見出し画像

「成功者の告白」を読んで

ある起業家のセミナーで愛読書として「成功者の告白」を勧められたので読んでみた、これが凄まじく読みやすくて心の中にスッと入ってきたので今回はこの本を共有してみる

概要
主人公:タクの起業までとその企業の盛衰を物語形式でプライベート、仕事の両面について時間軸ごとに追っていく物語。創業期、成長期、停滞期、成熟期のような感じで時間が流れていく。神崎というタクの行く末を見透かしたようなコンサルタントが最初からいるのはちょっとずるいけど私たちが起業する際にはこの本が神崎がわりになるかも??


※以降はネタバレ含む
----------------------------

子育てと企業育ての共通点:

子育てと企業育ては似ている、子供は親の関係を映し取った鏡のような存在であり、親の関係が悪いと子供は親の関係を良くしようとして病気にかかり、親子が助け合うことで家庭を維持させるというように一見偶然と思えてしまうような現象にまで及ぶようで親の関係性が知らずのうちに子供に影響を与えてしまうみたいだ。同様に、企業の成長においても、従業員という集団が企業の「親」であるリーダーたちの影響を受ける。初期段階では、企業には「母性」(支え合いと柔軟な対応、相互理解)が必要とされ、成長に伴い、企業は「父性」(意思設定や論理的思考)が求められる。企業の成功には、このように母性と父性のバランスが重要みたい

成功の過程で出会う障害はどんなに悪意に満ちていても変わるきっかけ

この本ではこのように捉えていたがこの本はあくまで物語で企業の成長を通して敏腕営業マンの失脚や顧客データの盗難といった事件をプラスに捉えることができていたが結局は結果論にしか思えないなー。その反面、このようなきっかけがないと優秀な人材の発掘やシステムの大幅アップデートがなされなかったのである程度どんな問題も(自分を守るためにも?)天からのギフトと思う気持ちは重要かもしれない。実際、結果論だろ!!とかいってもなんも動き出さないし、前向きに捉えるしかないよね。

プライベート

妻との関係について創業期は結構鼓舞してくれたのに事業がうまくいくと妻としては夫が力を持つことでの孤独感と子育てによる疲労+夫仕事忙しいで夫に不満が向いてしまう。夫についても仕事忙しいのに妻に不満向けられてイライラジレンマ。これは結構難しい問題だな〜と思う、お互いが社会的に自立していれば理想だと思うけど、、、そううまくいかんよなー
自分は結婚していなければ子供もいいないのでまだ実感は湧かないけどもし妻が社会的に超自立していて自分が主夫だったら妻に捨てられたらどう生きていけばいいんだっていう不安だったり、子供のお世話を全てしているが故に子供からの特別感は仕事であまり会えない妻に向くだろうし、子供の可愛い部分だけをいいとこ取りされる不満とかそもそもそんなに丹精込めて育てても離婚したら親権は妻に行きがちだから離婚したら何も残らんくね?って不安に駆られそう。
誰かが結婚する上で妻より幸せになっちゃだめみたいなことを言っていたけどそういうことなのかな?一番幸せになるにはお互いが挙げ合うような関係でaveを上に引っ張り上げる関係が理想なんかね。けどこの関係性が子供にも影響を与えちゃうって考えるとある程度お互いの妥協が始まって、思うようように意見を言えなくなって、子供がいるし、、、って言い訳で冷めた関係になりそうだよなー

仕事

まず転籍がタクだけってなんか可哀想よな、上司に好かれない人ってどうしてもいちゃうもんだよね、自分もあまり上の立場の人とかに好かれるタイプではないような気がするからなんとなく気持ちがわかってしまった。おそらく上から流れてきたことをうんうん言ってれば収まるんだけどできないんだよなー笑。あと敏腕営業マンのリョウはなんか最初から胡散臭いんだよなーわざわざ転籍はタクだけとか伝えてきたり、タクの上司だった大村がタクのパソコン調べてたりとかの情報を伝えてきたり、こういうなんでも首突っ込んでくるやつっているよなー、結局タクの会社にくるし、なんかどうしても純粋に自分に興味があって助けてくれているのか自分の立場だったり、成長性を見て関わろうとしてくるのかは敏感になっちゃうよなー。人間関係むずい。これからはAIの時代だし、自分を死ぬほど複製して役割与えて働かせたい笑。まぁ、全然自分でなくてもいいか、AIエージェントにそれぞれあなたは金融、あなたはマーケ、マネージャーみたいな役割与えて働かせよう!そういう研究あるしね!
あと女関係はちょっと怖いよね、自分が弱ってる時は美人局でも多分気づかんって、経営者のパターンとしては成長期で会社が順調になり始めたぐらいが一番あるパターンらしいですね、確かにその辺りが一番時間とお金があって、外の経営者との関わりを持ちたいからという名目で夜遊びを正当化しちゃいそう。しかも、会社の成長と家庭関係はシーソーっていうし、その時が家庭内の軋轢感じてるところだろうしな、そこで神崎に忠告されているにもかかわらず、手を出しちゃうタクといったらよ。

起業家、実務家、管理者の力の持ち具合と会社の成長の関係

企業におけるそれぞれの役割

  • 起業家:タク アイデアマン、翻訳サイト制作というサイトから週刊誌や新しいサービスを思いつく担当

  • 実務家:リョウ アイデアを実行に移す人、営業や行動力に長けた人

  • 管理者:サトコ 社内の事務、マネジメントの管理役

  1. 創業期:起業家のパワーで頑張る

  2. 成長期:アイデアマンの戯言を本気で受け止めるかつ、実行できるエリート実務家で件数取得

  3. 停滞期:徐々にビジネス幅が広がることで仕事量が増えて、今まで見られなかった単純なミスも起こりやすくなる

  4. 成熟期:会社のハンドルは管理者と実務家が握っており、業務のシステム化や社内改善。起業家はアイデアを創造的なアイデアを蓄積する。

この流れはなんとなくだけどわかるよね。業務をシステム化できているかできていないかは家業で収まる経営と大企業の経営の違いでもあるみたい。人が多くなるとどうしてもトップが管理できなくなるのは必然

実践的なマネジメント戦略

朝礼で社員にボールを渡してボール持っている人が順番に24時間以内に起こったことや新しいことを1分話す。これを行うことでチームに母性的な何かが生まれるみたい、経営システムなどの論理的なことはこの母性の上に構えるのが基本。誰のことも否定しないブレインストーミングができそうで思ったことを出力できそうな場を作れそうに思う。最近感じていることとしてオンライン会議での発言のしづらさ、会話が被った時先の人を優先して後になった自分の意見を言いづらい現象、これで解決可能なんかな?
あと誕生日の人に「生まれてきてありがとう。なぜなら〜」っていうのも効果的みたい。恥ずかしく感じるのは自分の存在が認められていないからだよ〜って理論はいまいちわからんけど笑


読んでくれたあなた!!いいねよろしく!!
いいねあると結構記事書くモチベになるんですよ〜〜
久しぶりにAIを使わずに文章を書いたからちょっと疲れた:)

もう夏だけど華やかな写真があったので(パシャリ)

いいなと思ったら応援しよう!