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人間味が垣間見える各Jリーグクラブの日程発表

Jリーグ2024シーズンの開幕は2月23日。

開幕カードは2ヶ月前の12月23日に発表されたものの、日時も未定だったことからサポーターから多くの意見がSNS上でも見受けられました。その結果、日程発表の3日前にJリーグはSNS公式から説明投稿を発信。事情を詳しく綴った投稿は140文字を大きく超えて、X上では異例となる長文による投稿で多くのサポーターが集う場所に自ら説明に伺った形となりました。

そしてついに待ちに待った2024シーズンの日程発表は1ヶ月前の今日の17時。この発表に各クラブがどうXで向き合ったのか。まずは発表前の各クラブの公式アカウントにはキャンプインしている選手たちのトレーニングの様子や新体制発表の振り返りなどのコンテンツに溢れ、”日程発表”予告という遊び心のある投稿はありませんでした。余談ですが、米国スポーツ界では日程発表が各組織のアイディアの見せ所合戦になっていることから前日から発表を盛り上げるところも多いです。

いよいよ発表の時刻となり、まずはリーグ公式を見ると17時1分に開幕カードの日時、場所を含めたグラフィックで投稿。

17時が過ぎてからも投稿がないクラブもまだ多かったですが、徐々に日程決定の投稿が上がってきました。

壁紙でダウンロード可能な仕掛けをするクラブも多く、リンクだけのクラブもある中、ジュビロ磐田は横と縦長バージョンを立て続けに投稿。ただ”中の人”として最も悔やまれる2023シーズンと明記してしまう凡ミス。こういうミスは仕方がないですが、おそらく今年最も大切な投稿の1つだけに悔やまれます(17時15分で2024年明記版が再投稿されていました)。個人的にも同様なミスは何度もありますので、テンパった担当者の様子が伺えます。

FC東京や川崎フロンターレも同様に縦長バージョンも掲載。FC東京は17時18分に投稿と他クラブよりは少し遅め。

17時ちょうどまたはその直後にも多くのクラブが見やすいグラフィックで発表し、横なのか縦なのかはそれぞれ。ちょうどに投稿したクラブはおそらく予約投稿も駆使する中、微妙な誤差の1分、3分遅れなどは他やリーグ公式の様子を見たあとに投稿、またはミーティングや移動中でちょうどに出来なかったのか。それぞれの広報さんの様子も想像してしまいます。

多くのグラフィックで彩られる中、逆に印象に残ったのは学校の配布物風なコンサドーレ札幌。シンプルです。

柏レイソルも比較的なシンプルなグラフィックでした。

そしてサンフレッチェ広島、セレッソ大阪や京都サンガF.C.など30分を過ぎても投稿がないクラブもあり、J1全クラブを確認したところ動画を駆使した大々的な発表をしたところはありませんでしたが、何分に投稿したのか、どのようなグラフィックを駆使したのか、ちょっとミスが出てしまったところなど色んな顔が見えた気がしました。クラブ公式でも運営するのは人間。その人間味が垣間見えた日程発表でした。

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