マークソフターの種類や強度
マークソフターはデカールを柔らかくしますが、細かく言うといくつかの種類があり、マークセッターだとノリも入っていたりします。またもう一つの重要なこととして、種類によってデカールを柔らかくする力が違うということです。また、デカール自体もメーカーや厚みによって、反応の仕方が違ったりします。例えば弱いデカールに強いタイプのマークソフターを使うとデカールが溶けたりすることもあります。また最近では、マークソフターの種類自体もかなり色々なものが発売されています。
こういったいろいろな状況に対応する方法としては、複数用意しておいて種類を分けて使う、いきなり広範囲で使わない、水で薄めながら(デカールを貼ってパーツの上に水が残っている段階でその水を利用)使う、などがあります。
個人的に今使っているマークソフター
右に行くほど強くなります。
タミヤのマークフィット
名前は普通ですが実は力はかなり弱いです。平面のデカールに気休めで使ったりはしますが、基本的にはあまり出番はない気がします。
タミヤのマークフィット(ハードタイプ)
ハードタイプと言ってもクレオスよりは弱い。最近はスーパーハードというのも出たようです。
クレオスのマークソフター(旧型)
この中では一番強力。頼りになるが慎重に使わないと伸びすぎてシワになったりします。グンゼ産業時代のもので、昔一本買っただけですがずっと長持ちしています。最近は新型になったようなので、また効果が違っているかもしれません。
例えば上のバイクのタンクのデカールだと、そのまま貼って、少しタミヤのマークフィット(ハードタイプ)を使うぐらい、あともう少しなじませたければ、クレオスのマークソフター(旧型)を慎重に使う、ぐらいの感じです。
マークソフターの選択は最初は難しい面もありますが、いろいろ揃えて使い比べながら自分なりの方法を見つけるのも楽しいと思います。