HSPの恋愛について
こんにちは、Ryoです!
人付き合いが苦手だったり一人でいる時間が好きだったりするHSPですが
そんな特性を持っていても普通に恋愛はするので、特有の悩みなんかも抱えているんじゃないかと思います。
という事で今回は、HSPである僕が普段恋愛においてどんなことを考えているかや
恋愛に関する悩みだったりを書いていきたいと思います。
まだまだ若造の僕が語るには早すぎるかもしれませんが
僕が辿り着いた”恋愛における幸せの捉え方”についても最後に書いています。
出会ったばかりや、付き合いたての頃はどうしても良い人を演じてしまう
”良い人を演じる”といってしまうとちょっと違うのかもしれないですが、別の言い方をするなら
”素の自分を出せるのが結構遅い”といった感じですかね。
恋愛関係に至るまでのイメージって
出会う→ちょっと仲良くなる→素が出せるようになる→付き合う
みたいなイメージだと思いますが、僕の場合はちょっと違って
出会う→ちょっと仲良くなる→付き合う→しばらくして素が出せるようになる
といった感じなんですよね。
なんかこれだとちょっと仲良くなったら誰でも付き合うの?みたいな感じがしてしまいますが
もちろん恋愛感情がある場合だけですよ笑
こういう順序なので、付き合いたての頃は問題にならなかったことが原因で後から喧嘩になったりするといったことが起こります。
どういうことかというと
例えば付き合いたての頃に相手の発言に対して『それは違うんじゃない?』とか、『この部分は共感できないな』と思っていても
その場ではそれを口にできずに相手に合わせてしまうんですよね。
そして、素が出せるようになってから同じような場面になった時に
『そういうとこ前から嫌だった』みたいなことを言ってしまって喧嘩になるといった感じです。
最初からそれを伝えられていれば時間差で喧嘩になったりしないんですが、どうしても付き合いたての頃は
『喧嘩になってもお互いを分かり合いたい』よりも『嫌われたくない、険悪なムードにしたくない』が勝ってしまうんですよね。
そもそもなぜ付き合う前の段階で、ある程度素が出せるようになってから付き合わないのかとなりますが
僕の場合前提として『付き合う前はみんな素を隠して接しているでしょ?』とか、『付き合ってみてからじゃないと本当の相手のことは分からないでしょ?』と思っているからです。
ちょっと偏った考え方な気もしますが、要は自分の中に”実際に付き合ってからじゃないと付き合っていけるかは分からない”理論が展開されているんですね笑
イメージとしては完全に仲良くなってから付き合うのではなく
付き合ってから完全に仲良くなるみたいなイメージです。
こんな感じなので相手から見たら、付き合いたての頃の印象と現在の印象は違うのかもしれないなといつも思っています笑
依存気質
人付き合いが苦手で一人の時間が好きなのに依存気質?と思うかもしれませんが
自分の場合はわりと依存気質だと思います。
むしろHSPの人はこういう特性を持っているからこそ依存気質の人が多いのでは?と思っています。
人付き合いが少ない分、寄り添ってくれる相手一人に対して依存してしまうんじゃないでしょうか。
自分にとって唯一無二の存在であり、理解者であって欲しいみたいな。
人付き合いが少ない=自分にとって大事な人間関係も少ない
その中に恋人が入ってくるので、別れが来てしまった時の絶望感というか心の抉られ方が半端ないんですよね笑
僕の場合関係がギクシャクしてしまっただけで食欲はなくなるし
別れた時なんて永遠のネガティブループでしばらく何も手に付かないレベルです。
付き合っている時はかなり相手のことを優先してしまいがちなので、その分相手に割いた時間も多くなる訳ですが
別れてしばらくしてから冷静になった時『結局別れることになった相手にかなりの時間を使ったな、やば』となります。
恋人と過ごす時間は充実しているし、とても大切なものだと思います。
しかし時間は有限なので、その人と過ごす時間同様自分の時間も同じくらい大切ですよね。
どちらも大切なのでバランスが大事です。
時間の面だけでなくて、密度の面を見てもそうです。
ただただ長い時間をなあなあに一緒に過ごすよりも、限られた大事な時間を一緒に過ごしているという意識の方が
その時間や相手のことを大切にしようという気持ちになりますよね。
だから、やりたいことがあっても恋人との時間を優先し過ぎてしまってやりたい事が全然できていないという方がいたら
時間の使い方のバランスを一度見直してみてくださいね。
同じようなタイプの相手じゃないと行きたい場所が合わない
恋人がいると一緒に出かける機会も多い訳ですが、似たような性格の相手じゃないと行く場所を決める際に意見が合わなかったりするんですよね。
人が少なくて静かな場所を好むので、どこに行きたいか話した時に僕が『ディズニー』と言ったことは人生で一度もないです笑
行きたい!と言われれば合わせるのですが、正直乗り気ではありません。
人が多い、そして尚且つ僕とは正反対のパリピ属性の多い場所(イメージ)なのでなるべく近付きたくないのです。
だって怖いもん。
ちなみに僕は基本的に髪色が年中ハイトーンなのでパリピ属性と間違われがちですが、中身は真逆ですよ!
