意味は大事。作り出せ。 #1170
お元気ですかー?
今日のnoteは「意味は大事。作り出せ。」というお話です。
穴を掘る拷問が1番きつい
最近聞いた話で「穴を掘る拷問が1番きつい」というものが印象的でした。
曰く、1番きついと言われている拷問は、囚人に一日中、スコップで大きな穴を掘らせ、次の日にはその穴を埋めさせる、そしてまた次の日には穴を掘らせる、これをずっと繰り返させるものだそうです。
1週間もすると、どんな囚人も音を上げ、発狂してしまうとのこと。
「目的のない作業の繰り返し」は、人を狂わせてしまうということなのでしょう。これは、感覚的にとても理解しやすいです。
マネージャーは穴掘り拷問をしてはいけない
この話を聞いて僕が思ったことは2つ。
1つは、マネージャーはメンバーに無闇に穴を掘らせてはいけないということです。
なぜ、その仕事をするのか?ということを必ず伝えた上で仕事を進めなくてはならないと感じました。人が意味のない作業で発狂してしまうなら、何よりも時間をかけるべきコミュニケーションかもしれません。
プレゼンだけではなく、チームメンバーにもゴールデンサークル理論(「WHY(なぜ)」→「HOW(どうやって)」→「WHAT(何が)」の順番で物事を伝えることで、相手から共感を得られるという理論)で伝えていこうと思います。
これ本当?
もう1つ、思ったことは「これ本当?」ということです。生きることへの執着ってそんなに弱かったっけ?と思いました。
僕の想像力の限界を超えているのかもしれませんが、それをやらないと未来がない(拷問だし)わけで、その場合は僕なら穴掘りの中に理由を見いだす気がするのです。
例えば、腕力がつくこと、穴掘りからの気づきを探すことという短期的なものから、これを頑張っていればいつか助けが来るかもしれないという長期的な意味づけまでしそうな気がします。
もちろん、それは現実逃避ですが、人は絶望しないために、現実逃避という理想の付け替えをするのではないでしょうか。(といいつつ、書いていて自らの甘さを感じます。)
誰かや何かが意味をくれるかもしれない
この話を聞いて思い出したのが、漫画ワンピースのラブーン(クジラ)です。
ラブーンは、グランドラインという過酷な海路を一周してくる仲間の帰りを待っています。しかし、その期間は50年。仲間はすでに逃げ出したという情報もあります。
それでも、逃げ出したことを信じず、ラブーンは岬に頭をぶつけて続けながら50年待ち続けているのです。ラブーンは意味を失うのが怖かったのではないでしょうか。頭ぶつけまくってますが、ラブーンは発狂していません。
発狂するより先に、必死で理由を作り出すのではないかと僕が思うのはこのエピソードのイメージに近いです。漫画だけど。
そして、ラブーンは主人公のルフィによって、新しい意味を得ます。
ケンカが引き分けだったから、戻ったらまたケンカする約束をして、ラブーンが待つ意味が再び生まれます。
僕はこのシーンを見るたびに、少し強引でも諦めないで立ち続けようと思います。
絶望感の中でも、強引でも意味を見つけ続けることができれば、環境が変わったり、ルフィが来てくれたりして、新しい意味が見つかることもあるのではないでしょうか。
最後に
今日は「意味は大事。作り出せ。」というテーマで、
・マネージャーはメンバーに穴掘り拷問をさせない
・でも、意味は作り出すことができる
というお話をしました。
信じてれば道が開けることもあるのでは?と楽観的な僕は思ってしまいます。信じて歩いていきましょう。
では、また!
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