AIのべりすとって……いいね!って言いたいだけ
※以下の要素が含まれます
・腐向け
・受けの女体化
・キャラ崩壊
・モブキャラ(名前は未定ですが決まり次第編集します)がめっちゃ出しゃばってくる
・書きかけ(でき次第更新予定)
あとのべりすとの名前をだしておきながら、流れだけ頼ってほとんど自分で書いてしまいました。期待したひとごめんなさい。ただちょっと試したかっただけです。
ちなみに言い忘れてましたがハガレンの二次創作です。
「はぁ〜……
今日もなにもなし、かぁ」
「まだまだ辿り着くのは先になりそうだね〜」
「そうだな……。
この前も、やっと見つけたと思ったら偽物だったし」
エドワードとアルフォンスは、賢者の石らしきものがあると聞き、とある街へ向かった。
しかし、結果は偽物が出回っていただけ。
途方に暮れた2人はその街で聞いた目撃情報を確かめるため、別の街へと向かっていた。
「兄さん、大丈夫?昨日も寝てないんでしょ」
「ん……。
今のところ大丈夫だから安心しろ、アル」
エドワードはここのところ国家錬金術師としてのレポートを書くために徹夜をしており、丸2日寝ていない。
そんな兄にアルフォンスは心配していて、
エドワードのことを気遣っていた。
「ねぇ、本当に平気?」
「ああ………………っ!?」
するとその時、急に立ち止まったエドワード。
「え、どしたの?兄さん……」
「おい!あれ見ろよ!!」
そう言って指差す先には、
「やぁ。こんなところで会うとは、鋼の」
ロイの姿があった。
「大佐がどうしてここにいるんだよ!?
……っつーか、サボって大丈夫なのか?」
「サボりなどではない!これも仕事だ、仕事!」
「本当に?この前だって仕事とか言って女の子とデートしてたらしいじゃんか」
ニヤけながら茶化すエドワードに、ロイは溜息をついた。
「鋼の。それは休憩時間の話だ。あの後、すぐ戻って書類整理をしていた。おかげでちゃんと定時に帰ることができたよ」
まじめな返事にムッとしたエドワードが何か言いたげだったが、それをアルフォンスが遮る。
「あのぉ〜、大佐がここにいるってことは、何か事件があったってことですか?」
「……まぁ、そういうことだ。鋼のにも手伝ってもらいたかったが、君は寝不足らしいではないか。体調が悪いなら無理はさせられない。君たちはそのまま旅を続けたまえ」
「大丈夫だし!いいから教えろ」
「なら構わないが……」
そう言って少し躊躇うようにしていたが、ロイは事件の概要を語り始めた。
「ある国家錬金術師が失踪した。それと同時期に錬金術を使った殺人事件が増加している。恐らくは例の失踪した錬金術師の仕業だろう」
「オレたちにその話をしたってことは、もしかしたら……」
「賢者の石絡み、ってことですね」
「そうだ。一緒に行くか?」
「もちろん。な、アル!」
「うん!」
「ここが、最初の事件が起きた場所だ」
ロイに連れられてやってきたエドワードとアルフォンスは、辺りをうろつきながら錬金術の反応を調べていた。
「兄さん。見たところ、錬金術で錬成した跡があるね」
「ああ。大佐、ここで起きた事件の詳細を教えてくれ」
「わかった。被害者はライアン・マクドネル。国軍の少佐で、中央勤務だった男だ。出張でこちらに来ていた先月25日未明、ホテルへ向かっているところを何者かに襲撃され死亡した」
目撃者はいなかったが、現場には錬成陣が描かれた手袋が落ちていたり、壁や地面などを使って錬成したと思われる武器を発見したため、錬金術師の仕業だとわかったらしい。
「成程……それ以降の事件も軍人を狙った犯行、なんだな」
「ああ」
「その人は軍になにかしらの恨みがあるんですかね」
「かもな。奴は査定の結果が危うかったようだから、剥奪されるのが怖かったのやもしれん」
「……どっかの外道と同じだな」
ぽつり、とエドワードが口にしたのは、かつて救えなかった少女と、その少女の命を弄んだ錬金術師のことだった。
エドワードの言葉に、アルフォンスはハッとなる。
「!……なら、絶対に止めなきゃ……!」
「止めるとは、何を?」
「!?」
3人が声のした方を向くと、1人の男が立っていた。
「お前は……」
「あいつが例の失踪した国家錬金術師だ。2つ名は確か……」
「『ーーーの錬金術師』。
覚えておけ」
ーーーの錬金術師、と名乗った彼は錬成陣の書かれた手袋を取り出し、辺りが光に包まれる。
「!?」
眩しさに眼をつぶっていた3人。
眼をあけると、ーーーの錬金術師が錬成した巨大な鉄の塊が彼の頭上に浮いていた。
「大佐、あれは一体……!」
「なんだありゃ……あんなもんまで錬成できるのかよ……」
「その名前の通り、錬成した物の重力を操るのがあいつの能力だ。ここは私に任せろ」
ロイはそう言うと、手袋を嵌め指を擦る。
パチン!という音と共に、ーーーの錬金術師の頭上を離れ、3人に襲いかかろうとしていた鉄の塊が爆発した。
「今だ、鋼の!」
「おう!」
敵との距離を縮ませて、エドワードはパンッと手を合わせる。
近くの壁にその手をついて、武器を錬成し、構えた。
「ちょっと大人しくしてくれるかな、おじさん」
「大人しくしろ、と言われて大人しくする奴がいるか?
