清掃センターの火災対応について
今年3月28日、リチウムイオン電池等二次電池(=充電式の電池)が原因と思われる火災が発生いたしました。多くの方にご心配とご不便をおかけいたしました。
このたび、清掃センター火災に伴う改修費や今後の充電池の回収に関連する予算について三条市議会の承認をいただきました。
少し長くなりますが、今後の三条市の対応やかかる費用についてお伝えいたします。
1.今後の回収
清掃センターでは、不燃ごみとしても回収していない充電式の電池を含む製品が多く処分されています。
最近では、電子タバコ、電話の子機、携帯ゲーム機、電動シェーバー、携帯電話・スマートフォン、デジタルカメラなどが頻繁に見つかっております。
このたび、火災の発生を防ぐため、三条市として充電式の電池の回収を開始することといたしました。
(1)市内19か所で回収開始(7月1日~)
2022年7月1日より三条市内の次の19か所において、充電池の回収ボックスを設置いたします。
厚生福祉会館
中央公民館
三条東公民館
嵐南公民館
井栗公民館
本成寺公民館
大崎会館分館
中央公民館保内分館
大島公民館
総合福祉センター
栄庁舎
かんきょう庵
下田庁舎
下田公民館
下田公民館森町分館
ウェルネスしただ
諸橋轍次記念館
コメリパワー三条生活館様
マルイ大崎店様
お手数をおかけしますが、電池部分(電池パック)をご自身で外していただき、電池部分のみを回収ボックスにお出しください。
電池を外した残りの部分は、次の施設に設置しております小型家電の回収ボックスにお出しください。
厚生福祉会館
中央公民館
三条東公民館
三条市総合福祉センター
かんきょう庵
栄庁舎
下田公民館
諸橋轍次記念館
コメリパワー三条生活館様
マルイ大崎店様
(2)充電池回収日を設けます(11月下旬~)
三条市では、これまで年2回(5月・11月)、乾電池や蛍光灯の回収日を設けておりました。
今年の11月分より、これに合わせて充電池の回収も年2回実施いたします。
こちらも19か所の回収ボックスに出すときと同じく、お手数をおかけしますが、電池部分(電池パック)をご自身で外していただき、電池部分のみをお出しください。
(3)現行の5店舗での回収は継続します
次のマークがある小型充電池のうち一般社団法人JBRCの会員企業の電池は、同社団法人のリサイクル協力店において無料で回収しています。
三条市では、次の5店舗に回収のご協力をいただいております。
ヤマダデンキテックランド三条店様
ケーズデンキ三条東新保店様
パナ・コスモス イシマル様
電器のアキバ様
イオン三条店様
こちら5店舗での回収は継続して実施する予定です。電池部分(電池パック)をご自身で外していただき、電池部分のみをお出しください。
2.清掃センター改修に伴う費用
今回の火災に伴う清掃センターの改修費用は、約2億300万円を予定しております。
この約2億300万円の内訳は
(1)応急復旧:489万円
(2)被害調査:1,485万円
(3)本復旧:1億7,551万円
(4)排煙窓・屋内消火栓設置:811万円
などです。
このうち本復旧費用については、基本的には保険で賄えるよう折衝しております。
また、清掃センターでの不燃ごみ処理再開までの間の処理費として別途約425万円を予定しております。
3.さいごに
充電池そのもの、充電池入りの機器は、今後も不燃ごみとして出すことはできません。
充電池を原因とする火災が今後は決して発生しないよう、みなさまのご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。