新習志野からぐだぐだと管を巻く。
ひんやりとした空気がジーンズを通して伝わってくる、日曜の朝。
新習志野の駅前で、ひとりiPadのキーボードを叩いている、職業作家でも何者でもない私。
娘の英検2次試験受験のため普段あまり使うことのないこの駅に二人で降り立ったものの、その試験時間のあいだは待ちぼうけなので特にする事もなく、ここ最近遠ざかっていたnoteを書いている次第である。
が、わざわざiPadを持参していたということは、この時にnoteの一つでも久々に書いてみようかと事前に考えていた節もあり。
いやいや、iPadを持参してきたのはそればかりではなく、今度受ける次受ける・・・と微妙に先延ばしにしている資格試験の勉強をするつもりであって、note書くのを目的にしていたばかりではない。
ばかりではないのだけれども、試験勉強をせずにまずnoteを書いているあたり、我ながらあまり信用できない。
それにしても、新習志野の駅前にあるショッピングモールはどことなく寂れている感を醸し出している気がしてならない。
人がいない訳ではないけれど、なんというかテナントの店揃えというか、ガラガラの音が鳴り響くレシート抽選会の1等がお米、というところから勝手に寂しさを感じ取ってしまうという私の感受性の過敏さによるものなのかもしれない。
日本海側の地方出身者であるところの私からすると、都内近郊関東一円といえば日本を代表する大都市圏なのではないかと思っていたのだけれど、意外と寂れた街、廃れた駅前はそこかしこに存在している。駅から離れた商店街に至ってはシャッター通りに成り果てている所が少なくない。
これが、日本そのものの勢いを表しているのか、人口減少のあおりを喰っているのか、何によるものなのかはよくわからないけれど、とりあえず地方民はもう少し地元に自信を持っていいと思う。
などと管を巻いていると、今座っているところの周囲が騒がしくなってきて居辛くなってきた。最早これまで、退散!
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