これが欲しかったら攻撃を止めるんだな」
そういって彼が取り出したのはーーー
「賢者の石!?」
紅く光るそれは、今まで見たものとは違いロケットペンダントの形をしていた。
「そうだ。お前らはこれを求めてきたんだろう?」
語りかけながら、2つ名の通りにエドワードたちを空中に浮かせる。
「わわっ!?」
「この辺り一帯に錬成陣を描いた。お前らが降参するまで無重力状態にしてやる」
「くそっ……!!」
ピンチ状態のエドワードたち。
しかし、ただ1人だけ、無重力でも平気なやつがいた。
「兄さん、ここは僕に任せて!」
「アル!?……そうか、お前は中身無いし平気なのか!」
「何!?」
ーーーの錬金術師と言えど、アルフォンスの中身が空だとは知らなかったようだ。
「僕の体重なんてあってもないようなものだからね!観念しろよ、おじさん!」
ーーーの錬金術師の顔面に、硬いキックが入った。
「よかった、アルがいて……」
「あはは。兄さんの役に立てて何よりだよ」
取り敢えず失踪していたーーーの錬金術師を捕らえ、事情聴取が終わり次第憲兵につき出すことにした。
「さて、何故失踪した?そして何故、賢者の石を持っている?」
「賢者の石?さぁね」
「とぼけるな!お前の持っている石を出せ!」
知らん顔をするーーーの錬金術師に、エドワードは機械鎧の方の腕を差し出す。
「石なんてないさ。ほら」
奴が出した手のひらには、先程まで握られていたペンダント状の賢者の石はなかった。
「!?なんで……」
驚愕しているエドワードの背後に影が落ちる。
「!!兄さん!」
「鋼の、後ろだ!!」
2人の声で咄嗟に後ろを振り向いたが時すでに遅し。
「兄さん!!?」
「鋼の!!」
エドワードはそのまま意識を失った。
「いさん、兄さん!!」
アルフォンスの声で、エドワードは眼を覚ました。
「……アル……?」
「兄さん!よかった〜」
「オレ、なんで……」
「兄さんの背後にいた奴が賢者の石で錬金術を使ったんだ。兄さんは寝不足だったし判断力が下がってたのを狙ったみたい。目立った外傷はなかったから、大佐があの錬金術師を憲兵に引き渡してる間に僕がここまで運んだんだよ」
「そうか……ありがと。
…………」
状況は理解できたエドワードだが、それよりも身体に違和感を感じていた。
「兄さん?どうした?」
「いや……なんでもない。ちょっとシャワー浴びてくる」
そういって脱衣場へ行き服を脱いだ……が。
「………は?」
なんと、エドワードは女になっていた。
しかも胸まで大きくなっているではないか。
「うわぁぁぁぁぁぁ!?
何が起こってるんだ!?︎オレはさっきまで確かに男だったはずなのに!!」
叫びながら、自分についてしまった豊かな胸を触る。
「それにしてもなんてデカイ乳だ……!
