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むすんで、ひらいて。〜地域包括ケアの組織づくり 〜



古民家を地域のために 住みびらき


「つくぼ片山家」は田園に広がる由緒ある大きな古民家。
住みびらき、をすることで地域に開かれた コモンズ※ としてとってもユニークな取り組みが行われています。

※コモンズ = 社会的共通資本(Social Common Capital)いわば福祉と幸福を分かち合う装置。

地域を結んで さまざまな人を繋いでいく つくぼ片山家プロジェクト


・文化継承の講座
・対話の場づくり
・技能実習生と地域住民の国際交流
・フリーマーケット
・地域包括ケアを促進する拠点   etc.

つくぼ片山家プロジェクト

✔︎ 能舞台がある古民家は、地域の交流の場


私たちPARK STARSも微力ながらスポンサー会員として つくぼ片山家の活動を継続して応援しています。

そういったご縁もあり、つくぼ片山家NPO運営の滝口美保さん(写真右)に
いろいろお話を伺う機会をいただきました。

2023年6月のRYO`s Message のテーマは、2025年問題を間近に控え、地域資源と地域包括ケアの今と未来について 組織づくり・働き方を切り口にお届けします。舞台である古民家活用・地域包括ケアに取り組んでいる つくぼ片山家(岡山県倉敷市)から幸田リョウが、理事長インタビューを交え地域包括ケアの組織づくりについてレポート語っています。


使われない「ストック」は、これからの社会の資産


ぐるぐるサーキュラーに考えていけば捨てるものなどなく何かの資源に変換できる。誰かの「弱音」だって廃棄しなくていい。もっと弱音を出せる職場、居場所が増えたらいい。「弱音」すら「資源」なのだから。それは形を変えて、別の誰かを支える際の人間的栄養にもなったりする。

日本全体でも使われない「ストック」に目を向けてみればそこは資源の宝庫。

富山県と同じ広さにもなる日本の耕作放棄地しかり。そしてこの20年で2倍以上になった347万戸もあるという空き家しかり。(賃貸用又は売却用の住宅除く)

使われない「ストック」を問題の温床にしてしまうより、せっかくならどうコモンズの苗床にできるか。

まだ使われていない「ストック」には、もちろん ぼくやらあなたやらの
経験やら才能も含まれている。はず。

せっかくなら、めいっぱい ぐるぐる させよう。





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