人材派遣営業の教科書 第五章 人材派遣営業の魂 ①常に本気であれ
こんにちはー！
人材派遣営業の教科書の第五章「人材派遣営業の魂」に突入しました。この章では、派遣営業としての信念や姿勢について深掘りしていきます。もちろん、魂とか言い出したらもはや僕の主観100％ですから、異論は常に受け付けますw
さて、今回はまずは「常に本気であれ」というテーマでお話しします。
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常に本気であれ
人材派遣営業は、誤解されやすい仕事です。派遣スタッフさんからは「自分が売り物にされているんじゃないか？」と思われたり、派遣先企業からは「人を右から左に流して、ピンハネしているだけじゃないか？」と疑われたりすることが少なくありません。
さらにライバルが多いので飛び込み営業やテレアポによる開拓もするため、すごく嫌がられたり、派遣先企業は派遣スタッフさんのために活動しているのに、ぞんざいな扱いを受けたりしてしまったりします。
これらの誤解は、長い歴史の中で積み重なってきたもので、私たち個々の営業パーソンが意識していない場合でも、業界全体に対する先入観として根強く存在しています。
あまり詳しくない人は、歴史から知りましょう↓（派遣先向けに書いたnote）
だからこそ、信頼を得るためには、まずこの誤解を少しずつ解いていくことが必要です。そして、そのための最もシンプルかつ効果的な方法が、「常に本気であること」なのです。
常に本気で考える
人材派遣営業として、日々の業務に対して常に真剣に取り組む姿勢を持つことが重要です。スタッフさんがどんなキャリアを描きたいのか、派遣先企業がどのような人材を必要としているのか、これらを本気で考え、最適なマッチングを図ることが私たちの役割です。
・・・ここで、「現場ではそうもいかないよ！」と思った方は、まずはこの「本気である」ということは諦めてもいいです。その際は手間はかかりますが、他のアプローチで誤解を解いていきましょう。
きっと、そういう方は「長期的なスタッフさんの希望を叶えて本気でやったら上司に怒られる・・・」などと考えていると思います。それが、言うなれば僕が誤解だと言っている内容であり、自分の評価や自社の評価のためだけに派遣スタッフさんを利用することが、派遣先はピンハネ、派遣スタッフさんは不信感として現れているわけで、いわば誤解ではないからです。
自社の利益と社会貢献がトレードオフなら、社会貢献。
派遣スタッフさんの利益と自社の利益がトレードオフなら、派遣スタッフさんの利益。
いや、トレードオフなんておかしい！必ずWin-Win-Win に、トレードオンでやっていく・・・！
そう思う方はブレてしまって不信感に繋がってしまったり、信頼を損なったりしないように、常に自分の思いに本気でいるのが一番だと思います。
本気で決め、進める
そして、本気で考えるだけではなく、大切なのは「決めて、進める」ことです。日々の業務の中で、僕たちは多くの判断を迫られます。その際、迷いや妥協が入ると、信頼を損なう原因になります。
例えば、スタッフさんの希望と派遣先の要求が合わない場合、どうすれば双方にとってベストな解決策が見つかるのかを本気で考え、本気で決めることが求められます。どんなに忙しくても、中途半端に逃げてはいけません。
本気で決めた判断は、たとえその時に全員が満足する結果にならなくても、誠実さと一貫性が伝わり、最終的には信頼を得ることにつながります。逆に、適当な判断を繰り返していると、それが積み重なって信用を失いかねません。
その上で、一度決めたことを、ブレずに進めましょう。
当たり前ですが、お客様ごとに態度や判断を変えてはいけません。
「職場見学は違法だ」と決めるなら、それでしっかり進める。どのお客様も。その積み重ねで信頼が積み上がり、苦労が少なく仕事ができるようになります。
ブログなどの発信推奨
次回、ここまで本気じゃないよ・・という方向けに書いていきますが、ここまでに共感1000％の方には、実名での発信（SNS、ブログ、動画など）をお勧めします。
僕自身、noteを書いたり、実名で発信することを通じて、日々の取り組みや考え方をオープンにしています。そして、それを積み重ねれば重ねるほど、仕事はとてもやりやすくな理ました。
少なくとも、僕のnoteを読んだ方で、僕に非常にグレーな行為や違法行為を依頼してくる派遣先はいませんし、派遣スタッフさんを下に見るような言動をする派遣先もいません。
人知れず？離れて行った派遣先も派遣スタッフさんもいるとは思いますが（ちょっと悲しい）、実名での発信は「本気で人材派遣に向き合っている」というメッセージを伝えるのに非常に有効です。4年以上発信してきて、発信は信頼を築く強力な手段の一つだと確信していますし、何よりも自分に対してのブレを防ぐ自己約束になります。
本気の積み重ねが信頼を築く
常に本気で考え、決め、行動することで、あなたの仕事に対する姿勢が自然と伝わります。それを発信していれば、直接的に伝えることもできます。
その結果、派遣スタッフさんや派遣先企業からの信頼が深まり、誤解も少しずつ解消されていきます。これが、派遣営業として成功するための最も重要な基盤になるのではないか。そんなふうに僕は考えています。
最後に
今日は「常に本気であれ」というテーマでお話ししました。本気で取り組むことが、派遣営業としての信頼を築き、誤解を解くための近道です。
・・・とはいえ、そこまでの勢いはないよ・・・！という方もいようかと思いますので、次回は、「常に真摯であれ」というテーマで、今日の内容にはちょっと引いてしまう人向けに仕事での姿勢について、掘り下げて書いていきます。
では、また！
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