おおかみこどもの雨と雪 BD(本編1枚+特典ディスク1枚) [Blu-ray]
5つ星のうち5.0 「おおかみこどもの雨と雪」
2013年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この話はオオカミ男の話と聞いていました。
それってどうなの??というのがこの作品を知ったときの感です。
何か陳腐な感じがして、自然と食わず嫌いしていました。
このたび、しばらく興味が離れていましたが、ふとどんな作品かきになり購入しました。
見終わっての感想ですが、前編を貫く優しく暖かいそして強い母の思いを受け止めました。
静かな日常風景の描写、山の木々のざわめき、すべてがなにか懐かしさを呼び起こし、そして共感し映像に引き込まれてゆきます。
ジャンルで分けると、ファンタジーになるんでしょうか。
でもジャンルなど関係ありません。
おおかみこどもをとおして、家族を思う気持ちがひしひしと2時間ずっと伝わってきます。
母親の強さと、苦悩と、悩みを表現するにはオオカミ子供としての表現が適していたのだとおもいます。
見終わってなんか少し強くなれた気がしました。
食わず嫌いしているひとも、一度はてにとって見てほしい作品です。
後悔はしません。