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【おもしろ土木用語】土木雑学・豆知識 #2 安全施設_ブリンカーライト

こんにちは。真咲涼(まさきりょう)です。
私のnoteを開いて頂き、そして読んで頂きありがとうございます。

第2回も、【おもしろ土木用語】と題してまして、私が知って面白いと思った土木用語を紹介させて頂きます。今回は土木用語というより、製品名ではありますが(汗
軽い気持ちで読んで頂き、「へえ〜」と思って頂ければ幸いです。

2回目は「ブリンカーライト」です。
なんか必殺技みたいじゃないですか??笑


1.「瞬き(まばたき)」するように明滅(めいめつ)するライト

高速道路でIC(インターチェンジ)を降りる時、分岐点に黄色の上下に点滅するライトを見たことはありませんか?
あれがブリンカーライトです。

blink(ブリンク)とは、日本語で「まばたきする。目をぱちくりする。」という意味なんです。本当に見た目通りですよね。笑

このブリンカーライトが高速道路の分岐点等で「まばたき」することで運転手に24時間注意喚起し、注意喚起するとともにドライバーを誘導しているんです。

ちなみに、画像は最近主流の電源がソーラータイプです。
ブリンカーライトには当然電源が必要なのですが、高速道路上には災害時に電柱が倒れて車両が通れなくなることを防ぐため、法律で電柱が立てらないようになっています。よって、電柱から電源を引けません。

比較的新しい高速道路(平成以降)であれば、建設時に地下に配線を埋設する形で電源を確保していることが多いのですが、埋設管の老朽化や、ブリンカーライト本体の老朽化による更新のタイミングで、ライフサイクルコスト(本体の更新費用及び維持費(電気代))を理由に、ソーラータイプでの更新が多くなっているように感じています。

2.ブリンカーライトってどのくらいのお値段なの??

基本的にこういう専門的な製品は受注生産となるため高いです。
令和6年度の単価を検索してみたところ、
横浜市での単価ですが、1基194,000円でした。

この単価は材料のみの単価であるため、工事費(労務)及び公共工事の諸経費を考慮すると1基50万円以上はすることになります。

高いですねえ〜。電気製品ですので恐らく耐用年数も10〜15年くらいなのではないかと思われます。自前ではとても買えません。

高速道路を利用した際は、名前と金額の知識でドヤって頂けたら幸いです🎶

最後まで私の記事を読んで頂き、ありがとうございました。
本記事があなたの記憶に少しでも残っていれば幸せです。

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