まるで牛じゃねーか……こんなもんぶら下げてたら肩凝ってしょうがないぜ。たしかウィンリィもこのくらいあったよな……。あいつこんな重いの持ってたのか……帰ったら労ってあげよう…………って!!」
幼なじみのことを考えて現実逃避している場合ではない。
「アルぅー!!すぐ来て!!今すぐ!!遅刻厳禁!!」
「なにさっきから騒いでどうしたの兄、さん……」
アルフォンスは絶句した。
そこにはエドワードに似た、上半身裸の胸の大きい少女がいたのだから。
「うわああああああああ!?」
「キャァァァァァァァァーッ!?」
お互い叫ぶだけ叫んでから、事実確認と状況整理を始める。
「ええと。……兄さん、だよね?」
「ああ。脱衣場行って服脱いだらこんなことになってた」
「こんなことにって……」
タンクトップとズボン姿のエドワードは、身体のラインがいつもよりも細く、柔らかい。
今は誰がどう見ても、エドワードは少女だった。
何より、大きく豊かな胸がそれを強調している。
「もしかしてオレを襲った錬金術師の仕業?」
「ないない!そんなことしたら人体錬成じゃん」
「だよなぁ〜」
あーでもない、こーでもないと議論している間に、気がつけば夜になっていた。
「兄さん、明日は僕が大佐のところ報告しにいくから、ゆっくりしてて。その格好で行くのは危ないよ」
「わかってるから、お前は安心しろ」
「安心できないんだよなぁ……」
苦笑いするアルフォンスに、エドワードは反論する。
「大体、アルは心配性なんだよ。女になろうが関係ねぇ!何かあってもオレ1人で解決してやる!」
「ならいいけど……」
翌日。
「それじゃあ、僕はもう行くから。1人で留守番しててね!絶っっ対に外に出ないでね!」
「はいはい、わかったから。いってらっさい」
アルフォンスが部屋を出て1人きりになったエドワードは、誰もいないことをいいことに、ベッドの上でごろりと寝転がった。
「暇だな〜……
アルに借りた本でも読もうかなぁ……でもなぁ……」
外に出るな、と言われて出ない訳にはいかない。
「アルには悪いけど。折角女になったんだし、女の格好しときゃバレないよね……」
トレードマークの黒いズボンをミニスカートとサイハイソックスに分けて錬成し、ついでに髪の毛を下ろす。
赤いコートは目立つうえにバレてしまうので、白いコートを羽織ることにした。
「よし、これで完璧、と……」
こうして、傍からみれば息を呑むほど美しい少女が出来上がったのだった。
外に出たエドワードは、ひとまず身体が元に戻るまでの間必要な服などを買いに向かった。
「ってもなぁ~……
錬金術でなんとかなるし、布だけ買っとけばいいか……………あ」
呟きながら街を歩いていると、丁度通りかかったところに服屋を見つけた。
ショーケースには可愛らしいワンピースが飾られている。
「オレも、ああゆうの着たら似合うのかな……
って、いやいやいやいや!!オレは元々男だし……。
………」
ぶんぶんと頭を振りつつも、やっぱり気になってしまう。
「……ちょっとだけ、見てみよう」
意を決してお店に入ると、店員はエドワードを少女と認識したようで、良さそうなものはないかと尋ねると似合いそうな服をいくつか持ってきて勧めてくれた。
「こちらはいかがでしょうか?」
「えっ、あ……ありがとう、ございます」
エドワードは内心ドキドキしながらも、あまり嫌な気持ちはしていない自分に少し戸惑う。
何点か試着して、その中から気に入ったものを買うことにした。
「結構買いすぎたかも……この身体だときついぜ……
……あとはどうしようかな……
身体が女になってから機械鎧が上手く機能してない気がするし、一旦ウィンリィんとこ行きたいけど……」
アルフォンスがしつこく言い続けた『絶対に外に出ないでね!』という言葉が脳内をよぎる。
もしバレたら女の姿でも容赦なく殴ってきそうな気がしてならない。
それに、この状況でバレずにウィンリィの所へ向かったとしても、今度はウィンリィに着せ替え人形にされるかもしれないという不安があった。
「うぅ……先が思いやられる……」
頭を抱えていたそのときだった。
「どうしましたか、お嬢さん?」
「……?」
一瞬自分にかけられているとは気付かずスルーしそうになったが、肩を叩かれたので振り向く。
「……!た……あっ」
そこにはロイがいた。
しかし、彼は目の前の少女がエドワードだと気付いていないらしい。
「いや……その、洋服買いすぎちゃって、持てなくなってしまって……」
半分本当のことだったので、バレないよう心の中で祈りながら、ロイに荷物運びをお願いすることにした。
「ここでいいのかな?」
「あっ、ありがとうございました……
えっと……」
「ロイ・マスタングだ。君は……」
「!……えっ、あぅ……」
まずい……!!
ここまで一緒にいて名前を聞かれると思っていなかったエドワードは、突然のことに慌てる。
確かエド以外で気づかれなさそうなエドワードのあだ名は……
「て、テディ、です」
「テディ、か。可愛らしい名前だね。人形のように可愛い君にぴったりだ」
手のひらに暖かく柔らかい感触が乗る。
どうやらロイがキスをしたようだった。
「!?な、な、な……!?」
「おや、こういうのをされた経験はないのかい?」
「あるわけない……でしょ!!いきなり何すんだ!!」
「ぶっ!?」
恥ずかしいのとびっくりしたのとで感情がごちゃまぜになり、思わず機械鎧の右腕で殴ってしまった。
「驚いた。君も機械鎧なんだな」
「!……いや、その、これは……」
今度こそバレたか……?!
