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選手アナウンスで繋がる富山とワシントンD.C.

現地3月2日のメンフィス・グリズリーズ戦にワシントン・ウィザーズは本拠地でキッズデーを開催しました。

このキッズデーのスポンサーにはアメリカのスーパーマーケットチェーンであるGIANT。そしてチームストアでは25%オフの割引でキッズのアパレルが購入出来る企画も実施。

この日は6歳の子が国歌斉唱を担い、9歳でラップを歌う子がパフォーマンスをするなど子供が主役の日!

さらには9歳のジャーナリストによるロビン・ロペス選手のインタビューも試合前には行われ、公開されました。

このキッズデーの企画が進む中、日本にも多くいるウィザーズファンのキッズを巻き込むことは出来ないかと。この話題になったのがイベント開催の一週間前の話。

言語や表現法の壁があると適切なコンテンツも限られてくる。そこでスタメン出場選手のアナウンスが挙がりました。この企画自体は行われる予定でしたが、日本人選手である八村塁選手には日本人キッズに読み上げてもらう。これは一番可能性があるのではないかとなりました。

さあ候補者をこの短期間にどう探すか。適当に誰かを選ぶのではストーリーもない。でも時間もない。

そんな中、頻繁にエゴサーチをしていたことから出会ったある写真を思い出しました。撮影ロケーションも富山。この時点では全くこの写真に秘められたストーリーは知りませんでした。

こちらからメッセージを送らせていただき、八村塁選手が卒業した奥田小学校に通っていることが判明。そうです偶然から生まれたストーリーでした。

ご理解のある中嶋さんと娘の桜子さんのおかげで実現したことは間違いないのですが、富山からワシントンD.C.へと繋がる嬉しいコンテンツとなりました。これには八村塁選手もコメント付きでリツイート。

さらには690万人のフォロワーを抱えるESPNのNBAアカウントもこのスタメン発表をコメント付きで投稿。大袈裟な表現にはなりますが、富山から世界へ繋がった形になりました。

選手にとっても、関わってくれた皆さんにとっても嬉しい企画になったのであれば企画側のチームにとっては最高に喜ばしい形です。そして話はここでは終わりません。主に富山県内のニュースを報道する北日本放送では夕方のニュースで桜子さんのインタビューを含めた試合のニュースが報じられ、北日本新聞でも写真付きで紙面を飾りました。

この日試合は残念ながら敗れ、スポーツチームの宿命ですが負けた日にメディアにはネガティブな話題が多く挙がります。ですが試合結果に左右されないコンテンツ。これこそが今後もっと必要になってくること。何故なら試合の勝敗は私たちにはコントロール出来ないから。

スポーツチームの人気や盛り上がりは勝敗と連動する。こう思う人も多いかもしれませんが、必ずしもそうではない。そう信じて今後も様々な企画を実現できるように。

そしてこのような偶然から生まれるストーリーには皆さんの投稿も必要です。ぜひハッシュタグ #ウィザーズを使って、今後も様々な投稿をお願いします。

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