3. ゴルトムント散策編 | ゼノブレイド2を隅々まで楽しもう
前回
種族
ゴルトムントのアヴァリティア商会は交易が盛んで各地から人が集まります。アルストに存在する様々な種族を確認することができます。
これはスペルビア人です。現時点でゴルトムントにいてスペルビア人だと判明している人物の多くはサルベージャースーツを着ていますが、スペルビア人はアルストに住む多くの人類と同じく、いわゆる現実世界の人間のような姿をしています。
これはインヴィディア人です。少し緑がかった肌の色と尖った耳が特徴です。
これはグーラ人です。猫耳が付いていたりライオンのような立髪があったり等、ネコ科のような風貌をしています。
これはノポン族です。ゼノブレイドクロスではノポン人でしたが、今作ではノポン族です。基本的には商売気質な種族で、大きな耳を手として使っています。
買物
9万Gを仕送りして、5000Gのアビスベストを購入して魚屋ピッチピッチの全商品を購入したことで資金がそこを付き、魚屋ピッチピッチのオーナーになることも叶わなかったわけですが、ここで何とバーン会長から追加の軍資金が50000G届きました。これは追加 DLC の Expansion Pass に含まれます。有り難く頂戴しましょう。
このお金で早速ピッチピッチ店権利書を買い、オーナーになります。まだアヴァリティア商会の発展度は最低値なので、現時点で買える権利書は魚屋ピッチピッチだけです。地域の発展度はクエストをクリアしたり、大量の売買をしたりすることで徐々に上がっていきます。
さて、他のお店も見て回りましょう。内装や商品が素敵なお店を紹介します。まずはハラペッコ食堂です。店主はペッコペコさんです。客引きのような子供のノポンと、厨房にも1人大人のノポンがいます。娘と奥様でしょうか。そして奥では人間も1人働いています。アルバイトでしょうか。
当店自慢の商品リストはジューシーサモ、ぷりっとチャーハン、ドデカきのこパイの3品です。サモはアヴァリティア名物だそうです。このグーラ人の女性が食べている太いソーセージのようなものがジューシーサモなのでしょうか。
続いて楽器ジャンジャンにやってきました。楽器以外の雑貨も多く取り揃えているようです。商品ラインナップはまんまるマラカス、ノポレレ、ふぁんきーコンガ、ふーぴーリコーダーです。ノポン族のお店らしい名前の商品が並んでいますね。店主のナルナルさんの後ろにあるのはノポレレやグーラで発売されているグーラリウトでしょうか。
次はハナマル書房です。当店では古今東西から集めた様々な書物を取り扱っているそうです。書物以外にも文房具や雑貨や織物等を取り揃えていることが確認できます。商品ラインナップは簡単サルベージマニュアル、怪盗マウマウと黄金の銃、千年のアルスです。
前回シルバーシリンダを試用させてくれたサルベージ・鎌海豚にも改めて足を運んでみました。商品ラインナップはノーマルシリンダとシルバーシリンダですが、お店の内装を見るとサルベージスーツやボンベが売られていることが確認できます。レックスもサルベージスーツを新調するか悩んでいました。
最後に紹介するのはアヴァリティアに来る商人にも大人気の麺屋チャノポンです。いつも満席なので、アヴァリティアチャノポンを購入するためには深夜に訪れる必要があります。客層から男性から女性まで、インヴィディア人もノポン族も楽しめる味であることが分かります。
今回は紹介できなかったお店も含めて全店の商品を1つずつ購入することで(ありがとうバーン会長)アヴァリティア商会の発展度が20%まで上昇しましたが、現時点でオーナーになれるのは変わらず魚屋ピッチピッチだけです。
クエスト: かくれんぼ
買物も済んでそろそろ出発したいところですが、現在ゴルトムントでは3のクエストが発生しているので全て攻略していきましょう。ちなみに本記事を執筆しながらじっくりプレイしているので、既に出発予定日から5日は経過しています。少なく見積もっても出発まであと5日はかかるでしょう。さて、最初のクエストはかくれんぼです。このクエストは昼夜問わず24時間受注可能なので、彼らは寝る間も惜しんでかくれんぼに勤しんでいるようです。
上手に隠れる3人ですが、こちらにはクエストマーカーという心強い味方がいます。どこに隠れているかは丸わかりです。これはゴルトムントをある程度広い範囲散策してもらうためのクエストでしょう。影の薄さを利用したカゲゲ、バレバレの場所で胡座をかいているアフト、樽の中に隠れるズル賢いタルルをサクッと見つけてクエストクリアです。誰を最後に見つけたかで3人の台詞回しが変わるのも作り込みのこだわりが感じられます。このクエストのちょっとしたシーンからも、アヴァリティア商会を訪れる人々はノポン族でなくともビジネスに勤しんでいることがわかります。
クエスト: 積荷の護衛
