noteでインターンを経験して、創作がもっと好きになった話
先日、2023年3月をもってnoteの長期インターンを卒業しました。この記事では、noteでのインターン経験を通じて得た教訓や、創作に対する熱意を高めるきっかけとなった出来事について紹介します。
インターンの内容
エンジニアインターンとして、noteのサービス改善に携わっていました。より詳細な内容については、以前に書いた記事をご覧ください。
インターン経験から得た3つの教訓
noteでのインターン経験から得た教訓は以下の3つです。
すばやく試そう
新しいアイデアや取り組みは、迅速に実行することが大切です。インターン期間中、上司からこの考え方を学びました。短期間で多くのことを学ぶためには、素早く試してフィードバックを得ることが重要です。
フルリモートでの業務という状況下で、インターン当初は新しい環境に慣れることに苦労していました。成果がなかなか出せない時期に、上司との1on1で、「いきなり全てを完璧にやろうとするのではなく、まずは試してみることが大切だ」というアドバイスをいただきました。
そのアドバイスを受けてから、意識的に素早く試してフィードバックを得る手法を取り入れるようにしていきました。目に見えてカイゼンスピードが上がり、少しずつ成果が出せるようになっていったことを覚えています。
その結果、徐々に任されるタスクの難易度が上がり、より多くのことを担当できるようになりました。この経験から素早く試して、フィードバックをいち早く得ることの大切さを学びました。
クリエイティブでいこう
独創的な考え方や斬新なアイデアを持ち続けることだけが、クリエイティブというわけではありません。noteでは、ある状況に対して、前向きに楽しく問題を解決しようとする姿勢のことをクリエイティブと定義していました。
noteのインターンで一番驚いたのは、業務の裁量が大きいことでした。実現したいことに対して、どのようなアプローチを取るかや実装方法については、自分の判断に任せられることが多々ありました。
上司に相談する際も、答えをすぐに教えてもらうのではなく、自分で考えて解決策を見つけるようサポートされました。問題の切り口や視点を提供してくれることが多かったように感じます。
上司から与えられたアドバイスをもとに、自分自身で試行錯誤しながらアイデアを形にしていく過程でクリエイティブな思考が鍛えられました。
特にそのことを実感したのは、サーバーサイドからフロントエンドの実装までを一貫して担当するプロジェクトを経験したときです。悩むことが多かったですが、その分成長を実感できたいい経験だったと思います。
クリエイター視点で考えよう
創作に関わるすべての人、すなわちクリエイターのニーズを理解し、価値を提供することは、サービスの成長に不可欠です。その視点を得るためには、自分自身もクリエイターであることが重要だと感じました。
実際に、従業員の多くはnoteで発信を行ったり、社員同士でポッドキャストを配信したりと、業務外でもクリエイティブな創作活動を行っているようでした。自分自身がクリエイターとなり、創作活動を行うことで、利用者に寄り添った意見が出せるようになるのだと思います。
私の課題の一つに、開発することに夢中になってしまい、いつの間にか利用者の視点を忘れてしまうということがありました。今後サービスを開発する上でも、まずは利用者の視点に立ち、本当に解決したい課題は何なのかということを意識したいです。
悩んでいたときに支えてくれた上司の存在
ここで、私をサポートしてくれた二人の上司に心から感謝したいと思います。
インターン当初、私は成果を出せず焦りを感じていました。新しい言語のキャッチアップやドメイン知識の理解、リモートでのコミュニケーションに手間取っていたのです。しかし、その悩みを打ち明けた上司が私を支えてくれました。
成果がすぐに出なくても焦らず一歩ずつ着実に進めば良いとアドバイスしてくれました。また、やりたいことがあれば積極的に言ってほしいという体制で、これまで経験がなかったフロントエンド中心のタスクに挑戦する機会を得ることもできました。
心配や迷惑もかけてしまったこともあるかと思います。それでも、一緒に食事に誘ってくれたり、気分転換にボウリングをしたりと楽しい日々を過ごすことができました。本当にありがとうございます。
さいごに
noteのインターンでの経験を通して、創作の楽しさを改めて実感することができました。チームの皆さんをはじめ多くの方にお世話になったこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもnoteでの創作活動を続けていきたいと思います。
インターンで貴重な経験を与えてくれたnote社の皆さま、
本当にありがとうございました!!