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「名前のない家事」と「名前のない仕事」はルールと評価を決めた方がいいのではないか #1259

お元気ですかー?
今日は、「名前のない家事」と「名前のない仕事」について考えてみたいと思います。実は最近、「名前のない家事」という概念を知りました。

「名前のない家事」というのを初めて知った

先日、「名前のない家事」という言葉を初めて知りました。

家事には名前がないが煩雑で、頻繁に発生するものがたくさんあることがわかりました。たとえば、ゴミ箱のゴミを集める、トイレットペーパーを交換する、玄関の靴を揃える…といった作業。どれも小さなことですが、これらは「気づいた人」がついでにやっているケースが多いとのこと。

そして、大半は奥さんがやっていることが多いようです。もちろん男性もやっていることはありますが、これらの作業を「当たり前」として押し付けられると、やっぱりモヤモヤしますよね。僕自身も、こうした細かい家事を見逃していたなと、反省することもあります。(というより、僕は大見逃しをしまくっています。奥さん、ごめんなさい。)

「名前のない仕事」もある

この「名前のない家事」…「仕事でも同じようなことがある」と感じました。たとえば、誰よりも早く電話を取る、後輩のフォローを積極的にする、他部署との調整を率先して行う…こうした仕事は、正式な業務とはみなされず、ただの「良かれと思ってやる行動」として片付けられがちです。(少なくとも僕のマネジメントはそういう傾向にあります)

これまで僕は、率先して「名前のない仕事」をする人は素晴らしいと思っていました。だからこそ、そんな動きを引き出し、誰のものとも言えない仕事を円滑に進めるべく、メンバーにも「Giveファーストで行こう!」「目の前の相手に貢献しよう!」と声をかけていました。でも、よくよく考えると、これが正しいのか?と疑問に感じるようになりました。

モヤモヤしているかもしれない

いくつかそれ系の記事を読んでみての共通点は、「名前のない家事」に関しては、やっている側の人が「なんで自分ばかりがやるのか」とモヤモヤすることが多いと言われていることです。同様に、「名前のない仕事」も、気づいた人がやるうちに、「これ、誰か評価してくれてるのかな?」とか「結局、自分ばかりが損しているんじゃないか」と思うことがあるのではないでしょうか。

このモヤモヤ感が溜まると、仕事のモチベーションが下がったり、不公平感が生じたりする可能性があると、今になって考えています。特に、「これくらいは当たり前でしょ」と思われると、やる気も薄れてしまいますよね。

ルールと評価を作った方がいいのでは?

これまで僕は、ルールは少ない方が良いと考えていました。でも、「名前のない仕事」については、もう少しルールと評価の仕組みを整えるべきだと思うようになりました。具体的には、以下のような取り組みが考えられるそうです。(AI先生によると)

・後輩のフォローや指導を行った場合、ポイント制で評価する
 どんな小さなサポートでも、それを記録して評価することで、やった人の努力が見えるようにします。

他部署との調整役を担った人に、報奨やインセンティブを用意する
 たとえば、年間の「調整役賞」などを設け、表彰することで、報われる仕組みを作ります。

業務プロセスの見える化
 誰がどんな「名前のない仕事」をやっているのかを、業務プロセスとして見える化し、評価の対象にすることで、貢献が適切に評価される環境を作ります。

ChatGPTさんより

…ポイントやインセンティブは相当しっかり設計する必要がありますが、「〇〇はAさんの仕事」とか「メンターは○○さん」「この時はこうする」といったルールがあれば、「誰かの善意に頼る」だけではなく、全体で公平な環境を作り、「名前のない仕事」にもポジティブに取り組める職場になるのではないかと思います。

最後に

「名前のない家事」と「名前のない仕事」は、普段見逃されがちなものです。でも、これらの「見えない貢献」を評価しないままでいると、不満が溜まってしまいます。だからこそ、ルールと評価の仕組みを整えることが大事です。誰かの好意に期待し、やってくれるのを待つのではなく、仕組みを作って行こうと思います。もちろん、家庭での自分の役割も。
では、また!


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