「哲学者タレスから学ぶ「言葉」の大切さ」 No.13
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2021年1月16日 「DAYONE日記」No.13
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。
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ギリシャのタレスはご存知でしょうか?
私も最近本を読んで知りました。タレスは、紀元前6世紀頃にいた哲学者であると同時に天文学や測量術にもたけており日食を予言した人物です。今回はその話をさせて頂きます。
紀元前6世紀頃でいえば、日食が起こるのは神の怒りだと信じていたのです。確かに科学的な根拠がなければ、太陽が月と重なって暗くなることは怖いことだと思います。
だから、当時の日食は宗教的な意味合いが強く、神の怒りとして皆信じていたのです。当時は、自然現象と宗教を紐付けいたのだと思います。
それを科学的に予言したのがタレスです。
天文学者であるタレスは日食の日を予言して見事的中したのです。これは想像ですが、皆本当に驚いたと思います。
なぜなら、それまで神の怒りだと信じていたものを見事的中させたからです!
ずっと神の怒りだと思い込んでいた人たちからみれば、青天の霹靂です。まさにパラダイムシフトだと思います。
今回、たまたまタレスを紹介しましたが、このパラダイムシフトは、色々な場面であるということです。
今まで見ていたものが、ガラリと180度変わるということです。
私も昔ですが、ゲームは家でやるものだと思っていましたが、ゲームボーイが出来て持ち運びができる。この時に衝撃を受けた経験を今でも覚えています。
大事なことは、物事の考え方、事象の捉え方は様々ですが、それは全て主観的に捉えているということです。別の言い方をすれば、人によって考え方や事象の捉え方が違うということです。
タレスの例でいえば、
皆は、日食を神の怒りであるということ
タレスは、日食は自然現象であるということ
こういうことは日常生活に沢山あるはずです。
仕事でも、ある人は適当にやって金をもらえればいいと思っている人もいれば、一生懸命やることご仕事だと思っている人もいる。
つまり、言葉の定義が人によって違うということです。
それを理解して日々生活するのと全く理解せず生活するのでは世界の見え方は変わるはずです。
だから、できる限り自分なりに定義づけしながら、相手の定義も考えてみる。これだけでも、コミュニケーションの仕方は変わると思います。
私も出来る限り、定義づけしたいです。
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