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人魚の姫であるということ

「しかしわからぬ。なぜあの娘は王子を刺さず、自ら泡となることを望んだのか。いや、愛していたがゆえに刺せなかったのか?」

「あの娘は私とは違う。ただの人魚ではありません。我らが海の王の末娘、あなたの息子が選んだ王女と同じように、彼女もまた姫だったのです。大切に大切に慈しまれて育った心に、愛する者を傷つけるという選択肢など存在するわけもありません。」


「人魚姫」って、姫じゃない人魚もいるよね。という話。そもそも海の王様である御父上とかおばあ様とかも出てくるから、性別や年齢によって姫じゃないという人(魚?)もいるだろうし。

引用元で書いてる、海の魔女と王子のパパ上小噺続きのようなもの。会話だけだけど。

下手したら海の王の娘って、王子がカン違いしてた王女様より身分は高いのではなかろうか。一国の王女と海の全てを支配していた王の娘。元々は、魔女さんがかつての人魚姫ポジションだったと仮定した場合、彼女は王家の人魚ではないよなあとふと思っての派生。王家の人魚で海の王様の姉妹とかの可能性もあるだろうけども。

というか、末娘は泡になって消えるわ、ほかの姫たちも髪の毛バッサリ持ってかれるわ、海の王様、怒り狂って王子様の国水没させないか気がかりである(そこは性根の優しい人魚姫の血縁だけに、娘の想いを汲んで敢えて何もしなかったルートも考えないではないけど)。魔女に対しては、あくまで娘たちが願いを求めた結果なので、特に何もしないかなーというイメージ。

仮に魔女が王家に連なる人魚だった場合、2回も同じことを見てきてるから、そりゃあ海の王様荒れ狂うのではなかろうか。若い頃の方が血気盛んで前回の方がやばいことになってた可能性すらあるので、他人の方がいいかなって(世界の為に?)。


たまーに(といって元の記事がもう1年近く前になりそうだけど)、つけたし付けたしして行けたらいいなと思ってはいます。


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