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試行錯誤するのも才能 #1313
お元気ですかー?
今日は「試行錯誤するのも才能」というテーマでお話ししたいと思います。PDCAなど、仕事でよく使われるフレームワークでも「試行錯誤」は欠かせないプロセスとして語られます。でも、実際に試行錯誤するのって簡単なことではありません。
試行錯誤はゴールへの道しるべ
PDCAに代表されるように、試行錯誤はゴールに向かう上で非常に効率的な手法だと言われています。確かに、机上でパソコンの中の情報で考え続けるよりも、とにかく実行し、試して、修正して、やり直すほうが成果につながりやすいです。
実際、頭の中だけで「これが最善の方法だ!」と考えていても、やってみると想定外の問題にぶつかることがほとんどです。それなら、まず動いてみるほうが早い。試行錯誤を繰り返すことで、ゴールまでの道のりが少しずつ見えてくる。まさに道しるべとなるのが試行錯誤のプロセスです。
試行錯誤は難しい
でも、頭ではわかっていても、試行錯誤が難しいと感じる人は多いはずです。実を言うと、僕もその一人でした。その理由は簡単です。試行錯誤には失敗がつきものだからです。
試してみて、うまくいかなかったところを修正するということは、つまり「最初から間違えることを前提に行動する」こととも言えます。これって結構しんどいですよね。失敗することを許せる自分でないと、試行錯誤を進めるのが難しいです。
僕は「まず動いてみる」ことが苦手でした。慎重にいじいじと考えてから行動したり、いや、行動するならまだしも、考えた末に結局行動しなかったり。試行錯誤の重要性はわかっているのに、失敗を恐れる自分が邪魔をしていました。
失敗する才能が必要
ここで僕が思うのは、試行錯誤には「失敗を恐れない才能」が必要だということです。僕が知っている「試行錯誤の鬼」たちは、失敗を全く恐れない人ばかりです。彼らはむしろ、失敗することで次に何をすればいいのかが見えてくると考えています。いや、失敗ともとらえていないと思います。
僕は、頭では失敗の重要性を理解していても、実際に失敗するのが嫌で仕方がありませんでした。でも、試行錯誤が得意な人たちを観察して気づいたのは、彼らは「失敗を恐れない才能」にあふれた人と、「失敗を再定義する能力」を持っている人に分けられるということでした。
失敗を恐れない才能を持たず、失敗が怖いと感じているなら、その気持ちを認めることから始めましょう。そして、その失敗は本当に「致命的」なのかを冷静に考える。それが「そもそも失敗ではない」と気づけたり、リスクを想定できれば、少しずつ挑戦できるようになります。
僕自身、このように失敗を分解して考えることで、試行錯誤に取り組めるようになりました。失敗のリスクを見通して対策を練ることで、「やってみる」ことへのハードルがぐっと下がるのです。
最後に
試行錯誤は、確かにゴールへの効率的な道しるべです。でも、それをやり続けるには、失敗を受け入れる力が必要です。そしてその力は、「失敗を恐れない才能」ではなく、「失敗を再定義する姿勢」から生まれるものなのではないでしょうか。
では、また!
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