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ベクトルの行方
ああ、そうか、ベクトルが違うんだ。
早朝に目覚めて、たまきさんの記事を読みながら感じたこと
特にこの記事とか。
最近、自分の中にある「違和感」みたいなものがあって、なんとも言語化できずにいた気持ちが、なんとなくわかってきた気がして。
ああ、これは「ベクトルの方向の違い」なんだな、と。
・ベクトルが自分に向いてる人
・ベクトルが他人(外)に向いてる人
の違いだなあ、と。
その人の実力とは違う部分、なんだと思う。
自分が感じていた違和感、というのは、とある人と話しているとどうも何かが入ってこない、という経験から。
実力があって、実績もすごくて、とても華がある
しかし素直に「すごいね!」って思えない、みたいな感覚。
私が嫉妬しているのか、意地悪なのか、性格悪いのか。
と考えてみたけれど、それだけではなさそう。
その人の全部のベクトルが自分を向いてるんだな、と。
賞賛を求められているようでしんどかったんだ、私。
上記のたまきさんの記事からリンク先にあったように、
「自分をコンテンツとして賞賛されたい」と苦しくなる。
完全なベクトル自分向き、というか。
「消費される」というのは、ああ、なるほど深すぎる、と思った。
差し出して終わり。
賞賛されたい、というのは「見返りを求める」ということでもある。
「こんだけコンテンツ提供したんだから、ほめてよ」という見返り。
料金(お金)+アルファの見返りを求めてしまうと苦しい。
プロはきっと、お金以外の見返りなど求めないんだろう。
「もうお金もいただいたし、あとは好きに使ってー。」
とさりげなく去る。ベクトルは外向き。
プロ側がこれが出来ていないと、お客さん(ファン)とお互いに依存しあう羽目になる。そうなると地獄、見返りターンが止まらなくなるのだから。
ああ、しんどい。
ああ、勉強になった。
占い師は、占いさえできれば繁盛、というわけでもないだろう。
この当たり前すぎることを、すぐに忘れそうになる。
「あの人は当たるから」とか、そういうことじゃないところに、「人気」の秘訣があると思った。
白鳥みたいに、優雅に泳いでても、水面下では死ぬほどバタ足してるもんだ。