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マネージャーが守らないといけない言行一致とは? #1341
お元気ですかー?
今日は「マネージャーが守らないといけない言行一致」というテーマでお話ししたいと思います。リーダーシップの本質を語る上で避けて通れないのが「言行一致」です。特にマネージャーはこの言葉を胸に刻むべきだと感じています。では、なぜ言行一致がそれほど重要なのでしょうか?
基本的に言行一致すべし
マネージャーが言行一致していないと、メンバーはその言葉に信頼を置けなくなります。
たとえば、普段は「数字を上げるためにはクライアントファーストを徹底しよう」と言っているのに、いざ自分がプレーヤーとして動く場面で、目先の売上だけを優先する行動を取ってしまったらどうでしょう?メンバーはきっとこう思います。
「結局、言ってることとやってることが違うじゃん」
「自分たちだけ厳しくして、マネージャー自身はルールを破るのか?」
マネージャーは言葉でチームを動かす役割を持っています。その言葉が信用されなくなった時点で、チームの方向性もモチベーションも崩れてしまいます。
特に気をつけるべきシーン
言行不一致に特に気をつけるべきなのは、自分がプレーヤーとして動く場面です。プレイングマネージャーや、特定の場面でクレーム対応をするなど、マネージャー自身が直接現場に出ることは少なくありません。その際、以下のような行動が「最悪の言行不一致」になり得ます。
• 値引き問題(プレイングマネージャーの場合)
普段は「値引きは原則NG」と言い続けているのに、自分がプレーヤーとして商談する際に、マネージャー権限を使って値引きをしてしまう。
• クレーム対応問題
クレーム時に普段のルールを曲げたり、普段の自分なら承認しない条件で対応してしまう。
こういった言行不一致は、一度でも起こるとメンバーに大きな不信感を与えます。「マネージャーがやっているんだから、私たちもルールを守らなくてもいいのでは?」という空気が生まれる可能性もあります。そもそも、そのメンバーがマネージャーになったとき、どうアドバイスするのでしょうか?
言行一致を守るためのポイント
言行一致を守るためには、次の2つのポイントを意識することが大切だと僕は考えています。
1. 一人でもやる覚悟を持つ
「誰もいなくなっても自分が最後に全てをやり切る」という覚悟を持つことで、プレーヤーとしての一貫性を保つことができます。メンバーがいるからルールを徹底するのではなく、自分自身がそのルールを従うべきものと捉えることができます。
2. プレーヤーの自分も納得できる指示を出す
その上で、普段、メンバーに指示を出すとき、自分がプレーヤーだった場合に納得できる内容かどうかを意識します。たとえば、「○○円より値引きNG」と言うのであれば、その理由が合理的であり、どのメンバーでも実行可能である必要があります。プレーヤーとしての視点を忘れずに指示を出せば、指示自体が現実的で実行可能なものになり、自ら破るリスクは減ります。
最後に
マネージャーにとって「言行一致」は信頼の基盤です。それを壊してしまえば、いくら戦略やビジョンが素晴らしくても、チームはついてきません。特にプレーヤーとして動く場面では、一貫性を持って行動することが求められます。
「言葉と行動が一致しているマネージャー」という姿勢を貫けば、メンバーからの信頼は自然と高まり、チームとしての力も増していくのではないでしょうか。
では、また!
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