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日常業務に新しい風を

こんにちはー!
今日は「日常業務に新しい風を」というテーマでお話しします。
人材サービス営業としてお客様から伺った実例をもとに、どのようにして日常業務にイノベーションを取り入れることができるのかについて考えてみたいと思います。

小さな変化が大きな成果を生む

先日、あるお客様から伺った話ですが、その会社では毎日の業務における手順の見直しやコミュニケーションツールの改善が大きな成果を生んだそうです。
あるチームで連絡がうまくいかず、プロジェクトが遅れることが多々あり、チーム全員で話し合い、コミュニケーションツールをSlackに統一し、定期的なミーティングを導入することにしたそうです。その結果、情報共有がスムーズになり、プロジェクトの進行もスピーディーになったというお話を聞きました。

このエピソードを聞いて2つのことを思いました。
まず、Slackに統一するというのはよくある話ですが、チームメンバーで話し合い、メンバーからツール導入の話が出たことが素晴らしいということ。そして、コミュニケーションツールを統一するという案外シンプルな対策が、大きな課題を解決したということが意外だということです。
イノベーションとか業務改善というと大規模なプロジェクトや革新的なアイデアを思い浮かべがちですが、実際には小さな変化が大きな成果を生むことも多いのだと思います。
同時に、僕は与えられた環境で努力する癖があるなと反省しましたが、あなたの職場では、このように小さな変化が大きな成果を生んだことがあ流でしょうか。
小さな変化を日常の中で起こしていきたいものです。

日常業務の中にこそイノベーションの種がある

まさに、そのお客様は、日常業務を見直すことでイノベーションの種がたくさん見つかるとおっしゃっていました。(イノベーションの定義はいろいろあると思いますが、ここでは革新・改革・改善的なニュアンスでお客様は使っています)
毎週手動で行っていたデータ集計も小さな変化が大きな成果を出した一例として教えていただきました。プロセスを見直して、自動化ツールを導入することにしたそうです。
初めは設定に時間がかかったそうですが、結果的に毎週の作業時間が大幅に短縮され、その分他の重要な業務に時間を割けるようになったそうです。
これも、現場からアイディアがでて実行したそうで、会社として改善の取り組みをしたわけではないそうです。

イノベーションを促進する環境作り

僕は、ツールの変更や自動化ツールなどを提案したことが一度もなく、ある意味で会社のいいなりでやってきていたので、ここで大きな疑問を感じました。
この企業は、なぜ現場からこんなにアイディアが出てくるのか?という疑問です。その辺りを深掘り質問してみたところ以下の答えをもらいました。

まず、社員が自由に意見を出し合える雰囲気や、失敗を恐れずにチャレンジできる文化を醸成することがイノベーションの推進に欠かせないと教えていただきました。
具体的には、毎月「イノベーション・デー」(じゃなかったかも・・・イノベーション〇〇的な名前でした)を設け、社員が自由に新しいアイデアを提案する機会を作っているそうです。
また、それが採用された場合、結果的に生産性が上がらなくても、やってみてやめることになっても、30万円の報奨金をもらえ、さらには、採用されなかったり、くだらなかったり実現性のないアイディアでも1万円支給される仕組みだそうです。
毎月、小さな変化がたくさん起こっており、その中から大きな変化やイノベーションにつながる取り組みが出てくるとのことでした。

一見お金で釣っているように見えなくもないですが、お話を伺う中で、どんなアイディアでも報奨金の対象にすることで、心理的安全性の高い、意見を出し合える文化を作れているように感じました。(今回、許可をいただき書いていますが、金額や細かい部分は少し現実とは違います)

最後に

今日は「日常業務に新しい風を」というテーマで、お客様から改革の実例を伺った感想をお話ししました。
では、また!


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