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経験者を採用したいときのキラーフレーズ(過言) #1269

お元気ですかー?
今日は「経験者を採用したいときのキラーフレーズ(過言)」というテーマでお話しします。採用担当者の方や求人を出す機会がある方、必見のノウハウです。(過言)

もったいない経験者募集の求人

よくあるのが、「〇年以上の経験者求む!」や「即戦力募集!」といった求人広告。素直に書かれている分、確かに経験豊富な人に応募してほしいという意図は伝わります。でも、経験者は結構デリケートなものです。特に、賃金がそこまで高くない会社などであれば、実はそこまでの経験じゃなくても採用することもあります。なのに、「自身はないけど経験がある」という層を丸ごとスポイルしてしまっている危険があります。

たとえば、「マネジメント経験必須!」や「実務5年以上」なんて書かれていると、ちょっとブランクがあったり、キャリアが少し特殊な経験者だと「ちょっと私には厳しいかも…」と思い、応募を諦めてしまいます。結果として、求めていた経験者が集まりにくい、なんてことにもつながります。

未経験歓迎のほうが経験者も来る

意外に思うかもしれませんが、僕が扱ってきた求人でも「未経験歓迎」と書かれている方が、むしろ経験者が応募してくれることがあります。同じ求人でABテストをしたりすると顕著です。
おそらく「経験者限定」だとハードルが高そうに見えますが、「未経験歓迎」だと敷居が下がり、経験者からしても応募しやすくなるのだと想像しています。特に、業務の経験はあっても「年齢が高くて不安…」「資格は持っているけど少しブランクがあって…」という方々が、未経験歓迎の文言を見ることで安心して応募してくれるという構図かと思います。

ちょうどいいフレーズはコレ

「経験者限定」だとハードルが高いとはいえ、「未経験歓迎」だけだと、さすがに経験者は「才能と経験にあふれる俺の仕事ではないな・・・」と感じてしまうかもしれません。(どんな奴だw)

そこでおすすめのフレーズがこちら:

「〇の経験がある方募集!未経験者も歓迎します

この文言は絶妙?で、経験が少し足りないけど自信がある方や、逆に経験豊富だけど自信がない方に対しても「自分でもやっていけそうだ」と感じさせる効果があります。
・・・なんでかわからないけど、僕の経験上そうなんです!という感じなのですが、実際にこの仮説、実感できる方も多く、蓋然性は高いと思います。
(覚えたてだから使いたい言葉No1「蓋然性」)

最後に

求人広告は、言葉一つで応募者の層がガラッと変わることも多々あります。「未経験者も歓迎します」の一言を取り入れることで、幅広い人材が応募しやすい環境を作ることができ、経験者の採用につながるかもしれません。

では、また!



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