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【ドローン国家資格】合格者が語る 二等学科試験のココが出る! #43
こんにちは。キタハラです。タイトルにもある通り、ドローンの国家資格「二等学科試験」の頻出ポイントについて、1記事1ポイントずつ、実際に出題された過去問題と、その解き方について投稿していきます!
それではみなさんも国土交通省の教則(第二版)をお手元に用意ください。
(📘ダウンロードはこちら)
今回の出題範囲
今回は…地味ですが超重要な…
「GNSS」 です!
→国土交通省航空局の教則(第二版)P.44
それでは過去問題解いていきましょう。
Q.GNSSの説明として、最も適切なものはどれか
①安定飛行に関して、人工衛星からの信号の受信数はあまり関係がない
②受信機は衛星による受信のため、周囲の地形や障害物の状況を考慮して設置する必要はない
③GNSSは最低4個以上の人工衛星からの信号を同時に受信することでその位置を計算することができる
さて、みなさん回答はどれでしょうか?
まずは問題を見ていきましょう。今回は「GNSSの説明として、最も適切なものはどれか」ということで、適切な選択肢を選ぶ問題です。
それでは選択肢を見ていきましょう。
①安定飛行に関して、人工衛星からの信号の受信数はあまり関係がない
→これは不適切な選択肢です!信号の受信数はめちゃくちゃ関係あります!(断言)後ほどおさらいしましょう。
②受信機は衛星による受信のため、周囲の地形や障害物の状況を考慮して設置する必要はない
→これもまた不適切な選択肢ですね!周囲の地形や障害物の状況に受信の質が左右されます。
③GNSSは最低4個以上の人工衛星からの信号を同時に受信することでその位置を計算することができる
→こちらが適切な選択肢です!「最低4個」!人間の手足の数と一緒です!この数字は確実に覚えておきましょう!
それではここで
⏰教則おさらいタイムです!
⏰教則おさらいタイム
(1) GNSS について
GPS(Global Positioning System)は、アメリカ国防総省が、航空機等の航法支援用として開発したシステムである。GPS に加え、ロシアの GLONASS、欧州の Galileo、日本の準天頂衛星 QZSS 等を総称して GNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)と言う。 GNSS は最低 4 個以上の人工衛星からの信号を同時に受信することでその位置を計算することができる。機体に取り付けられた受信機により最低4基以上の人工衛星からの距離を同時に知ることにより、機体の位置を特定している。なお、安定飛行のためには、より多くの人工衛星から信号を受信するこ とが望ましい。
「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第二版)」P.44より
ちなみに…
「人工衛星からの信号の最低必要受信数」(正解は4個)の数が問われる問題もよく出るので注意!☝️
というわけで……
今回の正解は③でした!
いかがだったでしょうか?
1人でも多くの方がドローンの国家資格を取れるよう、更新を続けていくのでみなさん一緒に勉強していきましょう!それでは!