第百七十四回:改良

最近
我が子が
堂々と
お母さん大っ嫌い!

言ってきます。

親子ですから、
何もしなくても
似てくる
でしょうから、
お母さん大っ嫌い!
な部分があったほうが
我が子は我が子になる
かしら?
と思うので、
それはそれでいいのじゃない?

思っています。

そういうことを
我が子に伝え、
お母さん大っ嫌い!

言われたら、
何が悪かったかな?

お母さんも考えるけれど、
そう思うようなところ
があったら、
じゃあ
私はどうしようかな?

チビちゃんも
考えたらいいと思う。
そのほうが
チビちゃんは
チビちゃんの人生を歩める
気がする

言いましたら、
そうね
という
顔をしていました。

多分ね
反面教師
にしても
一周して
同じことをする
というのは
十分にあり得るでしょう。

けれど、
その一周した分

我が子独自のもの

作り出す
と思うのです。


最近
土地の開墾を始めた
のですが、
実は
父も
畑をしていました。

農家さんに
空いている畑

貸してもらっていた
ようで、
いろいろと
道具を買い込み、
苗を買い込み
わずかながら
収穫もしていました。

お父さんなんか大っ嫌い
だった
私は
一周して
今、
父と似たようなことをしています。

ただ、
私は
誰のでもない土地を
開墾から始める
ということをしています。

いろいろと周りに聞きながら、
やっていくといいですよ

コミュニティの方から
アドバイスを
いただきましたが、
いろいろいと先回りして
コミュニティの方が
してくださっていて、
今は使ってないから
私のミツマタを貸してもいいですよ
とまで言ってくださっていて、
なんだか
今年の秋には
野菜を手にできるのでは?
なんて
思っています。

一周する

ずいぶんと違う事態になるのだなぁ

しみじみ。

けれど、
限られた時間の中で作業
をしなければならない
ので、
隣の畑まで移動して
ゆっくりお話ししながら
とは
なかなかいきません。

どうしようかしら?

ちょっと
考えて、
そうだ!
我が子を連れて行こう!
と。

私たちが開墾中

我が子に
そこらへんを
お散歩してもらって
先輩方から
情報収集してもらう
作戦です。

来週
貴女も行ってみる?
いろんなおじいちゃんたちがいるよ

言いましたら、
ちょっと
興味が湧いたようで、
いいぞ!
と^^

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