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自分のこと

神谷 亮(カミヤ リョウ)と申します

2024年現在、自身のワインショップ開業に向けて準備中です

(画像は2017年、フランス・アルザスのジェラール・シュレール邸にて故ジェラールさんと)


ワインとの出会い

ワインとの出会いは20代前半頃

学生時代、すでに無くなってしまったお店ですが、すすきのではそれなりに名の通ったシャンソニエ(シャンソンの生演奏のあるバー)でアルバイトをしていました

オーナーでもある歌い手のママさんはもともとウィスキーの水割りをガンガン飲んでいたのですが、ある日を境にワイン党に転身
「どうしたのワインなんかカッコつけちゃって」なんて常連さんにいじられていました

当時は今より「ワイン=高飛車なもの」みたいなイメージが強かった時代でした

その後カジュアルな人気イタリアンレストラン(こちらも残念ながら閉店)をかけもちする事となり、よりワインに接する機会が増えていきました

そのお店はイタリア産の安ワインを500mlのカラフェでクーポンサービスしていた太っ腹な取り組みを行っており、お客さまのほぼ全員がワインをガブガブ楽しんでいました

先述の「ワイン=敷居が高い飲み物」といった景色はそこにはなく、ただただ皆がワインをお供に、大いに食べ呑み語らう楽しい時間が続く素敵な空間でした

そんな経験を通して「ワイン=楽しい飲み物」の原風景が心に刻まれ、そうじゃない世間との温度差に?マークが頭上に浮かび続け、結果ソムリエの資格取得を目指します
何もない人間が喚くより、資格保持者が「楽しいぜ!」と発信した方が聞いてくれるかな?くらいの事でした

資格取得後はもう少し突っ込んだワインの世界を覗きたくなり、より高度な知識・経験を問われる業態へ移行
フレンチレストランでの、いわゆる「ソムリエ」としてのサーヴィスに従事しました

「ワインを注ぐ」から「ワインを伝える」へ

ソムリエとしての研鑽を積みつつ、より「ワインそのもの」へ特化したい気持ちがむくむくと育ち、長らく従事した飲食業界から小売業界へと移行

ご縁もあって北海道最大規模のワインショップでの勤務となりました

「ワインを注ぎながら売る」ことと「ワインを伝えながら売る」ことは、似ているようで実は結構違います

上手に「伝える」ことができるようになるまで少し時間が必要でしたが、ワインを中心とした生活はやはり楽しく、各国の色んなワインを仕入れたり、試飲会やイベントをやってみたり、生産者さんに会いに行ったり会いに来てくれたり、海外へも行かせていただいたり(現地で単独迷子になったり…)、充実した日々を過ごすことができました


あっと言う間に約15年が過ぎ…

たくさんのお客さまとのご縁、多彩な業種の飲食店の皆さま、ワイン造りを直接肌で感じさせてくれる生産者の方々、多種多様なインポーター各社ご担当の方々…
そして数えきれないワインとの出会い


貴重な代えがたい経験をたくさんたくさんさせていただきました

起業

そんなたくさんたくさんいただいたものを、次のステージへ押し上げて皆さまへお返しすべく、会社員の身上ではなかなかやりづらい、できない事々を実現したい、と思い起業の道を選びました

コツコツとひとつずつ形にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします

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