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ダウ90000第6回演劇公演「旅館じゃないんだからさ」の感想
感想記事なんていつ書いても自己満足に過ぎないので、たぶん多くの人には読むに堪えない駄文です。それでも公演を観て、今日のうちに文字に残したかった気持ちを「感想」と呼んで書いています。
ダウ90000を初めて知った日
僕が初めてダウ90000を知ったのは、2011年の7月。
当時、すでに社会人だった大学の同期がなぜか、深夜に僕の家に遊びに来た日のこと。『ダウ90000ってのがいま業界で話題らしい』
もっとも偉大な科学者は誰だとおもいますか?
「もっとも偉大な科学者は誰だとおもいますか?」
ふだん職業として自然科学の研究をしているためか、この質問はいろんな人から何度も聞かれたことがあります。僕の中でこの答えはひとつに決まっていて、「ニコラス・コペルニクス」です。
もちろんこれには明確な理由があるのですが、
ただ名前を聞いて、『コペルニクス、何をしたひと……?』という感想を持つ人もそう少なくないと思います。パッと顔の浮かぶ学者じゃない
人生はモジモジくんなんだよ
「人生はモジモジくんなんだよ」
5年ぶりにあった友人が酒の席で残した台詞です。
正しくは、モジモジくんに登場したミニゲームの「脳カベ*」のことを指して発された言葉なんですけど、この言葉、アホっぽさと真面目さが絶妙な塩梅の最高傑作なんじゃないかなと思ってます。思い出すたびに大好きな言葉。
この言葉のメッセージ自体はしょうもなくって、薄っぺらいです。
「未来はどんな形で自分に訪れてくるか分からない
夜更かしするなら日記を書くといい
どうでもいい話ですが、最近どうも眠れない日が続いています。そのぶん起きるのは遅くなって、ひどいときは目が覚めるのがお昼過ぎになってしまうので、「朝から起きていました顔」をするのだけが日に日に上達しています。
なんで眠れないのか。うーむ、と考えたとき、「まだ今日という日にやり残した気持ちがあるから」というやつです。そして、そんな気持ちを解決するには、1日の最後にいまいちど、自分が今日なにをしていた
酒の席で”天文学者”に出会ったら
僕はふだん、大学で宇宙についてあれこれ研究するお仕事をしております。いわゆる”天文学者”と呼ばれる職業です。この仕事についてもっとも厄介なのが、
「職業の質問を、居酒屋で隣の席のお客さんに聞かれる」
というシチュエーションです。自分の仕事を伝えると、相手のリアクションはいつも次のどちらかです。「すごい、格好いいですね!」のような驚き顔の反応か、「あ、あぁ…難しそうですね。」のような困り顔の反応
1000字足らずの文体練習
「文章が上手く書けるようになりたい。」
昔から、ただ漠然と、魅力的な文章を書く人に憧れていました。一度読んだ途端、その人をもっともっと知りたくなるような文章を書く人に。
僕はふだん、大学で宇宙についてあれこれ研究するお仕事をしております。いわゆる職業「物理学者」と呼ばれる、29歳の若手研究者です。我ながら、肩書はカッコよさそうですよね。
研究者という仕事は、自分の研究の魅力を文章にして伝えな
僕が研究者になろうと思ったのは。
『いま博士課程進学率が下がっているのは、博士課程についてネガティブな投稿がSNS上に溢れているのが原因だ!』
そんなお話を最近見かけました。
この原因が本当の話なのかは置いといて、そもそも僕はなんで研究者になろうと思ったんだろう?そう考えると、未来の誰かのために、僕が研究者になろうと思った経緯を記すのも大切な仕事なのかな。そう思い、このお話を書くに至りました。
1000文字程度の短いお話なので
それ実は僕、めちゃくちゃ好きなんですよ
突然ですが、僕は好きなものに好きと伝えるのがとても下手です。好きな作品などに向けて、広い意味での“好意”を伝えるのが下手です。たぶん反対に“好意”を雰囲気やちょっとした仕草で間接的に上手に伝えられる方が「愛嬌のあるひと」だと思っています。
僕は愛嬌のようなものは持ち合わせていなければ、気の利いた褒め言葉も持ち合わせていないので、「素直に伝える」という一本槍で生きてきました。いいなと思ったものに『