初投稿 梅雨。梅干し。
初投稿です。
今まで、青春時代をグラウンドで汗を流すことに消費し、文理選択は迷わず理系一択、ろくに本を読むこともしてこなかった(就活の時だけは血迷って自己啓発本を読み漁っていましたが)そんな男が思い立ってnoteを始めることにしました。
目的は、ほぼ日記です。なんだかんだ30手前になり、忙しい日々を過ごす中で「今日めちゃくちゃ楽しかったな〜」「久しぶりに爆笑したな〜」「頑張ったな〜俺」そんな感情を抱くたびに、翌日には「何」に感情を動かされていたのかすら忘れてしまうことに危機感を覚え、記録を残そう、と思い立ちました。どうぞよろしくです。
最初の投稿は、何にしようと思いながらちょうど台風で梅雨を感じていたところだったので、梅雨について書く。
雨は嫌いです。今週のANNであのちゃんが「雨は大好き!晴れの日の日差しが苦手だから。」と話していましたが、僕は嫌いです、理由はこんな感じ。
・毎週日曜日の草野球が唯一のストレス発散なので、雨で中止になると
1週間のテンションがダダ下がる。
・シンプルに偏頭痛持ち。しんどい。
・昔から傘をささない人なので、雨の日はほぼ確実に家に篭ることになる。
→趣味の料理するための買い物に行く気にならない、サウナもいけない。
・洗濯物、乾かない。部屋が狭いので部屋干しすると若干臭う。
まあ、書いてみてわかったは特に面白い理由もないということです。
みなさん、雨が嫌いな人はこんな感じですよね、きっと。
でも、梅雨の時期はそんなに嫌いではありません。
何故なら、「梅干しづくり」の時期だからです。
去年から始めた「梅干しづくり」
元々小さい頃から田舎のおばあちゃんの自家製梅干しが好きで、よく食べていました。
市販の梅干しではありえないくらいの塩分量で「酸っぱい」というより「しょっぱい」が的確な表現だと思う。
4年前にばあちゃんが亡くなり、その梅干しももう食べられなくなってしまったと、
葬式から東京に帰ってきてふと思っていた頃に、親戚から「ばあちゃんのお家、取り壊すから大掃除しているんだけど梅干しいる?欲しかったら全部送るよ?」と一本の電話が。
親戚は自分を合わせて10人くらいはいるのに、誰もあの梅干しを欲しがらないことに
少しの失望感を抱きながら「いいの!?送って!」と東京まで瓶ごとで送ってもらった。
久しぶりのばあちゃんの梅干しに感動しながら、
梅たたききゅうりにしたり、焼酎ソーダ割りに入れたり、友人に食べさせてしょっぱい表情をしているのをみて楽しんでみたりなど、一通り味わった後にふと思った。
「この味って唯一無二の味なのでは。今のうちに真似しておかないとここでこの味が途絶えてしまう、、」
そんな想いで、去年から東京都内、木造アパート1kでの自家製梅干し作りが始まった。
レシピなんて、当然ばあちゃんに教わっていなかったので
YouTubeで「おばあちゃん 梅干し つくり方」とダメもとで検索してみると数件ヒット。見よう見まねで、つくりはじめ、規定の塩の量より1.8倍の塩を使ってみて「しょっぱい」の再現に挑戦。1年目にしては、結構いい感じに浸かってくれて色も綺麗にでてくれた。
作ってみてわかったのは
「意外と梅干しつくりは簡単なこと」
「自分の手が梅干しつくりに向いている手だということ。
(後から母に聞いたのだが、人によっては上手く紫蘇のピンク色が出ないことがあるらしい)」
「梅干しをつくると、その梅酢で紅生姜もつくれること(これがなかなか上手い。)
「ばあちゃんの味は塩のしょっぱさだけでは再現できない、何かがあること」
そんな感じで、梅干しをつくること、食べることにどっぷりハマった僕には、
梅雨のこの時期にも楽しみができ、意外と嫌いではなくなりました。
今年も、ばあちゃんの味に近づけるべく、とりあえず塩分量を1.5倍に減らしてみよう、と画策しています。梅干しを毎年欠かさず作ってくれて、趣味が少ない僕に楽しみを作ってくれたばあちゃんに感謝です。ありがとう。