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人は変わる?#1366

お元気ですかー?
今日は、「人は変わるのか?」という、誰もが一度は考えたことがあるテーマについて話してみたいと思います。

僕の結論はシンプルです。

人は変わる。
でも、それは「本人が変わると決めたときに限る」

かつては「人は変わらない」と思っていた

正直に言うと、昔は「人はそう簡単に変わらない」と思っていました。
なぜなら、誰かに「変わってほしい」と思っても、思い通りに変わってくれた試しがないからです。

たとえば、

  • 「もっと積極的になればいいのに」

  • 「もう少し論理的に考えればいいのに」

  • 「部下にちゃんと向き合ってくれればいいのに」

こういうことを思ったことありませんか?僕は数え切れないくらいあります。

でも、現実はどうでしょうか?
勇気を出して言ってみても、なかなか変わってくれない。

むしろ、「自分は間違っていない!」と頑なになったり、ちょっとは意識してくれたとしても、すぐに元に戻ったりする。

だから、「やっぱり人ってそう簡単には変わらないんだな」と思っていました。

でも、大人になって「人は変わる」と思うようになった

しかし、40年近く生きてきて、実は「変わる人のほうが多いのでは?」と感じるようになりました。
もちろん、変わらない人もいる。
でも、それは「変わる必要がない」と思っているだけなんじゃないか?とも思うのです。

僕自身、大きく変わった経験があります。
そのきっかけはいつも、「このままじゃ終わる」という危機感を抱いた瞬間でした。

たとえば、

  • 営業で全く結果が出せず、クビ(うっすら退職勧奨される)がよぎったとき

  • 大切な人との関係が壊れそうになったとき

  • 「このままの自分では成長できない」と痛感したとき

こういう場面では、「変わらなければ生き残れない」という感覚になります。
そして、不思議なことに、「変わらなきゃ」と本気で思ったときは、案外すんなり変われたりします。

「変えよう」とすると変わらない

じゃあ、「人を変えたい」と思ったらどうすればいいのか?
結論は、無理に変えようとしないこと。

人は、「変われ」と言われると反発する生き物です。
むしろ、「変わるべき」と思えるような環境きっかけを作るほうが、ずっと効果的です。

ここで思い出してほしいのが『北風と太陽』の話。

  • 北風(力ずくで変えようとする):相手は頑なになり、余計に変わらない

  • 太陽(気持ちよくさせて変化を促す):相手が自ら変わる

つまり、人を変えるには、太陽であることが大事なのです。

たとえば、
「もっと積極的になれ!」とガミガミ言うのではなく、「挑戦するのが楽しそう」という雰囲気を作る
「もっと論理的に考えろ!」と指示するのではなく、「論理的に考えるとメリットがある」と気づかせる。

こうすることで、相手が「変わる必要がある」と自分で気づくのです。

「変わる必要がある」と気づかせる方法

じゃあ、具体的にどうすれば「変わる必要がある」と思ってもらえるのか?

① 良い影響を与える(太陽になる)

自分自身が楽しそうに、前向きに変化し続けていると、周りも「いいな」と思うものです。
「この人みたいになりたいな」と思わせることができれば、自然と相手も変わろうとします。(僕…できないけどw)

② 変わるメリットを伝える

人は、デメリットよりもメリットに動かされる生き物です。
だから、「変わらないとヤバいぞ!」と脅すより、「変わったらこんなに良いことがあるよ!」と伝えたほうが響きます。

③ 変化する環境を作る

人は環境によって大きく変わります。
例えば、「挑戦するのが当たり前」な環境にいれば、挑戦することが普通になります。
だから、相手が変わるのを待つより、
「変わるしかない環境」を作ることのほうが大切です。

最後に

「人は変わるか?」と聞かれたら、僕は迷わず「変わる」と答えます。
でも、それは他人の力で変えられるものではなく、本人が「変わるべき」と思ったときにだけ起こるもの。

だから、「あの人に変わってほしい」と思うなら、
北風ではなく、太陽になること。

そして、「変わる必要がある」と相手が気づける環境を作ること。

結局、人を無理やり変えることはできない。
でも、人が「変わる」と決めたときには、驚くほど変われる。
僕はそう信じています。

では、また!


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