私はランナーって言っていいの?
「ランニングしています。」「ランナーです。」と言うとランニングをしていない人達は速く走れる人なんだ思う事が多い様です。
そんな私の様に速くないランナーは声を大にしてランナーなんです。と言いづらいのも事実です。
さて、今回はランナーとは?について書てみたいと思います。
いつ私はランナーになったのだろうか?
2011年にNHKでランニング番組のMCをやらせて頂いた事がきっかけで、ランニングが好きになりました。
元々はランニングは部活の罰のイメージがあり苦手意識を持っていました。
しかし、番組のおかげでランニングは走って自分を追い込むだけではなく、楽しめる趣味だという事が徐々に分かってきました。
それでも、私が走り出すまでには少し時間がかかりました。
みんなでお喋りをしながら走って、走り終わりのお酒を飲む為に走っているランナーが沢山いる事を知り、「そのモチベーションなら私でも出来るかも?」と思い走り始めた。
ランニング後に仲間と銭湯に行き、ビアガーデンに行ったり、そんな事を続けるていく内に走る事への嫌悪感は徐々になくなっていきました。
そして、大会に参加する事で、もっと楽しさを知り、ゆっくりとファンランナーになっていけました。
だが、いつ私はランナーになったのだろうか?
ランニングウォッチを買った時から?
10kmマラソン大会に出た時から?
フルマラソンを走り切った時から?
元ランニング嫌いの私から言わせれば、
走る事が楽しく感じれた時点でランナーになったと思っている。
「走る=罰、辛い」では無く
「走る=楽しい。嬉しい。気持ち良い。」
と言う気持ちになった時点でスピード、距離は関係なくランナーなのではないでしょうか?
フルマラソン4時間切りのサブ4ランナーは市民ランナーの憧れ!
ランニングを始めたのが40才、フルマラソンを5回、最高のタイムは44才の時の4時間44分。
市民ランナーのフルマラソンの記録は4時間~4時間59分が一番多いと聞いた事がありますが、私もその中の1人です。
フルマラソン4時間切りのサブ4ランナーは市民ランナーの憧れ!
私も一度はサブフォーを目指そうかな?と考えた事はあります。
しかしながら、それを目指す為にはどれほどトレーニングをしなければいけないかも想像が出来るくらいの知識がつき、それに耐え得る時間と覚悟を持てませんでした。
そして、私はファンランニングに切り替える事になった、
そういう人はランナーではないのか?
否。
ランニングを楽しんでるので、私はランナーでしょ⁈
私の様に4時間切りを目指さず、楽しみながらフルマラソンを走り切りたいと目標を切り替えているランナーもたくさんいるはずなんです。
上級者、初心者などはどっちでも良く、
ペースが遅い速いも関係なく走ってる事が気持ち良いと感じれば、もうランナーではないですか?
もちろん、今は走ってないけど、走る事が楽しかった記憶がある時点でもランナーだと思います。
少しでも走って楽しかった経験があればランナーという事にしましょう!
サブ4、サブ3は凄い事ですが、走るのが苦手な人が5km走れる様になる事も凄い事で、苦手だった人がランニングが楽しいと思える様になる事も凄い事なのです。
「速い」「遅い」「短い」「長い」は関係なくて、ただ走る事を一番楽しんでいる人が一番のランナーという答えになりました。
ランナーの中でも
プロランナーへの尊敬の念から、すみ分けする為に
タイムにとらわれないランニングを楽しむ人の事を
ファンランナー、市民ランナーと言う単語が出来たのもうなずける。
そうだ。私はランニングを楽しむファンランナーなのだ。
これからも私はタイムと戦うのでは無く、ランニングを楽しむ事が目的なので、走って体のどこかを痛めて走る事自体が嫌いにならない様に、適度なトレーニング、知識を増やして、引き続き「フルマラソンを笑顔で完走するおじさんファンランナー」を目指して行きたいと思います。
皆さんの走る楽しみ、喜びなども教えて下さい!