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HSPでよかったなと思うこと

こんにちは、Ryoです!

HSPの人は繊細で傷つきやすいという悩みを抱えている事が多いのでマイナス面にばかり目が行ってしまいがちですが
ほんとにマイナス面しか感じたことはないですか?

僕ももちろん他の方同様に悩みも抱えていますがHSPでよかったなと思うことも案外多いです。

ですので今回は、僕がHSPでよかったなと感じる部分についてお話ししていきます。

この記事を読むことでHSPの方が自分の生まれ持った性質に少しでも誇りや自身を持って生きる手助けになったら嬉しいです。


一人で居る事が全く苦にならない

もちろん一人でいるときに寂しいなと感じることはたまにありますが
一人なら一人で楽しむ術をいくつも持っているので、一人でいることが苦にはならないんですよね。

以前投稿した”人付き合いが苦手で避けるのは悪い事じゃない”という記事にも書きましたが
一人でいる時間が多いのでその分自分のしたい事に時間を使えるというのはやはり大きなメリットです。


他者視点で物事を考えられるので、ある程度は自分でなんでも改善していく事ができる

これは、人の目ばかり気にしてしまうという特徴を別のアングルから見ると
それはメリットでもあるという感じですね。

人からどう思われるかを普段から気にしているので、他の人が気付けないような細かい改善点に気がついたりします。

”ある程度は”という表現をしたのは、いくら自分でより良く改善していけたとしても人である以上完璧ではないので
やはり他者からの意見も聞くというのは大切だからです。


感情に敏感な分、映画やアニメなどの登場人物に感情移入できるので作品を心底楽しめる

僕は全ての映像作品の中でアニメが一番好きなので普段たくさんアニメを見ているのですが
もう本当にアニメというのは素晴らしい!(笑)

それはさておき、多分ですがHSPではない人が映像作品を見た時の感想って、単純に『面白かった!』とか『このシーンめっちゃ感動した!』とか、割とざっくりした感想だと思うんですよね。

一方でHSPの人の場合、セリフや直接的な表現のないもっと深い部分まで見ていると思います。

僕の場合、例えばワンシーンの中のほんの一瞬登場人物がとった仕草や表情から『こんな事を感じているな』とか
セリフがない部分の心情に共感したりします。

小学校の国語のテストで出てきた”この時の登場人物の気持ちを書きなさい”みたいな状態が常に続いている感じです(笑)

感動するような作品だと、もう自分が登場人物なんじゃないかってくらい感情移入するので、作品によっては数日間気持ちを引きずったりします。

こんな感じで他の人よりも感じ取れる事が多いということは
その分人一倍作品を楽しめるので、映像作品が大好きって人も多いんじゃないでしょうか。


些細なことがめちゃくちゃ幸せに感じる時がある

これは感受性が豊かというHSPの特徴に起因したものだと思いますが
たまに些細な事が『この世の幸せの頂点なのではないか』とすら感じてしまうレベルで幸せに思うことがあるんですよね(笑)

例えば、天気が良い日ってなんとなく気分も晴れますよね。
そういう事に対して感じる幸せが多分人より大きいです。

僕は人工的な建物など(例えばスカイツリーとか)を見ても何も思いませんが
自然のものに対してはかなり感受性豊かになります。
今この記事を書きはじめたのも、さっき買い物の帰りに”この世の幸せの頂点”を感じてテンションが上がったからです(笑)

何に幸せを感じたかというと、花が散って葉っぱだけになった桜の木の緑がみずみずしくて季節の移ろいを感じたこと。
この季節特有の自然の匂いを住宅街で感じて、なんだか懐かしい気持ちになったこと。

これだけです。
もはや出来事ですらない。

かっこつけてるとか、大袈裟に表現しているとかではなく本当に幸せを感じているんですよ。
ちなみに僕は今28ですが、多分十代から既にこんな感じでした。

HSPじゃない人にこの話をしたら『全く共感できないわ』と一蹴されそうですが
HSPの方で似たような場面で幸せを感じたりする人も多いのではないでしょうか?


やりたい事や興味のある事には熱中できるし結構ストイックになれる

一人でいる時間が多くて尚且つやりたい事に熱中できる。結構最強ではないでしょうか?(笑)

是非HSPの人全員に”やりたいこと”や”熱中できること”を見つけてほしい。
その位僕はこの性質を素晴らしいと思うのです。

僕の場合HSS型(色んな事に興味が湧いてなんでも行動に移すタイプ)のHSPなので、この性質が裏目に出てしまう事もあります。(詳しくは以前の記事で)

それでもやはり何かに熱中できるというのはいい事です。

何かに熱中している時は前に進んでいる気がするし、結果がどうであったとしても
少なくともその時間は惰性でなんとなく生きているよりも熱を持って生きているからです。

日本にいるとなんとなく生きていても仕事に行っていればとりあえず生活はできるし
休日にストレス発散して帳尻合わせしていれば日々は勝手に過ぎて行く。

でも僕は、なんとなく騙し騙し生きるより
どうせなら何かに熱を持って生きて死んでいきたいと思うタイプなので
何かに熱中していないと生きてる感じがしません。

もしこの記事を読んでくれた方の中で
やりたい事があるけど迷っているとか、やりたい事は見つからないけど何かに熱中してみたいという方がいれば、まずはなんでもやってみる事をお勧めします。
自分には出来なさそうだなと思うことも、やってみたら案外自分一人でもなんとかなります。
そんなに考え過ぎなくて大丈夫ですよ。

せっかく”熱中できる”という素晴らしい性質を持っているのだから
やる前から物怖じせずになんでもチャレンジしてみてくださいね!

という事で今回はこれで以上になりますが、HSPでよかったなと思うことをパッと思い浮かんだ物だけ書いてきました。
パッと出てくる物だけでこれだけ挙がるのだからHSPは嫌なことばかりじゃないと思います。

この記事を読んだことで、HSPであることを悩んでいた方のHSPに対する認識が少しでもポジティブなものになってくれたら嬉しいです。

それではまた次回の記事で(^-^)/

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