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人材派遣営業の教科書 第三章 システマチックセールスのススメ ⑤「発信のススメ」

こんにちはー!
人材派遣営業の教科書の第三章は「システマチックセールスのススメ」というテーマでお話しています。
今日はその第五弾。「発信のススメ」です。

無理なく持続可能な人材派遣営業を提唱する私による、営業の仕組み化のポイントをお伝えします。

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人材派遣営業も発信しよう

今日の第五弾で、「システマチックセールスのススメ」の章は最後になります。そして、ここまでの「案件受注」「スタッフ対応」「社内営業」の3つで、おおよそ仕組み化すべきことは語り終えています。
第五弾は最後に、発信を仕組み化していきたいという話をしたいのですが、そもそも人材派遣営業の方で発信している人自体がほとんどいません。

僕が発信してこなかった理由は、
①思いつきもしなかった
②グレーゾーンがあるので派遣先や所属企業に迷惑をかける気がした
というものです。

皆さんが同じ理由で発信していないかどうかはわかりませんが、まずは発信のメリットを知っていただき、発信することにしてもらわないと始まらないので、3つのメリットを先にお伝えします。

無理な要求が減る

まず、実務上の大きなメリットですが、派遣先・派遣スタッフ・上司からの無理な要求が減ります。
僕の場合は法律やルールを守り、誠実に営業すると言う内容を発信しているからという前提もありますが、発信すればするほど、自分に合わない要求は減ります。

例えば、僕に「職場見学で面接したいんだけど・・・」って言ってくる派遣先はいません。なぜなら、ネット上という公の場所で、↓のような発信をしているからです。

たまーに要求されたとしても、「僕、堂々とこんな記事書いているんです。できるはずがないっす。あと、違法です。」と答えればそれ以上の要求はないです。(絶妙に適法な職場見学はやります)

めんどくさいやつだと思われて、他の派遣会社を優遇されたりしないか心配する方もいるかもしれませんが、それも(たぶん)ありません。
まず、わざわざそこまでして違法行為したい派遣先も少ないです。さらに言えば、めんどくさいやつがネット上に実名発信しているなら、むしろ穏便に済ませたいですよね。違法行為を晒されたら(しないけど)会社としてはダメージが大きいです。それに僕は正しいグレーオフホワイトを提案するので。
いずれにしても、心配しなくてもそこまで深刻に捉える相手はいません。良くも悪くも。そんなに注目してもらえたら大したものです。

嘘をつかなかくてすむ

2つ目のメリットは嘘をつかなくてすむことです。
ネット上で発信をしていると、それに矛盾した言動は出来なくなります。たまには自分を棚に上げて話さないとどうにもならないこともありますがw、基本的に発信している内容を裏切ることはできません。
しかも、コンプライアンスに反することや求職者や顧客企業のためにならないことも発信できませんから自然とビジネスパーソンとしての質が上がります。

今まで嘘をつきながら営業してきた方にとっては「嘘がつけない」と感じるかもしれませんが、その場合は「迷わなくてすむ」と言い換えてみてください。
嘘をつきながら営業していたら、毎回嘘の度合いや過去の発言と整合をとることで迷いますよね。
この求職者はどこまで知識あるのか?この企業には〇〇は違法と伝えたか?なんとかなるとか言ったか?
そんなことばかりに脳のキャパを使います。
嘘をやめてみたらわかるのですがこの負担はかなり大きく、迷わず真っ直ぐ仕事できるだけで、相当に仕事に集中できます。
ちなみにこれと同じインパクトは禁煙で、喫煙所と喫煙できるタイミングを探す脳への負担と、嘘の整合をとる負担は同じだと言う説を僕が作りましたw

できれば、禁煙とともに発信を始めてください。

簡単に差別化できる

そして最も大切なのが3つ目のメリットです。
発信は何よりも簡単に差別化できます。特に人材派遣営業は。
ハイキャリアの人材紹介や一部の発信が当たり前の企業の中には個人で発信している方も少なくないですが、人材派遣営業で発信している人はほぼいません。
なぜなら、自分へのブーメランが大きすぎるからです。
先程、矛盾のある言動ができないと言いましたが、発信できるような内容の場合、多くの人材派遣営業は矛盾が大きくなりすぎるんです。僕はたぶん嘘や筋違いなことは言ってないですが、現実の会社や現場で「本気で言ってんの!?」って何回も言われてますから間違いないと思います。

これ、なんとかして変えていきたいですよね。だから全く面白くないことを言ってるだけの企業アカウントがいくつかあるだけという状態になるんだと思います。

とはいえ、SNSを駆使して、その地域や領域でポジションを作れている派遣会社もあります。
そして何より、個人で発信した方が差別化につながるはずです。僕ですら、真摯にやってくれるはずだから僕にだけお願いしたい、とか、高くても僕からサービスを受けたいと言ってくれる方も、直接連絡をくれる求職者もいます。インターネットの普及と共に「これからは個の時代」は本当になってきてますよね。
ネット上での発信は、必死で仕事のスキルを上げるとか、新しいビジネスモデルを考えるよりは遥かに簡単に差別化ができる取組みなのではないでしょうか。

発信の仕組み化

さて、発信のメリットをイメージいただけましたでしょうか?ここからはその発信を仕組み化する方法についてお話しします。
結論から言いますと…
毎日発信するのが1番良いです。

僕は1000日連続でnoteを書きました。

その後、転職をきっかけに週一更新を続け、ここ1か月は毎日書いてます。

僕くらい実体験がある人も珍しいのではないかと思うのですが、週一よりは毎日の方が楽です。毎日やるのは習慣になるからです。
少なくとも、僕は週一の時は気が重たい日もあったし、忘れそうになったり、今週はいいか…って思ったことがあります。毎日の時は歯磨きと同じくらいの感じで、書かないと気持ち悪い気がしてました。
おそらく、歯磨きも週一のほうが忘れやすいと思います。

noteを書くことの欠点を上げるなら30分から1時間くらいの時間が取られることくらいでしょうか。
ただ、僕にはnoteが続けやすい&引用するときにXより便利と言うだけなので、短く伝えるのが得意な方はXを1日5ポストとか決めて発信するのも良いかと思います。

また、毎日の習慣にするメリットは他にもあります。それは、最初は誰にも読まれないと言う事実から目を背けるためですw
リアルでも発信していることを言葉にして、たまに引用しちゃったりしながら、たくさん発信して、やっと届けたい(僕で言うと派遣営業と派遣スタッフさんと派遣先)人にかろうじて届きます。
そして、長いこと続けていることは最も簡単にポジションを取れるし、説得力に繋がります。

コツコツ積み上げていきましょう!

最後に

今日は、人材派遣営業の教科書の第三章「システマチックセールスのススメ」の第五弾として、「発信のススメ」というタイトルでお話ししました。
人材派遣営業がまだまだ内弁慶な方が多いうちに先に外に目を向けた人はきっと信頼を勝ち得る人材派遣営業になるのではないかと思います。

システマチックセールスシリーズはこれでおしまいです。次回からは「財産をつくる」というテーマで第四章に入っていきます。

では、また!




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