頑張ると我慢は違う #1241
お元気ですかー？
今日は「頑張ると我慢は違う」というテーマでお話ししたいと思います。
頑張るとは苦しいこと？
僕たちは小さい頃から「頑張ることは大切だ」と教えられてきました。僕自身は頑張るのが苦手で、勉強も部活もなーんにもやってきませんでした。（ハンドボール部に2ヶ月いました）
大人になってからは、先輩なだけで暴言吐かれるのがムカつくという理由で辞めることもできず）部活やめた理由）、仕事でも下手したらプライベートでも「とにかく頑張れ！」という言葉をかけられたり、逆にかけたりして、やむなく頑張ってきました。
でも、あるときふと疑問に思ったんです。そもそも「頑張る」ってなんだろう？もしかして、僕がやっているのは「頑張る」じゃなくて「我慢する」ことなんじゃないか？と。
我慢することは頑張ることではない
僕がこの違いに気づいたのは、ある日仕事で抱えていた仕事に行き詰まったときでした。自分なりに一生懸命やっているのに、結果は思うように出ない。上司やクライアントからのプレッシャーも増す一方ですが、どうしたら突破できるかもさーっぱり分からない…
その時、こう思いました。「自分は何をしているんだろう？」と。
その瞬間、自分が「頑張っている」のではなく、ただ「我慢している」ことに気づいたんです。嫌なことや苦しい状況に対して、ただ耐えているだけ。それを「頑張り」と呼んで、自分に言い聞かせていました。
頑張るとは、本当にそういうことなんでしょうか？
頑張るとは「最良の結果に向けて尽力すること」
辞書的な意味では、頑張るとは「力をじゅうぶんに出して努力する」と言うことだそうです。
僕の感覚で言い換えると「最良の結果に向けて尽力すること」だと捉えています。
全く、我慢的なニュアンスは出てきません。嫌なことを我慢し続けることとは違うんです。頑張ることとは、自分がやりたいこと、成し遂げたいことに向かって力を注ぐことのはずです。
我慢はただ「耐えること」、頑張るは「向かうこと」なのだと改めて整理しました。
僕たちが日々の生活や仕事で「頑張っている」と感じるとき、実際はどちらなんでしょう？嫌なことを耐えているのか、それとも自分が本当に望む結果に向かって進んでいるのか。冷静に考えてみると、耐えているだけのことが多いのではないでしょうか？
頑張ることさえ忘れるくらい夢中になりたい
では、どうすれば「我慢」を「頑張る」に変えられるのか？
僕は「自分がやりたいことを見つけること」だと思います。もちろん、やりたいことがすぐに見つかるわけではないですし、やりたいことを仕事にできる人も多くはないかもしれません。でも、「これだ！」と思えるものに出会えたとき、僕たちはそれに夢中になって取り組むことができます。そしてその時、頑張っているという意識は0です。
例えば、仕事が忙しくて体力的にはきついけれど、目指す結果に向かっているときは、不思議と「頑張っている」という感覚が薄れますよね。むしろ「気がついたら夢中でやっていた」という状態に近いです。僕はそな状態が「本当の頑張ること」に近いと思っています。
一方で、ただ上司や環境に言われるがまま、嫌なことを続けているだけでは、やはりそれは「我慢している」だけ。耐えることにエネルギーを使い、ストレスを溜めていくと、いつか限界が来てしまいます。その上、頑張っている感覚ほどは成果も出ないのではないでしょうか？
頑張ることの「先」に何を見据えるか
しかし、時に僕らは夢中じゃなくても頑張らないといけないことがあります。僕たちが頑張ることを強いられるとき、その先に何を見据えているかがとても大切です。頑張ることを「苦行」として捉えるのか、「成長や達成のプロセス」として捉えるのかで、行動も結果も大きく変わります。
その時もやっぱり、我慢と頑張るが違うということを意識して取り組むとよいのではないでしょうか。
目指すべきゴールが見えているときは、多少の困難も「成長の糧だ」とポジティブに捉えることができますし、そこに向かうこと自体が楽しかったりするものです。逆に、嫌々やっているときは、結果が出たとしても喜びが少ないもの。ゴールを見据えれば、我慢ではなく頑張るになるのです。
最後に
今日は「頑張ると我慢は違う」という話をしました。つい、耐えていることを「頑張っている」と錯覚してしまいまいがちです。でも、本当の頑張ることとは、自分のやりたいことに向かって、夢中になって力を注ぐことだと思います。
もし今、「頑張っているのに成果が出ない」「このままでいいのかな？」と悩んでいる人がいたら、ぜひ「頑張っているのか、我慢しているのか」を言語化してみてください。そして、もしそれが「我慢」だと感じるなら、どうすれば「頑張る」に変えられるかを探ってみてください。同じ仕事でも、見える景色や感覚が変わってくるかもしれません。
では、また！
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