人材派遣営業の教科書 第五章 人材派遣営業の魂 ④カッコつけろ
こんにちはー!
「人材派遣営業の教科書」第五章「人材派遣営業の魂」の第四弾として、「カッコつけろ」というテーマでお話ししていきます。前回は「無理をするな」というお話をしましたが、今回はそれとは一見矛盾するようで、実は両立できる「カッコつけることの重要性」についてです。
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人材派遣営業の教科書|櫻井 諒
無理をするなとはいうものの
前回、「無理をするな」と言ったばかりですが、だからと言って何でも「楽にやろう」と言う意味ではありません。特に、人材派遣営業という仕事は、最低限カッコつけないと、いい仕事ができないと僕は確信しています。ここでいう「カッコつける」とは、見た目だけを繕うということではなく、プロとしての責任を持って行動することです。
スタッフさんに対しても、派遣先企業に対しても、あなたが常に自信を持ち、堂々と振る舞うことができる仕事をしていることが求められます。これは単に外見の話ではなく、内面的な強さや誠実さを持って仕事に臨むということです。自信に満ちた態度で取り組むことで、相手にも「この人なら信頼できる」と思ってもらえますし、実際に自信を持ち続けるためにしっかり知識と経験を身につけていく動機にもなります。
無理をしなくてもいいですが、強く、誠実であるためにカッコつけましょう!と声を大にして言いたいです。(僕がかっこいいかは別の話ですよ!?)
スタッフさんの涙でご飯を食べるのか?
ここで意識しておきたいのが、「スタッフさんの犠牲や派遣先企業の我慢の上で、利益を生み出していないか?」ということです。言い換えれば、スタッフさんや派遣先企業が苦しむことで、あなたが仕事を成り立たせているような状況に甘んじていないかということです。
派遣スタッフに無理をさせたり、派遣先企業に無理な要求を通すことで、その場の利益を得るのは一時的には可能かもしれません。しかし、それはスタッフさんの涙でご飯を食べることに等しく、長期的な信頼関係や成果にはつながりません。
僕の言うカッコつけるというのは、そんな簡単な道を選ばないという意味合いを含んでいます。自分の忍耐と実力で利益を作るということです。派遣スタッフが安心して働ける環境を整え、派遣先企業には適切な提案を行うことで、お互いが満足できる結果を出す。それこそが、人材派遣営業としてのカッコよさです。
・・・カッコよさというか、マジで本当にちゃんとした意味で、価値提供です。
誰のために派遣法や派遣が存在するのか
ここで一度、派遣法や派遣制度そのものが誰のために存在するのかを考えてみましょう。もちろん、派遣先企業のためでもありますが、最も重要なのは派遣で働く人たちのためです。
2012年の派遣法改正では、派遣法の正式名称が、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」から、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」へと変更されましたが、僕はこの方針にすごく共感しています。
派遣という働き方は、企業が柔軟な人材活用をするためのものでもありますが、やはり、様々なバックグラウンドを持つ人々が自分のペースでキャリアを築くための手段であり、そのために存在するのではないでしょうか。少なくとも僕はそう考えて行動するのが派遣営業として素晴らしい貢献をする他j目の第一歩だと考えています。
つまり、あなたが人材派遣営業として行動する時に、最も大切にすべきなのは派遣で働く人たちのキャリアと人生です。そして、そうあることで成し遂げることができる派遣で働く方と派遣を利用する企業への貢献は、その場限りの対応を繰り返すことの何十倍、何百倍となり、計り知れません。
最後に
今日は、「カッコつけろ」というテーマでお話ししました。人材派遣営業において、無理をしないことは大切ですが、それと同時にカッコつけることも欠かせません。派遣スタッフや派遣先企業に対して、責任を持って堂々と振る舞い、短期的な利益に走らず、長期的な信頼を築いていきましょう。それが、真にカッコいい人材派遣営業の姿です。
次回は、第五章「人材派遣営業の魂」の締めとして、「会社と業界の外に出よ」というテーマでお話ししていきます。そして、その次は「人材派遣営業の教科書」も締めていくことになると思います。
では、また!
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