人材派遣営業の教科書 第四章 財産を作る ② 案件の安定稼働=カスタマーサクセスはサービスの中心
こんにちはー!
今回から人材派遣営業の教科書の第四章に入ります。
第四章は「財産を作る」というテーマでお話ししています。第二弾は「案件の安定稼働=カスタマーサクセスはサービスの中心」というタイトルです。
無理なく持続可能な人材派遣営業を提唱する私による、営業の仕組み化のポイントをお伝えします。
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人材派遣サービスを売るとは?
さて、派遣営業(になりたい人も)の皆さんは人材派遣サービスを売るとはどういうことだと考えていますか?
「とにかく、人材に困ってる企業にタイミング良くアプローチして、派遣を使ってもらうことだ」と思っている方は多いと思います。
そして、それは間違っていないですが、人材派遣サービスの売り方の50%分です。
それだけだと、延々と突撃営業することになりますし、既存のお客様への深耕開拓についても稼働している案件のトラブルに足を引っ張られながらタイミング良くアプローチする仕事になってしまいます。
もっと言えば、良いスタッフさんが派遣できれば良いサービスと少ない手間になり、トラブルになるスタッフさんを派遣してしまうと悪いサービスになるとも言えます。
・・・これは、人身売買ではありませんか?
以前、↓人材サービスの商品は人売り(違法)ではなく、人材サービスであるという話をしました。
当然、人材派遣のサービスは人材派遣です。
そう。もう50%分の売り方は「良い人材派遣サービスを提供して評価してもらい、追加依頼や紹介をもらうこと」です。
カスタマーサクセスがサービスそのもの
では、良い派遣サービスとは何なのか?
今はとても便利な概念があります。15年前はなかったので、理解が難しかったですが、言葉って素晴らしい…!
人材派遣サービスというのは、カスタマーサクセスと同じです。
どんな方が来るか、その方がマッチするか否か(全力でマッチする方を人選しますが)が分からない中、時にトラブルを解決したり、スタッフさんのモチベーションを上げたり、職場環境を整えたり、スムーズな立ち上がりを支援したり…人材派遣サービスが成功するためのノウハウや技術、それによる支援が人材派遣サービスそのものです。
あなた(もしくはあなたのチーム)が提供する人材派遣サービスがお客様企業に高く評価されるようになれば、タイミングを測らずともお客様から積極的な依頼をもらうことができ、成果を出すことが楽になっていきます。
想像と思考と経験が大事
では、人材派遣サービスの質はどのように上げていけばいいのでしょうか。
そのためには、想像と思考と経験が大事です。人材派遣サービスはさまざまな人がさまざまな職場で働きます。2度、同じ契約に出会うことはありません。
どうしても、経験をしないで身につけていくのは難しいです。それまでの人生経験によっては、人材派遣サービスの経験がなくてもある程度良いサービスを提供できると思いますが、基本的には経験により、あなたの仮説の精度が上がっていき、サービスの質も上がります。
また、漫然と経験しているだけではダメで、スタッフさんの立場、派遣先企業の立場を想像し、言動を選択し、その後どうなるか思考することが大切です。その上で経験を繰り返せば、あなたの提供する人材派遣サービスはどんどん向上していくはずです。
最後に
今日は、人材派遣営業の教科書の第四章の第二回として「案件の安定稼働=カスタマーサクセスはサービスの中心」というテーマでお話ししました。
想像と思考を持って、多くの案件を経験しましょう。人材派遣サービスが自分たちの支援そのものであると若い内から知ってる人は強いです。
その本質とどれだけ長く向き合ったかが、そのまま人材派遣営業としての財産になります。
とはいえ、「人材派遣サービス=カスタマーサクセス」にも効率的で効果的な型はあります。
↓スタッフフォローのシステム化にも繋がる部分ではありますが、次回、詳しく解説します。
というわけで、次回は「人材派遣サービスの支援の考え方」というテーマでお話します。
では、また!
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