人材派遣営業の教科書 第五章 人材派遣営業の魂 ⑤会社と業界の外に出よ
こんにちはー!
「人材派遣営業の教科書」第五章「人材派遣営業の魂」の第五弾として、「会社と業界の外に出よ」というテーマでお話ししていきます。第五章もラストです。
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人材派遣営業の教科書|櫻井 諒
内弁慶だらけの人材派遣業界
正直に言いましょう・・・!
人材派遣業界は内弁慶が多い業界です。その性質上、法律的な部分などで明白な線引きが難しく、グレーゾーンの対応が発生することも原因かもしれません。(50キロ制限の道路を60キロで走行するような場面は結構あります)
例えば、1名案件の職場見学に複数のスタッフを連れて行き、派遣先に選考してもらうようなことをしたことがある方も少なくないでしょう。スタッフの知識不足を利用して、面倒な手続きを避けたり、抵触日逃れのために部署を変えさせたりといったことも、業界ではしばしば見かけます。
ちなみに僕は、これらの行為を一切やったことがありません(自慢)。その代わり、取引先からの出禁も多かったですがw
こうした後ろ暗い行為を隠そうとすることから、業界内には実名で発信する人材派遣営業が少ないのが現実なのではないでしょうか。
せめて会社や業界の外に出て世界を広げよう
だからこそ、せめて会社や業界の外に出ることが大切です。社内や業界内の狭い視野にとらわれず、外の世界に目を向けることで、新たな視点やインスピレーションを得ることができます。外の世界に出て、他の業界や職種で活躍する人たちと接することで、より広い視野で物事を捉えられるようになりましょう。
世の中には、さまざまな考え方やすごい人、志の高い人、面白いビジネスがたくさん存在します。そうした人たちと交流することで、自分の考え方や営業スタイルがより洗練され、派遣スタッフや派遣先企業に対しても、より深い理解を持って接することができるようになります。
「自分のやっていることが本当に正しいのか」「他にもっと良い方法はないのか」「我々のビジネスは誰の不を解消し、貢献しているのか」といった疑問を持つことができるのは、外の世界に出てこそです。うちにこもってふんぞり返ってしまうことなく、積極的に外部の人々と接点を持ち、常に新しい知識やアイデアを取り入れる努力をしましょう。
できれば、いいことをやり、それを発信しよう
そして、できれば「いいこと」に取り組み、それを発信していきたいところです。人材派遣営業として、いいことをすることは、仕事の基本です。しかし、それだけでは不十分です。せっかくいいことをしているのなら、それを発信し、知ってもらう努力をすることも必要です。
僕の場合は、noteを通じて発信しています。この発信がきっかけで信頼を得たり、相談を受けたりすることも増えました。発信することで、自分の考えや価値観を知ってもらうことができ、それが結果的に派遣スタッフや派遣先企業との信頼関係を深めることに繋がっています。しかし、もちろん、オンラインだけでなく、オフラインでの交流も大切です。いや、むしろオフラインのほうが大切なくらいです。セミナーや勉強会に参加したり、交流会などで話をすることで、外の世界に向けて自分や人材サービスの有用性をアピールし、コミュニティを広げることができます。
そして、発信することを恐れないでください。いいことをしているのだから、胸を張って発信するべきです。何かしらの信念を持って人材派遣営業に取り組んでいるのであれば、それを堂々と外に示し、自分の仕事に誇りを持ってください。それが最終的には、派遣スタッフや派遣先企業からの信頼を得るための大きな武器になります。いいことをしている人がたくさんいるのに、内輪での発信しかしないのはとてももったいないな・・・と僕は感じています。
最後に
今日は、「会社と業界の外に出よ」というテーマでお話ししました。人材派遣営業という仕事は、内向きな環境に閉じこもりがちですが、そこから一歩外に出るだけで、驚くほどの変化が生まれます。外の世界に目を向け、外向きでいられるよう誠実な仕事をして、その上でいいことをし、それを発信することで、自分自身の提供するサービスを洗練させ、派遣スタッフや派遣先企業からの信頼をより強固なものにしていきましょう。
さて、いよいよ「人材派遣営業の教科書」は次回で最終回です。
おわりに、「僕はあなたと遠くに行きたい」というタイトルで締めていこうと思います。
では、また!
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