掃除道具は白いまま
学校では終業式の日には大掃除がつきものだと思います。普段よりもしっかり掃除をしようと、先生たちも雑巾や洗剤などたくさんの掃除道具を用意してくれます。
また、家では年末になれば1日かけて家中の掃除をする。家具を動かして普段は見て見ぬふりをしてしまう場所にも手を伸ばす。
加えて、年末は持ち物も整理して、いわゆる断捨離なんてこともしますね。
大掃除の時には雑巾を真っ黒にすることや、ボロボロになるまで床を磨くなんてこともしていました。だるいわ〜って言っている子もいましたが、自分は結構好きでした。
綺麗になった状態も好きだけど、その綺麗にするって目的に対して集中して掃除する時間が好きなんですよね。
真っ黒な雑巾やボロボロの掃除道具を捨てた時には何か普段とは違う特別な達成感というか、新鮮な気持ちを感じることができます。
もちろん自分もそんな感情を抱くことはあるのですが、もう一つ別の感情を抱くこともあるんです。
それは、「今まで生活していた場所ってこんなに汚かったのか…」です。
大掃除をして綺麗になった〜って達成感を感じるのはもちろんいいけど、同時に今日までこれだけの汚れや埃と同じ空間にいたのかと思ってしまうのです。
潔癖症ではないのですが、多くの人は綺麗な環境で生活したいな〜と思うんじゃ無いですかね?わざわざ自ら汚しに行くのは少数派かと。
掃除した直後の部屋はもちろん綺麗だと思います。だから、その状態をずっと維持できれば最強じゃん!って考えました。
常に綺麗な状態ってどうやって測ればいいんだろうって思った時に掃除道具を目安にすればいいと考えました!
白い布で汚い場所を拭けば当然黒くなりますよね。汚ければ汚いほどより黒くなっていくと思います。その黒さとは掃除をするまで一緒に生活していたことになります。
想像するとゾッとしませんか?
でも、同じように白い布で吹いた時にほとんど汚れがついていないで限りなく白に近ければどうでしょうか?それは綺麗な空間で生活できているという証明になると思うんです。
長くなりましたが、私の清潔のマイルールはこれです。
掃除道具は白いまま
そのためやっていることは以下の3点です。
掃除の間隔を短く
掃除をしやすい環境を意識
できなくても許す
1ヶ月とか放置すれば、普通に生活していると埃とか目につくようになると思います。ですので私は、毎朝のモップがけを日課にしています。
さーっと部屋全体をモップがけするだけなので、正直5分もあれば終わってしまいます。毎日していればモップのシートが汚れることもほとんどないです。
5分で終わらせられるように床に物を置かないようにします。余計なものが多いと埃も増えてしまいますので、物を増やさない意識も勝手に芽生えます。
窓際や棚などは週一程度で拭くので十分です。
一応毎朝と決めてはいるもののでいなくても許す。
その代わりに、机の上をアルコール除菌するなど何か一つ10秒くらいで終わるようなことをします。ドアノブを拭くとかその程度で十分です。
できなくても、自分を責めないようにできなかった時の代替プランを用意しておくことも、毎日掃除をして部屋を清潔に保つコツですね。
綺麗な部屋で生活していると心に余裕が生まれます。また掃除を習慣にすることで時間感覚を修正することもできます。
そして、掃除の時間はマインドフルに。掃除を終わった後に掃除道具を見てほとんど汚れていなければ、1日を清々しく始めることができる。
これはどれだけ続けても減ることのない幸福感だと思います。
毎日小さな幸福を積み重ねることができたら、1年を振り返ったときに幸せだったと自信を持って言えますよね。
だから今日も、白いシートをゴミ箱に捨てる。
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