リモートワークについて考える #1193
こんにちはー!
今日は「リモートワークについて考える」というテーマでお話ししますが、「リモートワークの中でいかに自ら仕事に主体的に取り組むか」ということに焦点を当ててみたいと思います。
リモートワークの現状
リモートワークの現状・・・ってどうなんですかね?
まず、新型コロナウイルスの影響で、多くの企業がリモートワークを導入しました。それまでオフィスに出勤するのが当たり前だった時代から一転、自宅やカフェなど、場所にとらわれない働き方が広がったのです。
どうやら、↑記事などによると最近は出社に回帰する動きもあるようですが、それでも3割程度が週3以上のリモートワークを行なっているようです。
出社に回帰する企業もあろうと思いますが、リモートワークでも成立することがわかった仕事の中には、不可逆的な変化が起こったこの変化が起こったものもアルトもいます。
おそらくは新型コロナウイルス以前までは戻らないのではないでしょうか。
従業員にとっては通勤時間の削減や柔軟な働き方を可能にする一方で、企業にとってもオフィススペースのコスト削減につながるといった具体的なメリットも可視化されました。
しかし、定着しつつあるリモートワークにも大きな課題が存在すると考えています。それは、「自ら仕事に主体的に取り組むことの難しさ」です。
リモートワーク移行期はメンバー間のコミュニケーションや、メンバー育成などに課題を感じていましたが、さまざまなツール、そして工夫と慣れによって多くの課題は解決できましたが、「自ら仕事に主体的に取り組むことの難しさ」については、僕は解決策が見出せていません。
リモートワークの課題
言い換えると、リモートワークの最大の課題は、サボるのがあまりに簡単だということです。オフィスにいれば、上司や同僚の目があるため、ある程度の緊張感を持って仕事に取り組むことができます。しかし、自宅ではそのような監視の目がなく、自分自身の意志だけで仕事を進めなければなりません。
成果や結果を重視すればその課題は無くなるという意見もありますし、それも間違いではないと思うのですが、「成果が出なくてもいい」と開き直られてしまうと、リモートワークの方が強制力が働かないことは事実ではないでしょうか。
日本企業は簡単に解雇することもできませんし、仮に正社員じゃなくても、「頑張っていたのですが結果が出ませんでした」と言われるとすぐに判断はできず、マネジメントコストを割き、リモートで業務進捗を管理する必要が出てきます。
僕はコンビニでアルバイトしていた時に店長と2人の時は一生懸命働いていましたが、1人で夜勤している時は「時給変わらないからお客さん来なきゃいいのになー」って思っていました。(ごめんなさい!)
で、結構手を抜いていました。
このような経験は誰しもがあるのではないかと思うのですが、リモートワークは同じような構造をしており、職業観・仕事観が崩れてしまうと、いくら結果で判断するなどといっても、パフォーマンスが下がってしまう危険性があるのです。
さらに自白するなら、アルバイトだけではなく、リモートワークを始めた当初、朝起きてパジャマのまま仕事を始めたり、ラジオを聴きながら仕事をしていたりするうちに、気がつけば1日の大半が無駄に過ぎてしまっていることがありました。これでは生産性が上がるどころか、むしろ下がってしまいます。
リモートワークで主体的に取り組むための方法
では、どのようにすればリモートワークで主体的に仕事に取り組むことができるのでしょうか?ここでは、僕自身がパジャマで仕事を始めるなどの失敗を繰り返しながら、実戦の中から得たいくつかの方法を紹介します。
明確な目標設定
リモートワークでは、明確な目標を設定することが非常に重要です。できれば、上司にはビジネスコーチング的に関係を持ってもらい、1on1ミーティングの中で、日付を入れた目標の達成をコミットし、そのために必要な仕事・取り組み・期日を明白にしていきます。タイムマネジメント
タイムマネジメントも重要な要素です。私はポモドーロ・テクニックを使って、25分間の集中作業と5分間の休憩を繰り返す方法を取り入れています。これにより、集中力を維持しつつ、効率的に仕事を進めることができます。また、集中力を保つ以外にも、時間を決めることでダラダラと休憩することを抑止する効果があります。ワークスペースの整備
リモートワークでは、仕事をする環境も重要です。自宅の一角に専用のワークスペースを設け、そこの環境を自分好みにできるように心がけています。できるだけオフィスのような環境を整えると僕はやりやすいのですが、人によってはオフィス以上にガジェットなどを整える方もいます。いづれにせよ、自分が働きやすい環境を整備することで、仕事への取り組み姿勢が変わってくると思います。
ジョブ型の仕事の重要性
また、リモートワークの中で特に効果的なのが、ジョブ型の仕事のスタイルだということはよく言われますが、僕も賛成です。
日本版ジョブ型と言われる、人に対する仕事を定義するやり方ではなく、まずジョブありきまで業務を整理して、誰の仕事なのか責任も明白にする方が良いと思います。
ジョブ型で仕事を定義していくのは流動性の高いベンチャーなどでは大変骨が折れるマネジメントですが、1人分の仕事が明白に定義されている働き方であり、役割や責任が明確になってくることで、リモートワークにも適応できますし、メンバーも働きやすくなる可能性が高いです。
労力をかけてでも成し遂げる価値はあるのではないかと僕は思っています。
最後に
リモートワークの普及に伴い、働き方や仕事の進め方が大きく変わっています。しかし、リモートワークの中で主体的に仕事に取り組むことは簡単ではありません。明確な目標設定やタイムマネジメント、ワークスペースの整備、積極的なコミュニケーション、そしてジョブ型の働き方など、さまざまな工夫が必要です。
まだまだ、取り組むべきことは多いと思いますし、リモートワークの定着が働き方のゴールではないはずです。
より良い働き方と向き合い、新しい働き方を実現していたいものですね。
では、また!
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