コロナ時代における新米キャリアコンサルタントの活動計画
昨年の4月末に定年退職し、その後キャリアコンサルタント資格取得を目指し準備してきました。まさにコロナ禍の真っ只中でしたが、無事資格取得することが出来ました。
現在は、これからの活動をどうしていくか検討中ですが、資格を取ろうと考えた2019年夏と、現在では世の中が全く違うものになってしまっており、これからの活動を考えてみました。
資格取得前の就職活動(2019年夏〜2019年12月)
キャリアコンサルタントを勉強する前でしたが、まずは大学のキャリアセンターでの就職支援をしたいと考えました。
理由は、大学生の息子の進路を一緒になって考えたことがきっかけでした。
息子は、理工系でしたので、就活が始まる3年生のときには、大学院進学を考えていたようなのですが何を学ぶのか迷っていました。
そもそも、大学受験の時の学科を選ぶ時に、私はこれからの時代は情報化がさらにすすむので情報系の学科を勧めていたのですが、電子系の学科に入ってしまいました。
この時は、カウンセリングの知識もなく、相談者の息子に対し聴く耳ももたず、自分の価値観や考えを押し付けていたのだと思います。本人が、本当にやりたいことを導き出すことができていませんでした。
結局、3年間で電子系の勉強はしてきたものの、電子技術(ハード)の世界に魅力を感じなかったようで、進路を考えた時に電子機器メーカーに就職することは選択肢からなくなったようです。
3年の終わりに、たまたまある情報関連会社が学生を集め、プログラミングを習得させ、その後に学生がプログラミングを学びたい一般の人に教えるというインターンシップの募集がありました。
それに応募したところ合格し、プログラミングを短期間で習得し、人に教えたことがきっかけでプログラミングの世界に入ってしまいました。
その間、大学院志望から、一転就職活動を4年生の9月から始めて、完全に出遅れていましたが、あるインターネット関連の会社から内定をいただき、現在働いています。
息子の就職活動で関わってきたことで、大学生の進路の悩みを一緒に考えていけたらと思い大学のキャリアセンターで働きたいと考えました。
ちょうど9月に近くの大学の就職課の求人があり、応募しました。残念ながら書類審査で落ちてしまいました。多分理由は、採用条件は企業で採用担当をした経験がある人でしたので、多分私はこの条件にあてはまらず採用に至らなかったと思います。
資格勉強中の就職活動(2020年1月〜2020年12月)
2020年4月末、無事37年勤めた会社を定年退職しました。残念ながら緊急事態宣言中でしたので、定年式にも出席できず、送別会もなく寂しく会社を去ることになりました。職場の方も暮の忘年会にお誘いしますと仰っていただきましたが、忘年会も中止となってしまいました。
長年勤めた会社でしたので、お世話になった方に直接お会いしお別れをしたかったのですが、叶わず現在に至っております。
5月からは、本格的にキャリアコンサルタント受験モードとなり12月に無事合格にいたりました。
その間は、仕事をしていませんでしたので退職金から生活費を捻出していました。65歳からの年金支給までまだ時間があり、早く次の仕事を見つけたかったので4社ほど就職支援の仕事に応募しましたが、すべて採用に至りませんでした。
1社は面接までたどり着きましたが、結局人員を補充しないことになり不採用。あと3社は面接までいかず、書類選考で不採用でした。
なぜなんだろう。
これまでのキャリア(メーカーの法人営業)では、就職支援の仕事に携わるのは無理だということがわかりました。人事の仕事や、採用の仕事の経験が必須なのです。
また、キャリアコンサルタントの資格を持っていても、求人には必ず経験者という条件があります。
未経験のキャリアコンサルタントはどうしたらいいのでしょうか。途方に暮れました。
これからのキャリアコンサルタントとしての活動(2021年1月以降)
組織で、キャリアコンサルタントとして働く選択肢は採用に至らないのでフリーランスとしてやっていきたいと思います。そのためのアクション計画を考えました。
1,顧客開拓
これまでの営業経験を活かし、顧客を開拓をしていきます。
クライアントがいなければ、キャリアコンサルタントは成り立ちません。クライアントの新規獲得が必要です。
2,ターゲット顧客の選定
ターゲット対象は、学生、社会人などの個人や企業、病院などの法人がありますが、まずは自分がこれまで仕事をしてきた製造業、職種は営業をターゲットにしたいと考えます。
製造業を目指す学生、製造業で働く営業マン、製造業の経営者、また大企業にいましたので大企業を目指す学生もターゲット候補です。
3,活動拠点
長野県で仕事を長くしてきており、長野県の製造業について熟知していますので、現在も住んでいる長野県を拠点に活動します。
また、東京でも10年ほど仕事をしていましたので、出張ベースで活動は可能です。
4,自分の存在を知ってもらう活動
1)キャリコンサーチに登録する
まず、キャリアコンサルタントの登録を行い国のキャリアコンサルタントの名簿に登録します。
2)団体、協会に参加する
JCDAなどの団体に所属する
3)キャリポに登録する
4)ココナラに登録する
5)学校、企業などへ直接アプローチする
・自分の出身校、勤めていた会社へ挨拶に行く
・知人や親戚の人脈を使いアプローチする
・飛び込みで訪問する
・ビラを配る
・新聞広告を出す
などできることは何でも行動あるのみです。
6)ブログ、ツイーター利用し、活動を紹介していく
昨年の4月から、息子の力を借り、Wordpress、note、Twitter、Instagramをはじめました。
将来的には、キャリアコンサルタント技能士を取得し、受験対策講座を開設したり養成講座の講師など目指したいと考えています。
まとめ
以上のようにこれから地道に活動していきたいと思います。
特にコロナ禍の中で、これまでやってきた昭和、平成時代の仕事の進め方では限界があります。ネットやITを駆使し、新しいスタイルでやっていきたいと思います。
今年の年初に神社でおみくじを引きました。中吉でしたが、おみくじに書いてあった短歌を紹介します。
暮れゆきし 青海原に さす月の 輝ふ波に 舟こぎいだす
まさに今の自分を表しているようです。
活動進捗は、これからも発信していきます。
最後まで読んでいだきありがとうございました。