお考えですか?」。すると、3歳未満児で幼保無償化の対象は非課税世帯、5%程なのだという。だから大した影響はないそうだ。

保育士をしている姉にも幼保無償化について聞いてみた。すると、「制度ばかりがどんどん出来上がっていってこっちの対応がなかなかついていかない」と言っていた。

幼保無償化で救われる家庭がいることは事実だ。実際、素晴らしい取り組みだと思う。ただせっかく変えるならもっと大胆に変えることは出来なかったのだろうか。中途半端に変えるのならば、むしろそのままにしてひたむきに頑張っている保育士や幼稚園の先生の給料を上げるべきではないか。誰のための制度なのか。まだあまり詳しくないので深くは言及できない。これから調べていって考えていきたい。

今後の記事の質向上のための資金として使わせていただきます!