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【#1160】意識して褒めるの反対!
お元気ですかー?
今日のnoteは「意識して褒めるの反対!」というテーマでお話しします。
意識して褒めるのは違うのでは?
「褒める文化」の重要性が強調される現代…(されてるよね?)特に職場では、ポジティブなフィードバックが良い関係性やモチベーションの向上につながるとされています。
昔、みんなで褒め合うために週次ミーティングで褒めタイムを設定したことを思い出します。(ただその日の主役を褒めるだけ)
皆さんの中にもそのような取り組みをしたことがある方もいると思いますが、褒めるという行為が「意識して」行われることに、皆さんはどう感じますか?
自然体ではなく、「褒めるべき」という意識からくる褒め言葉は、時として逆効果になることもあるのではないでしょうか。そんな風に僕は考えています。
必ず指摘の前に褒める上司は怖い
例えば、僕は指摘するときに必ず褒める人を知っています。確かに一般的に、フィードバックの際には「ポジティブ−ネガティブ−ポジティブ」の形式を取ることが奨励されます。しかし、これが公式になりすぎると、部下は「褒められている=次は何か注意される」と身構えてしまいます。このようなパターンが繰り返されると、褒め言葉自体が不安のサインとして受け取られかねません。(その方はそのように捉えられていました。褒められたらヤバい!みたいな)
これは明らかに真の意味で褒めているとは言えません。
褒めるために褒められても嬉しくない
そのように褒めることが目的化してしまうと、怒られることはなかったとしても「本当にその行為を評価しているのか?」という疑問が生まれます。
褒め言葉は、相手の行為や成果に対する承認と感謝として伝わって欲しいものです。それが形式的で、義務感から来るものであれば、受け取る側も素直に喜べないのではないでしょうか。
僕は褒めようという意図を感じてしまうと全く喜ばなくなります。
感謝を伝えるか、感想を伝える
では、どうすれば良いのでしょうか?
僕は「感謝」を伝えることが良いと思っています。褒めることに意識が向きすぎると、その行為自体が目的化してしまいますが、相手の行為に対して「ありがとう」と感謝を伝えることは、より自然で心からのものになります。
または、感謝を伝えると上から目線みたいになってしまうシチュエーションでは、感想を伝えることが良いのではないでしょうか。
相手の努力や成果を認め、そのことで自分やチームがどのように良くなったかを伝えたり、自分がどう感じたか伝える(本当に初めてやったの!?みたいに)ことで、相手も本気で評価を受けていると感じることができます。
最後に
今日は「意識して褒めるの反対!」というタイトルで褒める文化は確かに大切ですが、褒めようとして褒めるのは逆効果では?というお話をしました。
意識して褒めるのではなく、相手の行動や成果に対して心からの感謝や感想を伝えることが、真にポジティブな職場環境を作り上げる鍵かもしれません。今日から、小さな「ありがとう」を意識してみようと思います。
では、また!
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