インヴィディア人の綺麗な女性からの依頼です。インヴィディアから運んできた積荷を狙って甲板に上がってくるトロント・クライブを倒してほしいとのこと。なんと積荷の護衛として雇っていた者もやられてしまったとのことで、この世界のエネミーは小型であっても強力な力を持っていることがわかります。難易度設定最強にしていてごめんな。護衛の代わりとして、ノポン族は戦力として頼りないし、スペルビアの連中に頼むなど言語道断とのことで、ノポン族が基本的に戦闘に秀でた種族ではないことや、開戦準備真っ最中のインヴィディア人とスペルビア人の関係が伺えます。
早速ゴルトムント帰還の港のトロント・クライブを倒しに行きます。一匹目は難なく撃破しますが、続いて第二波として二匹のトロント・クライブ、第三波としてトロント・クライブ2匹に加えてペドロ・シュリブの3匹に囲まれることになります。先日奮発して手に入れたアビスベスト(HP24%UP)と、かくれんぼの報酬で頂いたムキムキベルト(筋力20UP)のおかげで何とか辛勝します。先にかくれんぼをクリアしていなければ、まず勝てなかったでしょう。レックスの現在のロールはファイターとなっており、オートバトルでは回復系のロールに就いていなければアンカーショットで回復ポットを落としても一切拾いに行かないのです。
無事に積荷を守ることができたので、イゾルデさんに報告してクエストクリアです。会話の中で「フレースヴェルグ傭兵団」なる優秀な傭兵団がアルストに存在していることがわかります。ちょっとした伏線ですね。
クエスト: 1000回目の遅刻
最後のクエストは、ゴルトムントの進路やエネミーの見張り役が交代の時間になっても現れないから連れてきてほしいとの依頼です。なんと今回で1000回目の遅刻とのことで、毎日遅刻をしていたとしても3年近くケビケビとリムリムは見張りの仕事を続けてきたことがわかります。
リムリムはお腹がペコポコで一歩も動けないとのことで、スイーツハニーシロップのノポポンロールを要求してきます。丁度先ほど購入したところだったので差し上げましょう。
すると今度は、ゴッツン・クライブにリムリムの宝物であるお母さんがくれた大事な大事なペンダントを取られてしまい、取り返すまで仕事どころではないことが分かります。なんとリムリムは犯人のゴッツン・クライブを海底で探すためにこれからサルベージャーを目指して泳ぐ練習から始める等と言い出します。それではケビケビが過労で倒れてしまうので、心優しいレックスは自分がサルベージでゴッツン・クライブを見つけてペンダントを取り返すことを約束します。余談ですが、ゴルトムントの NPC から聞ける話で、年間のサルベージャーの死亡数は360人であることが分かります。想像以上に過酷な仕事なのでリムリムがサルベージャーを目指すのはやめた方が良さそうです。
さて、早速先日サルベージ・鎌海豚のイルイルさんから頂いたノーマルシリンダを使ってサルベージをして無事にゴッツン・クライブを引き上げますが、なんとこのゴッツン・クライブはレベル2にも関わらずとんでもない強さを誇ります。1割程度しか HP を削れないままアーツのリキャストすらできないまま敗北します。
ゼノブレイドシリーズはレベル差補正の強いゲームなので、大人しくレベリングすることにします。とりあえず宿屋レムレイムに宿泊してボーナスEXPを精算してレベルを3から5までアップします。負ける気がしませんね。リベンジです。
半分も削りきれずに敗北。せめて AI が回復ポットを拾ってくれれば...。ゴルトムント門出の港で刺又を持ったノポン族と共にエネミー退治を繰り返してレベルを上げます。ノポン達は見ているだけです。ここにはモーグ・クライブとカッター・クライブがいて、どちらもレベル1ですが背負った石に青い鉱床が付いているカッター・クライブの方がずっと強いです。エネミーの細かな見た目を楽しめるのもこのゲームの良いところです。ちなみに、ゴルトムント門出の港では稀にレベル2のカニング・シュリブも現れます。
何十匹というクライブとシュリブを倒してレベルが6まで上がったところでリベンジをします。ドデカきのこパイをポーチにセットして最大HP15%分のダメージバリア効果を持って挑みますが敗北。アンカーショットの回復ポットが偶然レックスのいる位置に落ちてきたラッキーな試合でこのザマです。再びクライブとシュリブを狩り続けます。
レベルを7まで上げ、キズナリングで素早さを20プラスして回避率を上げ、ダブルスピンエッジのアーツレベルを1つ上げることで、ついにゴッツン・クライブを倒して思い出のペンダントをリムリムに届けることができました。レベルを上げて物理で殴る、RPGの醍醐味ですね。
サルベージ一度で数時間の時が進む上に数日に渡るレベリング、不眠普及のケビケビさんはよく無事でいてくれました。何はともあれ、無事にアヴァリティア商会の全クエストをクリアできました。
さて、次回はいよいよ出航予定日から10日以上待ち続けてくれていたシン・メツ・ニアと共にサルベージの大仕事に出かけます。
次回