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手放したくない愛 けどしょうがないのよ

(タイトルは、Elle Teresaちゃんの「平気」から。最近女性のラップが好き💕プレイリスト作ってる途中だからおすすめ教えて欲しいです!!)



整理したい気持ちがあって再び筆を執る。

最近、自分が誰のことも愛してなどいない事に気付いた。この人は私に1番尽くしてくれるから1番好き、でここまで来てしまった。愛されている事ばかり注視して、自分の「この人を愛したい」という気持ちにピントを合わせたことが無かった。
熟考の中で、ピントを初めて合わせた。
私は自分にとって都合が良いからこの人を選んだんだな、と今更気付いた。

自分にとって全て都合が良い人をパートナーにしたら幸せになれると思っていた。溢れるほど与えられれば、うまく循環できると。
沢山苦悩や我慢をさせたと思う。私に人を愛する気持ちが足りなかった。相手の為に損をする気持ちとか、与える気持ち。
愛されることが幸せなのは勿論だけど、自分が愛したいと思う人と一緒にいないとやがて破綻してしまうね。

外当たりが良い人のほうが孤独は深いかもね。
大人になってコミュニケーションの術を学んで、こう言えば人は喜ぶ、この自己開示で人は喜ぶ、って自分の見て欲しい所だけを周りに見せてきた。
でも、その壁を作れば作るほど、1番受け入れて欲しい自分が大切な人からも隔絶されてしまう。愛される事ばかりに意識が向いて、自分の気持ちはおざなりだ。パートナーとの関係では、愛しあうことが必須だから、そういう選び方をすると致命傷になり得るんだな。

1週間前に別れた相手とは、お互いに運命の人だったと思う。弱さを隠し切れない相手。どう取り繕ったって暴かれてしまう人だった。今までした事ないような激しい喧嘩も何回もした。でもお互いに唯一無二だと疑いようが無かった。
将来一緒に過ごすうえで、この人は不都合なことも沢山あった。仕事の事、性格の事。それでも愛したいと初めて思えた人だった。
きっと苦労すると分かっていても、それでも看取りたいと初めて思えた。最期のその瞬間まで話がしたい。そんな人。


私の立場上のことがあり、別れなくてはならなくて関係性は切れた。
愛しているけど、いや、愛しているからこそ、離れる恋愛もあるんだなぁと。
別れを切り出したことに後悔は無い。側にいずとも人は人を愛せることを教えてもらったから。




でもね、あなたがいないなら
この世のどんなことも、なんだか味気ないね。
そんな事を考える日曜日です


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