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ハケンの品格の感想⑤[ネタバレあり]

先ほど、ハケンの品格の第5話が放送されました。オンタイムで視聴したのでまた感想を。

【あらすじ】

先週に引き続き、食品会社S&Fを舞台に、スーパーハケンの大前春子、20代後半の派遣女子の福岡、新卒から就職できずに派遣女子の千葉を中心に繰り広げられる物語。

第4話は東海林(大泉洋)東海林が十三年ぶりに旭川から東京本社に戻ってきました。旭川でヒットした美味しく痩せると評判のお菓子「黒豆ビスコッティ」を全国展開しようと、ダイエット効果を証明するデータと、100人の女性達のアンケートを持って帰ってきてましたが、雑誌の取材をきっかけに、ダイエット効果のデータ改ざんが疑われ、栄養学の教授のお墨付きも怪しいと雲行きが怪しくなっていく。そして検査分析士!?の資格を持つ春子が検査することに。

そして、検査の結果、データに間違いがあり、東海林は謝罪会見にまで追い込まれてしまいます。アンケートは実際に行われ、偽りがなかったのですが、宇野部長(塚地武雅)は証拠隠滅のため処分を命じ、それらがシュレッダーにかけられてしまいます。

そんな中、北海道から心配して「黒豆ビスコッティ」を作る小さな工場の社長が上京します。はたして工場と東海林、S&Fの運命はいかに…


【気になったこと】

いや、ねーよw普通にいい話じゃないですかぁ。

派遣の働き方も法律も誤解されそうな描写が全然ないよー。でも、野暮なツッコミしないと成立しないので頑張ります。

サービス残業ダメ絶対。まぁさすがに、これが許されるというか、そういう目線で見てる管理職の人とかいないとは思うんですけど…でも人間関係によっての自己犠牲だったり、自己研鑽という名目のサービス残業はあるあるなので、大前春子みたいな設定の人が状況に合わせて自発的にジクソーパズルしてましたとか言いながらサービス残業するのは良くない・・・かな。

いや、本当に誰も誤解しないとは思うけど。

②もしもその徹夜の残業を勤怠付けてたら1日の残業上限に引っかかるだろ!?と思ったそこの、あなた!

1日の上限は法律に定めはないです。ただ、インターバル制度(終業と始業に一定の時間を空けるルールを設定する)の努力義務違反ではあるかな・・・努力義務なので、罰則も何もないけど。


【感想】

途中まで、本当に何もツッコミどころがなくてちょっと焦りましたw

ちなみに今回なぜか派遣会社の営業が頼れる感じになっていたのが好印象でした。

謝罪会見で部長が、自分で指示したシュレッダーを「派遣がうっかりシュレッダーして・・・」って言い、新卒で派遣スタッフの千葉が怒ってゴミ箱を蹴ったんですけど、そのゴミを拾いながら「さすがに許せませんよね。部長に僕から厳重に抗議しますから」と言ってました!

それだよ、それ!むしろ普段のほうが酷いくらいだからちゃんとフォローしてあげて!

でも謝罪会見を大前の力(派遣会社営業もお手伝い)で乗り切った後、「今や派遣なしに会社は回りませんが、派遣の力を侮るとえらい目に合いますよ」って言って、部長が謝ってましたが、これが抗議??ですか?

たぶん、現実にこんなエモい注意の仕方をしたらこのシチュエーションでも嫌われると思うけど。むしろここはできる営業であればファクトベースで抗議してほしいものです。(マジで野暮)


あと、謝罪会見中にリモートでZoom的なツールを使い、北海道のユーザーと直接感想を聞くシーンがありますが、あれはコロナ禍で距離というハードルが下がったことを・・・これは考えすぎかー。

でもドラマでああいった演出になるのも時代ですね。


では、また来週!

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櫻井 諒|あえて今の仕事を選んでいる人を増やす
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