それはさて置き、僕の中には葛藤があります。
素敵な観光地には人が多い。
日本の古い街並みが残る京都とかが好きな訳ですが、観光地なので人も多いですよね。
だから人目を気にしたりして100%は楽しめないんです。
観光地だけではなくて花火大会、お祭り、お花見なんかもそうですね。
”和”を感じる物や場所が好きなのでこういうのにも行きたい欲はあるんですが
行ったら行ったで精神的に疲れてしまいます。
だから行きたいんだけど行きたくないという葛藤が起こります。
きっとHSPの方にとって共感できる悩みの一つなのではないでしょうか。
なので僕と同じようなタイプの方は、めちゃくちゃアクティブで人が多くても全然平気なタイプの人が恋人だと
こういう点では消耗してしまうかもしれませんね。
ということでHSPの僕が恋愛に関して抱えている悩みなどを書いてきましたが
最後に独身、現在彼女無しの僕がたどり着いた”恋愛における幸せの捉え方”についてお話していこうと思います。(参考になるの?)
恋愛における幸せの捉え方(若造の見解)
もちろんこれは僕個人の意見なので共感できない方もいらっしゃると思いますが
『若造め、まだまだじゃの』といった感じで温かい目で見てくれたら嬉しいです。
『幸せとは、”なるもの”ではなく”瞬間”である』
Ryo
偉人の名言っぽく言ってみたかったのでこんな感じで書きました許してください。
カッコつけて一言で書いてしまったので分かりやすく説明すると
大体みんな漠然と『幸せになりたい』と思っていたり、『この人と一緒なら幸せになれそう』といった感じで”幸せ”というものに関して、”ある時を境になるもの”だという認識なのではないでしょうか。
僕も近年までそんな感じに思っていたのですが、これまで何度か恋愛を経験してきて
ある時『あれ?幸せってなるものなのか?』と思ってから考えが変わりました。
この先ずっと寄り添える相手が今現れたとして
その人と出会う以前に付き合っていた人と過ごした時間は幸せではなく、これからはずっと幸せというものが死ぬまで続いていくのか。
そんなことはないですよね。
別れが来てしまった相手と過ごした時間もその瞬間は幸せだったはずだし
ずっと寄り添える相手が現れたからと言って、この先ずっと幸せであることが保証されたわけでもないはずです。
つまりは”幸せ”というのはあくまでその”瞬間”や”経験”であって、手に入れるものでも保証されるものでもないということです。
『恋愛をしても別れが来てしまえば”ゼロ”なのだから、ずっと寄り添える相手と出会って早く幸せになりたい』と考える方もいると思うし僕もそうでしたが
そうではなくてこの先ずっと一緒に居られようが別れが来てしまおうが、今を幸せに感じている事が恋愛の全てなのだと思います。
『相手から嫌われたくない』とか、『この人と別れてしまったら』という未来の不安要素に捉われずに、相手と一緒に居られる今現在を精一杯楽しむことが大切であり
”幸せになる”のではなくて”その瞬間が既に幸せ”という事です。
一瞬一瞬が最大の幸せであり恋愛であると思った方が、結果的にはみんなが思っている”幸せになる”というイメージに一番近付けるのではないかと思います。
という事で若造が恋愛について長々と語ってしまいましたが、今回はこれで以上になります!
それではまた次回の記事で( ^ω^ )