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「毎日、信用残高を積んでいきましょう!!」 No.90

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2021年4月1日 「DAYONE日記」No.90
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。
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本日は、コミュニケーションにおける信用について考えます。

人間関係において、深まっていく場合とあまり深まらない場合があるように思えます。

その違いは?

それが信用ではないかと思います。
その相手のことを信用すると、こちらも安全な感覚(心を開くイメージ)を持って接することができるから、深くつながっていきます。

一方で、相手のことがあまり信用できない場合、常にこの人は大丈夫かというアンテナをはりながら、警戒心(心を閉ざしているイメージ)をもって接するので、関係性が深まらないのです。

そう考えていくと、コミュニケーション、人間関係というのは、信用残高を積んでいくということだと思います。

そして、この信用残高というのは、目に見えないものであり、誰がどれだけ持っているか測ることのできないものです。

この信用残高は、円滑なコミュニケーションをすればするほど、自分という人間の振る舞いを良くすればするほど、増えていきます。

でも、逆に、減っていくこともあります。
そして、それは知らず知らずのうちに減ることが多いのではないでしょうか?もしくは、一瞬のどちらかです。

自分の振る舞いが横柄であったり、ネガティブな発言ばかりであったり、人に対して悪口を言ったりすると、自分の信用、つまり、価値を下げていくのです。それは、多分、本人も気づいていないことが多い気がします。

この話を考えた時に、私は、個人的にはカルロス・ゴーンを思い浮かんだのです。

日産のV字回復としてリバイバルプランを作成し、短期間で日産を立て直した敏腕の経営者であり、高いリーダーシップを持っているすごい人だと思っていた。

私は、学生時代にこのリバイバルプランをレポートをまとめてこともあったので…。

その後もカルロスゴーンは躍進を続けていましたが、不正問題を起点としたそれへの対応、振る舞い、言い訳により、今までの凄いと思っていた人物像から一気に見方が変わったのです。

それは、私自身の中でのカルロスゴーンの信用が一気に無くなった瞬間で、ショックでした。

それ以外にも、日々の中でこんな人はいないでしょうか?

少し人間関係が出来てきた途端、他人の悪口ばかりを言う人達です。他人の話、そして、文句や悪口ばかりを言う。一緒に聞いていると、こっちもだんだん嫌な気持ちになるのですが、当の本人達は、それを言うことがストレスの吐口になっているのかも知れません。

でも、そんな人達とずっといるとしんどいので、少しずつ心が離れていくということもあるのではないでしょうか?それが、信用を減らしていく、信用残高がなくなっていくということです。

そして、信用というのは、個人もあるし企業にもあるということです。

企業も、過去の人々の努力があって、今の自分達の営業基盤があるということです。それは、過去の人達が残してくれたその企業に対する信用なのです。そんなことを考えていると、今の会社で働けることに、そして、過去の人達に感謝の気持ちも湧いてきます。そして、自分もできるだけ、これからの人達のためにも信用という目に見えないものを残していければという気持ちにもなるのです。

つまり、構造的には、信用を積むというのは個人でも企業でも同じということです。個人の信用の集積が企業の信用になるということです。

そして、信用というのは、個人に紐づいているので、持ち運びもできる便利なものです。

仮に、自分が会社を辞めても、その人の信用がなくなるわけではなく、新しい場所でその信用を使うことができるのです。

そう思うと、信用はとても大事なのです。

そして、信用というのは、少しずつしか積んでいけないのです。いきなり、ある日突然、信用残高がマックスになりましたということはないのです。そして、それはお金でも買えないのです。

日々の自分の行動や振る舞いによって少しずつ積んでいくものになるのです。ただ、そのスピードを変えることはできるような気がします。それは、人格です。人格を磨くことで、人から信頼されるスピードは変わるはずです。

一度会っただけで信用してもらえる人もいれば、3回会って信頼してもらえる人もいる。その差は?

人格、人の良さということだと思います。 
だから、これを高めていけば、信用されるはずです。

例えば、京セラの稲盛さんであれば、稲盛さんは信用できる人だと私は自動判定されます。

つまり、信用を積んでいくことができれば、その人は何もしなくても、勝手に信用してもらえたりもするということです。

そう考えると、信用というのは、すごい力があるということです。

自分の人生を機嫌よく生きやすくするためにも、信用というものは、大事だということです。

そして…
「人として正しいことをやる」
「感謝の気持ちをもつ」
「コミニケーションを良くする」
「人のために(利他の心)」

そういったことで、意識すれば、それが行動や振る舞いに反映され、自分の人格形成につながるはずです。

そして、何度もいうように、それらは日々の積み重ねでしか積んでいけないのです。

だから、昨日より今日、今日より明日良くなっていくという気持ちをもって時間をかけてやっていくしかないのです。

毎日…

「誰にも負けない努力」
「一生懸命やる」

ということを意識して信用を積んでいく。これが良い未来になっていくと信じて頑張っていきましょう!!

・信用はお金で買えない。だから、毎日、時間を
 かけて積んでいくしかない。
・積み上げは時間がかかるが、減少は一瞬!

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