人材派遣営業の教科書 第五章 人材派遣営業の魂 ②常に真摯であれ
こんにちはー!
今回は前回に続き、第五章「人材派遣営業の魂」の第二弾として、「常に真摯であれ」というテーマでお話ししていきます。前回の「常に本気であれ」は少し熱量が高めでしたが、今回は「本気はまだハードルが高い」という方でも取り組みやすい、真摯に向き合う姿勢について掘り下げます。
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人材派遣営業の教科書|櫻井 諒
常に真摯であれ
人材派遣営業は、日々様々な問題に直面する職種です。派遣スタッフからの要望や不安、派遣先企業からの期待や要請に応える中で、常にバランスを取りながら進めなければなりません。そんな中で、誤解や不信感が生まれることも少なくありません。
前回お話ししたように
全力本気!個人でも発信してポジションも取る!自分を裏切れないからちゃんとやるしかない!!という本気モードが一番おすすめですが、誰もがそこまでの熱量で人材派遣営業ができるとは限りません。いや、そこまでやるのは基本的にコスパとかそういうもの?wがすごく悪いし、プレッシャーもあります。
しかし、そのような状況で「真摯に対応する」という姿勢を持つことが、信頼を築くための大きな要素です。真摯さとは、一つひとつの問題に丁寧に向き合い、誠実に対処することです。本気で臨む必要はあるけど、暑苦しいほどの情熱ではなく、心に静かな炎を灯し、目の前の派遣スタッフや派遣先企業に貢献していきましょう。
真摯に話を聞く
最も簡単でありながら、非常に効果的な真摯な姿勢のひとつは「相手の話をしっかりと聞くこと」です。派遣スタッフが不安を感じたり、問題を抱えている時に、しっかりと耳を傾けて話を聞くことで、彼らは自分が尊重されていると感じます。
派遣先企業に対しても同様です。時には厳しいフィードバックを受けることもありますが、それも真摯に受け止め、適切な対応を考えることが信頼を築く鍵になります。すぐに問題解決ができなくても、話を聞いて理解しようとする姿勢だけでも、相手に安心感を与えます。
そして、これはマインドだけではなく、技術も大切です。相槌、共感、要約などの技術を身につけ、駆使して、聞くだけではなく、相手に伝わるように聞く姿勢をとりましょう。
↑参考記事
真摯に考え、丁寧に対応する
人材派遣営業として、目の前の課題に対して適当に対応してしまうと、信頼関係を損ねる結果になってしまうことがあります。例えば、スタッフの悩みに対して「まぁ、そのうち解決するだろう」と思って対応を後回しにすることは、慣れてきた人材派遣営業あるあるですが、基本的に良い結果にはなりません。
真摯であるということは、目の前の課題に対して一歩一歩丁寧に向き合い、最善の対応策を考えることです。今だけではなく、派遣スタッフと派遣先企業の未来も想像しながら向き合うことです。
もちろん、全ての問題がすぐに解決できるわけではありませんが、誠実に対応することで、派遣スタッフや派遣先企業に「この人は信頼できる」と感じてもらえるのです。
この信頼関係が、長く楽しく人材派遣営業として活躍するためにとても大切です。
小さな積み重ねが信頼に変わる
(だんだん説教くさくなってきましたがw)真摯な姿勢というのは、毎日少しずつ積み重ねていくものです。一度や二度、真剣に取り組んだだけでは、大きな信頼を築くことはできません。しかし、毎日少しずつ誠実に対応し、丁寧に問題を解決していくことで、その積み重ねがやがて大きな信頼に繋がっていきます。
常に本気であれ、常に真摯であれという時の「常に」は、強調のために言っているのではありません。文字通り、常にそうある必要があることを念頭において、人材派遣営業としての自分は常に安定して同じ姿勢でいられるようにしてください。
最後に
今日は、「常に真摯であれ」というテーマでお話ししました。本気で暑苦しく取り組むことが嫌だと感じる方でも、目の前の仕事や課題に対して真摯に向き合う姿勢を持つことで、信頼を積み重ねていくことは避けては通れません。
次回は、前回と今回の内容に一見矛盾するようなタイトルですが「無理をするな」というテーマでお話しします。真摯に向き合うけど、そこに無理があると長く活躍することは難しいです。そんな内容をお話しします。
では、また!
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