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64歳、パリで新たなスタートをきる 33 ベルサイユ宮殿

◆ベルサイユ宮殿へGO

★ツアーを選ぶ

épisode12 ルーブル美術館 でご紹介した、マイバスを選びました。
マイバスを選んだポイントは前回記事を読んでいただくとして、決め手はルーブル美術館のツアーが良かったからです。

★現地集合 初めてのUber

今回もマイバスの事務所に集合です。前回は、家から路線バス72で行きましたが、オリンピック準備工事の関係か、Googleマップで検索してもバス72が出てきません。どうやら途中で折り返し運転しているようです。なので違う路線バスと電車を乗り継いで行こうかと思いましたが、今回初めてUberに挑戦しました。
8:20集合だったので、少し余裕を持って7:40に家を出てUberアプリを立ち上げ、目的地のマイバスを検索。2分で来れる車があったのでリクエストし、乗車位置を設定して、やってくる車のナンバープレートを探すだけ。€12.15でした。
雨も降っていたので、やっぱり便利。
マイバスで受付して、集合時間まで待機。奥様グループやカップル、一人旅、家族旅行など総勢約20人。

◆バスで移動

マイバスから少し離れた所にバスが待機しているので、そこまで歩いて行って、バスに乗り込みます。
路線バスの座席とは違い、乗り心地は良かったです。少し狭いけど。
9:30到着。1時間かからないくらい。
最近のパリの天気は読めません。雨は降らないと思ったのに降るし、半袖でいいと思ったら肌寒く、みんな長袖。私は半袖だったけど、宮殿に入るまでの我慢!

★入場

入口は、AとBがあり、団体はBなので並ばずに入場。簡単な持ち物検査とチケットの確認があります。
建物に入って、空港の保安検査のような感じで、バックは機械を通し、人間はゲートを通ります。スマホはバックに入れます。バックを持っていない人はスマホをトレイに出して通過します。

★なぜ、ここに宮殿が

バスの中でガイドさんからベルサイユ宮殿について教えてもらいました。
宮殿を建てたのは、ルイ14世。幼くして王位につき、政治はスペインから嫁いできていたお母さんと、イタリアから来た宰相が執り行っていたそうです。今のルーブル美術館が当時のお城でした。王様に圧倒的な力はなく、民衆がお城に押しかけたこともあったそうで、幼いルイ14世は、とても怖い思いをしたそうです。
当時、狩が盛んで、戦術、馬術、武術の鍛錬になるとされ、貴族の間でスポーツとして盛んになりました。
パリから遠く離れたベルサイユで狩りをして、パリに帰るには遠いので休むための建物がベルサイユに建てられていたそうです。
ルイ14世は、そこがとても気に入っていたそうです。
こうした幼い頃の経験が、パリから離れたベルサイユに王宮を建てた理由になったのかもしれません。だそうです。
そしてルイ14世は絶対王政全盛期を作り上げました。
王様の威厳を高めるための工夫をしたそうです。例えば、豪華な食事をするのを、多くの人に見せたそうです。また、朝の支度で、服の袖を通すのを、左右1人ずついたとか、ハンカチを3枚差し出して、2枚受け取るなどのルールをたくさん決めたそうです。

★そしてフランス革命

ルイ14世は、後4日で77歳というとても長生きされた王様だったそうです。当時の平均寿命が35から40歳だったのでかなりの長寿。なので次の王様は、曾孫がルイ15世として即位。この王様は女癖が悪かったそうです。また、ルイ14世が王様の威厳を高めるための様々な儀式をおろそかにしていったため、徐々に絶対王政が衰退していくのです。 

★見学について

部屋から部屋へと順番に見て行く感じです。各部屋でガイドさんの説明を聞きます。主に絵画や彫刻、その他エピソードを教えてくれますが、あまり長い時間滞在すると係りの人から注意されます。各部屋は思ったよりも狭いと感じました。ここにマリーアントワネットが寝てたのか・・・など、想像すると不思議な感じです。やはりガイドさんがいないと素通りしちゃいそうです。

王妃の寝室1
王妃の寝室2

定番の鏡の間。思ったほどではなかったのですが、当時この大きさの鏡を作る技術が貴重だったという説明を聞いて、なるほどと思いました。

鏡の間


革命の時に民衆が押し寄せて来た時、このバルコニーにマリーアントワネットが出て来て、丁寧に挨拶をしたので、暴動にはならず静かに連行されたそうです。

王妃が出て来たバルコニー

★ツアーが終わって

自由時間がありましたが、お土産売り場を少し見て、ガイドさんと合流。バス集合ですが、バスに辿り着けるか不安だったので。
バスの方へ歩いて行くと、一般入場ゲートAに並ぶ長蛇の列。さすが土曜日だからでしょうか、どれくらい待つのかな・・・ガイド無しの場合私たちだったら、並ぶ時間の方が長かったりして・・・と思いました。庭が広いので、庭を散策するのであれば並ぶ価値はありかな。
でも日陰がないので、暑い日は避けた方がいいかもです。

◆最後に

セーヌ川クルーズ、ルーブル美術館、そしてベルサイユ宮殿と観光して来ました。次回はモンサンミッシェルに行ってみたいと思っています。最後までお読みいただきありがとうございました。

épisode1 動機・退社編
épisode2 準備・出国編
épisode3 到着・始動編
épisode4 支払・apple pay編
épisode5 スマホ・Wi-Fi編
épisode6 お買い物編
épisode7 Tver編
épisode8 公共交通機関編
épisode9 フランス語編
épisode10 育児について
épisode11 セーヌ川クルーズ体験
épisode12 ルーブル美術館
épisode13 AIに触れる
épisode14 AIを使う
épisode15 孫産まれる
épisode16 フランス語講座
épisode17 新たな家族
épisode18 フランス語講座2
épisode19 パリ アレコレ
épisode20 フランス語講座3
épisode21 自力フランス語
épisode22 ちょっとした出来事
épisode23 フランス語講座4
épisode24 フランス語講座5
épisode25 育児から学ぶ(前編)
épisode26 育児から学ぶ(後編)
épisode27 フランス語講座6
épisode28 テレビを観る
épisode29 パリを駆ける
épisode30 フランス語講座7
épisode31 フランス語講座8
épisode32 フランス語講座9

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