パドレスの1か月を振り返る~8月編~
連敗をせず、大型連勝を続け本当にこれはパドレスなのかと疑いたくなるような76勝60敗の地区2位につけているサンディエゴパドレスさん。さて今月の振り返りです。
1.1か月の振り返り
というわけでまずはパドレスの今月の成績はこちらです。
ASブレイク以降、圧倒的な勝ち数で一気に地区優勝争いに食い込んできました。とはいえ18連戦の真っ最中ということもあり最近少し失速気味で今月は17勝9敗となっています。
しかもけが人が戻ってきたドジャースと去年ワールドシリーズまでいったダイヤモンドバックスもなーかなか負けてくれません。。もどかしい。。
以前のnoteでTDLの動きを振り返りました。
さて、このTDLで新加入した選手の成績を振り返っていきましょう。(MLBにいる選手のみ)
①.タナースコット
今回のトレードでの一番の目玉。タナースコット。
パドレス移籍後は主にクローザーのスアレスにつなぐ8回を任されています。
13試合に投げて防御率2.84、whip1.1。移籍前よりも数字が落ちているのが気になりますし、ランナーは出すことは多いものの、スコットで落とした試合はなく、期待通りの働きをしてくれています。
②.ジェイソンアダム
こちらもかなりの対価を支払い獲得したジェイソンアダム。
主にスコット、スアレスにつなぐ7回の役割を担っています。
アダムは正直期待以上の活躍をしてくれています。
13試合で防御率0.69。whip0.69。こちらは移籍前のレイズよりもさらに活躍してくれています。いやーー頼もしい。
特にストレートとチェンジアップが効果的でチェンジアップの打率が1割7分とのこと。
個人的にアダムのショートアームでの投げ方めちゃくちゃ好きです。
③.マーティンペレス
正直まあマスグローブ復帰までなんとか投げてもらえたらいいやくらいに思ってたマーティンペレス。移籍後最初の登板は6回1失点。2試合目は7回2失点。移籍後の防御率2.70、whip1.08はよくやってくれています。
パドレス移籍後は圧倒的にカーブの割合が増えているんですよね(昨年3.7%から今年は14.6%)、これによりかなり改善されたみたいです。知らんけど。
とはいえ直近3試合は6回を投げ切れておらず、なかなか苦しいピッチングが続きます。もう少しでマイヒーローのダルさんが帰ってくるのでそれまではなんとか頑張ってほしいところ。
④.ブライアンホーイング
スコットのおまけのような形で来てくれたと思ったブライアンホーイング。
蓋を開けてみるとロングリリーフも含めフル回転。10試合で防御率1.2。whip0.93と今のパドレスのブルペン陣にはマストな選手になっています。
将来的には先発でみたいですね。まだまだ保有できるのでこれからも楽しみです。
個人的にはホーイング同い年なので頑張ってほしいです。(どうでもいい情報)
ここまで全員活躍するとは思ってませんでした。
プレラーGM様様。プロスペクトは所詮プロスペクト。
強力なブルペンが加わったため、モレホンやエストラーダを臨機応変に使うことができますし、早々に先発が崩れた場合はホーイングもいる。どんな場面でも投げれくれる松井もいる。申し分なしです。
2.去年との変化
先月のnoteでも、去年作成したnoteでもお伝えしましたが、パドレスの去年の象徴的なデータはこちらです。
・1点差ゲーム9勝23敗(MLBワースト)
・延長戦2勝12敗(MLBワースト)
・12回のサヨナラ負け
・得点圏打率2割4分1厘(30チーム中下から8番目)
さあ開幕して5か月ではどうなっているのか見ていきましょう、こちらです。
・1点差ゲーム 18勝15敗
・延長戦7勝1敗
・サヨナラ負け3回
・得点圏打率 2割7分6厘(MLB上から3番目)
大型連勝にも助けられ、1点差ゲームは勝ち越し中。延長戦に至っては貯金6です。まーーじでなんだったんだ去年。
3.個人的月間MVP
何といってもこの選手でしょう。
・ジャクソンメリル
8月の成績は驚異の打率3割1分1厘。ホームラン7本。長打率6割6分7厘のOPS10.21を記録。
今月のメリルはとにかく逆境に強い。
日本時間8/8の対PIT戦では9回に守護神ベッドナーから同点ホームラン。
そして8/10の対MIA戦では再び9回に同点ホームラン。
そして翌日8/11は8回表に同点となるツーランホームラン。
極めつけは8/26の対メッツ戦。9回にエドウィンディアスからサヨナラHR。
いやーーもうすごすぎる。この言葉につきます。
今年メリルがいなければと思うとぞっとするし、トレードにも出さなくてよかった。なによりも本職じゃないセンターを守りつつこの活躍。
しかもルーキーですからね!!!!これを好きにならないわけがない。
パドレスの未来がまぶしすぎます。
4.印象的だった試合
印象的だった試合は、前述しましたが8/11の対MIA戦です。
パドレスは4回までに2点のリードを奪うも、先発のウォルドロン、2番手のエストラーダが打たれ5回に6失点。5回裏終了時点で3-7と劣勢に立たされます。
さすがに今日は厳しいかなと思ったものの、7回にノーアウト満塁から2本の内野ゴロで同点に追いつくと8回にはメリルの同点ツーラン。
そしてアラエズの足が生きたタイムリー。
しかし、MIAも8回裏ジェイクバーガーのホームランで同点。
そして延長に入り1アウト2塁3塁で再びアラエズの内野ゴロの間に1点。勝ち越します。
最後はスコット。ノーアウト1塁3塁の危なっかしい場面もありましたが無失点。いやースコットじゃなかったらサヨナラ食らってたかもですね。。
5.終わりに
正直プレーオフに行ければよいと思っていた今年のパドレスさん。
ですが、優勝の文字もわずかながらちらついてきました。ただ、LADもAZもなかなか負けてくれません。
パドレスファンとしてできることはただ信じて待つのみ。
来月の振り返りでは最高の結果を共有できるように遠い異国の地から応援したいきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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