どう言い訳しようか考えていたエドワードだったが、
「私の知り合いにも機械鎧の右腕を持った子がいるんだ。だから、隠さなくていい。何があったのか、私でよければ聞こうか」
「……………!」
先程までのチャラい雰囲気はどこへやら、真剣な表情で語るロイにエドワードは何も言えなくなってしまう。
「………えっと……」
「話したくないのなら無理に話さなくていい」
「……じ、事故で……
オ…私は家族が妹しかいないんだけど、
妹を庇おうとして……こうなったっていうか……」
とっさに出た言葉だったが、あながち間違いでもなかった。
エドワードはそのまま特定されないよう曖昧な表現にして続ける。
「……その妹さんは……」
「…………オ、いや、私が守ったお陰で助かったけれど、事故の後遺症が残って、その……」
「………そうか」
「でも今は元気だし、問題ないよ。だから心配しないで」
「本当に君は彼にそっくりだ。…私にも、君と同じ境遇にいる大切なひとがいる」
「!……あの、どういうひとなんですか……?」
恐る恐る尋ねてみる。
「一言で言えば……短気でチビ、だな」
「!だ……〜〜っっっ!!!」
危うく掴みかかりそうになったが、奇跡的に今の自分は女だったことに気付いて踏みとどまった。
「………?
……だが、優しい男でもある。敵も味方も殺さずに済む方法を選び、実行した。私には出来ないことをやってのけるなんて、流石私が見込んだだけあるな」
「へぇ………」
そんな風に思われているなんて知らなかったエドワードは、少しだけ恥ずかしくなってしまった。
「いい人だね」
「だろう?……だからもう隠さなくていいぞ、鋼の」
「!?えっえっ、いいいいつ気付いたんだ!?」
「最初は本当に気づかなかった。振り向いたときに気付いて、少し驚いてしまったよ。君の金の眼は珍しいからね」
「あっ……」
金の眼を持っているのはこの国が造られる前に滅んだ種族だと言われており、現在この眼の色を持つ人間はエドワードとアルフォンスだけである。
「隠しておけばよかったかな……」
「いや、まだまだ君の認知度は低いから大丈夫じゃないか?国家錬金術師がこんな小さな子、しかも少女だとは誰も思うまい」
「誰が豆粒ドチビかーっ!!あとオレは女じゃ……あっ……そっか……」
今は少女の姿であることをすっかり忘れていたエドワードだが、乱暴な言葉遣いになってしまったことを少し恥ずかしいと思うようになっていた。
「このまま隠し通せるといいけど……
つーか出るなって言われたのに外出しちゃったし、アルになんて言い訳しよう……」
「それなら心配ない。ホークアイ中尉と外出したことにすればいいさ。話をつけておくから、彼女と一緒に出掛けてみるのはどうかね」
「成程……つーか、アルは東方司令部に行ってる筈なんだけど。なんであんたがここに……」
「あぁ、君の様子をみていてほしいとアルフォンスに頼まれたんだ。今、彼は昨日の件で事情聴取を受けている」
「それで勤務中なのにあんなところにいたのか……
暇なんだな」
「暇ではない!これでも任務が終われば休日返上で書類整理が待っているんだぞ!!」
「へいへい」
軽口を叩きつつ、エドワードはロイの隣に立ってみる。
女性の身体になった所為か、今までよりも彼が大きくみえた。
「あんた、女の人の前ではいつもあんな感じなの?」
「そうだな……
でも、君のことを話したりはしてないから安心したまえ。君の話をすると相手が焼きもちを焼いてしまうからね」
「じゃあ今度あんたが女といる所を見つけたらまた『お父さ〜ん♡』か『パパ〜♡』って呼んでやるよ」
「それだけはやめてくれ……!」
「あらあらまあまあ!こんな可愛らしい姿になって……!
エドワードくん……よね?」
「はい……」
「話は大佐から伺っているわ。取り敢えず、身体が急激に変化したことで負担がかかっていると思うから、今日は仮眠室で休んで頂戴。明日は一緒に出掛けましょうね」
「ありがとうございます…!」
普段の振る舞いからは想像つかない リザの異常なテンションに驚いたものの、お言葉に甘えて仮眠室で休むことにした。
(続く)