レガシー企業がAsanaを導入すると…
新聞社・放送局と歴史ある企業に務めています。現在企業変革の真っ只中!ということでレガシーメディアから生まれ変わろうとチャレンジを続けてます。その中で導入したのが「Asana」です。
きっかけは「営業週報」の悩み解決から。実際に使用してみた感想は後述しますが、この度Asana Japanの田村さんが書籍を書かれ、頂きましたので御礼を兼ねて紹介させていただきます!!(田村さん、ありがとうございます!!)
あなたは“より良く働けて”いるか
「より良く働く」というのは、自分も周りも成長することが前提の価値観です。周囲と一体となって幸せを求めることが出来ます。
いやぁ、まさにその通りです。その先に働いていて楽しい!が来る。人生100年時代、自分自身を成長させていくことは必須。いくつになっても学び続けていかなければならない。その中で会社に属している限り、それを嫌々やるのか、楽しくやるのかで大きな差がでてきます。その楽しい、の根源は「自分も周りも成長する」ことだと思います。切磋琢磨という言葉がある通り、お互いがお互いを高め合う、そんな関係性の職場をどう作っていくか、これはツールに限らず、色々なアプローチで取り組んでみたい部分です。
さてさて、2章〜3章は管理職の人は「グサグサ」、若手の人は「ウンウン」というシュチュエーションがたくさん出てきます。ここに羅列するとネタバレしそうなので少しだけ…「CCメールに時間をとられる」「不毛な会議」「会議のための準備会議」「会議の三悪」…少しでも覚えのある方は、「よし変えよう!」と言って変えれるものではないと思います。なぜなら、同じようなことは散々繰り返してきたはず。Asanaに限らず、これだけのデジタルツールが出ている時代。ツールを使うことで解決できるものがたくさんあります!弊社に限って言えば、GsuiteとAsana、これをうまく活用することで課題は解決できる気がしています。(と言っても、Asanaはまだ一部の導入なのですが…)4章以降はAsanaの具体的な使用方法も記載されていますので、悩んでいる方にはオススメの一冊です!
より良く働くためのワークマネジメント Asana Japan 代表取締役ゼネラルマネージャー田村元著
さて、どうやって使っているかと言うと…
冒頭に戻ってレガシー企業である当社での使い方。一部は本来のAsanaの良さは使えていないかもしれませんが、当社にとっては画期的なツールです!
営業週報の置き換え
どの会社にもありますよね、営業以外でもあるかもしれません。10年間営業してきて、これが一番嫌いです。なぜ嫌いかって?だって意味ないから。(昔の当社の場合)営業担当が木曜日までに週報を書く。上司が週末含めてまとめてその上に出す。その上が数基地分の週報をまとめて出す。さらにその上に出す…ここまで約1週間。そして1週間後、その内容に対してのフィードバックは一切なし!意味ないですよね。なので私はほとんど出していませんでした。ただ、一切上に上げていないというわけではなく、重要案件や相談案件は随時メールで投げかけていました。(メールだとレスが来る)ということで、「いやいや大事なことはメールで送っているので週報出す必要ないっすよね」と。それでも一月に1回くらいは、と「詳細、別途メール記載」というもの出してました。それでもフィードバックはないんですけどね…と、そんな週報、現場の私のペインでもありながら同様に上司達もペイント感じていた様子。Asanaに置き換えよう!という話になりました。
週報を書かない私もびっくり、むしろ日報になった、くらいなんですが、書くのが楽しかったです。①訪問した実績、内容ごとにフィードバックがもらえる(上司によるが)②クライアント情報が蓄積され、引き継ぎにも便利(今まで異動が決まると引き継ぎ資料作る、今考えると信じられない)③故に、相談が気軽にできる。(蓄積されている&メンションができるので先輩・上司への相談が簡単に)と、待ってました!というツールでした。上記レベルであればおそらく他のツールでも可能だとは思いますが、Asanaを導入して良かった点です。
プロジェクトでは抜群の威力!!
すいません、語彙力がなく威力!としてしまいました笑。が、パフォーマンスは圧倒的です。部署が変わって新規事業を創出、運営していくことに。最初は関係メンバーでGsuiteのチャット、ドライブを使っていたのですが、①チャットだと案件がどんどん流れていく(どこに、何があったっけ現状)②誰が何をいつまでに、が明確にならない(話がどんどん飛ぶことも)③メールでやろうとしてもどんどん貯まるメール、CC地獄(本にも記載ありますね)などなど事業を推進していけば行くほど対応できなくなってきました。「そうだ!Asanaでやろう!」とAsanaを導入。セクションに分け、各タスクを割り振る。チャットは各タスクごとで、とチーム内の意思疎通が遥かにできるようになりました。こちらもまだ存分に機能を使い切っているわけではありませんが、相性は抜群にいいです。現在は社内のプロジェクトだけでなく、他社とのPOCに使用したり、グループ会社のアプリ開発メンバーもいるプロジェクトに参加し、そこでの改修依頼をするなど、新たな使い方にチャレンジしています。
それでもなお…
人の習慣はなかなか変えることが出来ない、そんな現実にぶつかっています。「忙しくてできない」「新しいものはわからない」そんな声ばかり。個人の意識の問題ですね!と切り捨てるのは簡単ですが、そうもいかず…そのあたりはまたにしますが、是非触ってみてください。忙しくて出来ないは一生続きますので、そのままでよければそれでいいですけど…「使い方がわからなくて…」という方に昨日説明したら「めっちゃ楽になるじゃん!」との言葉をもらいました。その人の業務にあった使い方まで落とし込んで説明することの重要性も体感です。
と、Asanaの宣伝みたいになってしまいましたが、導入したことで変わりつつあります。働き方を変えるには評価制度もと本の中にはありますが、それもチャレンジしていきたく思います。詳しくは当社の企業変革のサイトにて