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【オススメ本】難しい数式はまったくわかりませんが、微分積分を教えてください!

最近、ミクロ経済学を学び始めた。
世界のいろんな知識人の発信を見ていると、どうやらミクロ経済学が実践的で良いらしい。
大学時代を含め、経済学にはほとんど触れて来なかった僕が、イチから独学で学ぶことにした。

しかし、どうしても避けられない壁にぶつかった。
それは『微分積分』である。
ミクロ経済学の理解に欠かせない微分積分だが、この二つの言葉だけで僕の脳はフリーズする。
そもそも「微分」と「積分」という名前がいけない。
人を寄せ付けない、何とも排他的なイメージが漂う。

しかし、そんな僕の前に現れた救世主が本書
『難しい数式はまったくわかりませんが、微分積分を教えてください!』
という一冊の本だ。
副題には「高校3年間の微積がたった60分で感動的にわかる!」と書かれている。
これには正直、半信半疑だった。
しかし、実際に読んでみると、大袈裟ではなくたった1時間で内容を理解できたことに驚かされた。
これは本当に感動的な体験だった。

正直、高校生の時に「この人に数学を習いたかった」と心の底から思った。
もしこの本に早く出会っていたら、僕の進路が変わっていたかもしれない。それくらい、この本は微分積分を身近に感じさせてくれる。

微分積分という言葉が持つ排他的なイメージも、この本を読んで内容を理解すると、「確かにこれになるよな」と納得してしまう。
もはや他に適した名前はないだろう、とすら思うようになった。

この本の素晴らしさは、そのわかりやすさにある。
著者のたくみさんは、難解な数学の概念を身近な例を使って説明してくれる。
例えば、微分は「変化の速さ」を測るものであり、積分は「累積量」を計算するものだ。
これを図解も交えてわかりやすく説明してくれると、「ああ、そういうことか!」と目から鱗が落ちる。

また、この本はただの数学の教科書ではない。
読み進めるうちに、微分積分がどれだけ僕たちの日常生活に関わっているかがわかる。
例えば、車の速度を測る際には微分が使われ、ガソリンの消費量を計算するには積分が使われる。
そう考えると、微分積分は決して遠い存在ではない。
むしろ、僕たちの生活に欠かせないツールである。

この本を読み終えた時、僕は微分積分というものが少し好きになっていた。
いや、好きというよりも、尊敬の念を抱いたと言ってもいいだろう。
こんなに奥深い概念を、こんなにわかりやすく教えてくれる本に出会えたことに感謝している。

もし、数学が苦手であっても、新しいことを学びたいと思っているなら、ぜひこの本を手に取ってみてほしい。
数学が得意な人にとっても、新しい視点で微分積分を理解するための一助となるはずだ。
僕はこの本を通じて、微分積分が僕たちの現実世界の課題を解決するためにどれだけ重要かを知ることができた。

最後に、僕の数学嫌いを少しでも和らげてくれたこの本に感謝しつつ、
次なる知識の探求に向けて、微分積分をもう少し勉強してみようと思う。数学の世界は奥が深いが、わかりやすく教えてくれる本があることで、
その一歩を踏み出す勇気が湧いてくる。

皆さんも、ぜひこの本を手に取って、数学の世界に足を踏み入れてみてほしい。


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