生きることは、海中を漂うことに似ている
上手く息が出来ないまま、生きて
深海に沈んでしまわないように、足掻く
魚に生まれる事が出来なかった我が身を憎み
周りの魚はこちらを気にする事なく泳ぎ去る
海から這いあがろうとするも、水圧が邪魔をする
深海へと沈めば、潰され、二度と戻れない
底へ沈めと足を引く何かがあり
抗う我が身を嘲笑う魚もあり
気付けば酸素の味も忘れ
陽の暖かさも忘れてしまった
今は、海の底へ沈むまでの暇つぶしだ
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追記
久しぶりの投稿です。何とか生きてます。